- 現在お取り扱いが
できません - ほしい本に追加する
ルネッサンス 再生への挑戦 みんなのレビュー
- カルロス・ゴーン (著), 中川 治子 (訳)
- 税込価格:2,024円(18pt)
- 出版社:ダイヤモンド社
- 発行年月:2001.10
- 発送可能日:購入できません
- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
紙の本
カルロスゴーンと自分との違い
2003/07/15 17:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ひーちゃんのパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事帰りに地下鉄の中で、この本を読みながら「ゴーンと自分とはどこが違うのだろう」と考えていた。
それにしても今の自分とほぼ同じ30歳で、700人を率いる工場の長に抜擢されるのは、彼がいくら白眉であるとはいえ普通ではない。
そこで、もし自分が彼の立場になったら、と考えたが、恐らくプレッシャーに押しつぶされてしまうだろう。
ああ、彼は人並み外れた「ストレス耐性」の持ち主なのだな、と、生来持っている能力を羨みながら読み進んでいった。
(もちろん、リーダーシップ、決断力、どれを取っても素晴らしい能力が彼に備わっているのは言うまでもない)
彼の前には絶えず切り開くべき難所が待ち構えている。それらを前にしたとき、彼はどうしたか。
引用させていただくが、「みずから高い目標を掲げ、自分で自分にプレッシャーをかけて働いているからだ。確信を持って断言するが、他人からプレッシャーをかけられたときよりも、自分で自分を駆り立てるときのほうが、ひとは遥かに大きなことをやってのける。」
そうか、彼は自分で自分にプレッシャーをかけていたのだ。押しつぶされるのではなく、プレッシャーを持ち上げる?のか。受動的ではなく、能動的。
ゴーンと自分との最大の違いは、「プレッシャー」に直面したとき、それをどう思うか、だった。これなら今からでも始められる。ストレスは、自分が与えればコントロールできるじゃないか。
この本は彼の伝記でも回顧録でもなく、現在進行形で進んでいるシナリオなしのドキュメンタリーである。だからこそ、「前を向いて進んでいる」気持ちが伝わってくる。少々後ろ向きになりがちな、子供を抱えた中間管理職の方々(あ、俺か)是非一読ください。
紙の本
話題の人の半世紀
2002/03/04 18:03
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:もえ - この投稿者のレビュー一覧を見る
話題の人の本だけに非常に楽しみにしてました。半生記なので、ストーリーとしては完結していないだけに、ちょっと物足りなさを感じますが、著者の強い意志を感じいりました。周りから見るとすごくスーパースターのように見えて、順風満帆な人生を送ってきたように見えるのですが、自分の持つ才能ゆえ(?)なのか、周りからの期待に翻弄されているようにも思えました。日産の後、どうなるかわかりませんが、今度の動向も楽しみになります。読み終えて、ニュース画面で見ている著者がちょっと身近に感じられる、そして親しみを少し持てるそんな本です。
紙の本
有言実行の男、その半生を語る
2002/02/21 01:32
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ダグ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この男、ミシュラン、ルノー、日産と、いずれも要職について、若くして輝かしい実績を残してきている。特に日産では、途中経過ながらも着実なリバイバルプランの進捗をみせており、同社を本当に立て直せる人材がいるとすれば、彼しかいなかったのではないかと思えてしまう。
結果を出してきている男の自叙伝とはいえ、自慢気に書かれた部分も多く、読む人によってはその内容がいささか鼻につくかもしれない。ただ、企業再生には何をすべきかを知る意味では内容はひじょうに興味深いし、また元気づけられもする。
あまり期待せずに読んだけど、正直いって、ウェルチの『わが経営』より面白かったなあ。日産のエピソード等が身近に感じられたからかな。
紙の本
買ってもよい
2002/01/01 23:37
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:評判の本の評判 - この投稿者のレビュー一覧を見る
日産自動車の経営を立て直したゴーン氏が、自分自身の半生と、ビジネスや人材に対する基本的な考え方を紹介した本。
コストキラーの異名を持つ著者が、古い体質を持つ社員や外注先を“ゴーン”とぶん殴って短期的に業績を押しあげたのかと思っていたが、日産回復の理由はどうもそれだけではないようである。
リバイバルプランはコンサルタントに依頼せずに社内で作った。経営陣も塙義一の選んだメンバーでスタートした。人間の入れ替えでなく、意識の変革で組織に新しい命を吹き込んだ手腕に学ぶところは多いと思う。
経営者にお勧め。