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Vシリーズ7。コレ、すっきり解決しました!(自分の中で)6とか3とか7とか…数字が出てくるのがなんとも…。
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「だから、だから、という理由で人はどんどん堕ちていく。人でなくなっていくのです」
感情を露にする紅子さんがなんだか新鮮でした。
紅子さんは特別好きなキャラじゃなかったけど、コレを読んでちょっとだけ好感度アップ。
へっくんが出てこない…!
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Vシリーズ七作目、再読。短編集「地球儀のスライス」or漫画版「黒猫の三角」に掲載されている「気さくなお人形19歳」を読んでないと練無が招待された背景が分からない。
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森博嗣「Vシリーズ」第7弾。短編集「地球儀のスライス」を読んでたから練無が招待された訳がわかった。この人の本はいろんな話が繋がってて面白い。
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Vシリーズ第7弾。
山中深くに宮殿のごとく築かれた土井超音波研究所。署長の土井をはじめ6人の科学者が超音波の研究をしている。テレビ局のスタッフも招待されたこの研究所のパーティに紅子となぜか練無も招待された。ところが、この研究所に続く唯一の橋が爆破され、陸の孤島となった研究所内で死体が発見され・・・。
またしてもクローズドサークル内で起こった事件。どういうわけだか、招待されていない保呂草や紫子、祖父江七夏も集ってしまう。
このシリーズは、いつも導入部が冗長で(それが好きな方もいると思うが)、なかなか物語の世界に入り込んでいけないのだけど、この作品は、最初からぐっとひきこまれ、最後まで緊張感を持って読み進めた。ここまでのシリーズ内で一番面白かったかも。
途中、閉所恐怖症の人には冷や汗モンの場面があること、今回のロジックは数学や科学以外の素養も必要であることは記しておく。
また冒頭、練無と資産家・纐纈氏との関係についての話は、短編集『地球儀のスライス』の中の『気さくなお人形、19歳』を参照されたし。
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森博嗣は科学者、研究所で書くと凄い衝撃的なものが出来るね。
途中で自身の遺体を切断する事を許容する心理を一般の読者は理解できるのだろうかとおもった。
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今度は陸の孤島で殺人事件!?
とある科学研究所のパーティに招かれた紅子と練無、運転手と好奇心で同乗しただけだったはずの保呂草と紫子さん。
そして奇妙な殺人事件が現れる。種が分かればなんて事は無いのに、謎はめくるめいて不安と恐怖の影を落とす。
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面白かった。
次の作品を関係がある。
超音波研究所で起こった殺人事件の話。
紅子の頭のよさが際立つ。
TV局員とともに保呂草と紫子が研究所にくる。
死体は火葬。
ファラディはもともと死んでいた。
土井博士の死体はファラディ。
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前回読んだ「恋恋蓮歩の演習」よりもかなり面白かった。
物語の設定は、ちょっとやりすぎなくらい「作り物であること」を前提とした、テンプレート通りのご都合主義。
とはいえ、そこをスルーすれば読みやすい。
語られる殺人事件自体はアンフェアかな?と思ったけど、首切り及び手首切りの動機については感心した。
なるほど、こういう状況であれば、それをする必然性もあるかな、と。
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今作は「研究者」と言うものにスポットが当てられているようで、研究者である紅子が今までの作品と比べると確固としてメインに据えられている感じがしました。
ふむふむと思いながら今作も面白楽しく読めたので満足です。
トリックについては、と言うよりも伏線が綺麗に織り込まれていたのが気持ち良かったです。
また、いろんなものにいろんなことが隠れているので、それらに気付くのも毎回楽しいです。
紅子と七夏の微妙で複雑な心境も苦々しくっていいですね。
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Vシリーズ。推理というより、シリーズのファンを楽しませようと書いた感じ。トリックと犯人パターンもどこかで見たような(笑)登場人物の関係に新しい展開がない代わりに軽く、気楽に読める。練無と紫子の掛け合い漫才、紅子と七夏の嫉妬合戦、そう言えば保呂草の影が薄かったかなぁ~
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2010/2/5読了
無関係の人間が事件に巻き込まれ、命を奪われそうになったことに
紅子が怒る。もっともなこと。
理由があれば、殺人はいいのか、と問われれば、簡単には答えられないけど。誰も裁いてくれないならば、白日のもとに誰かの悪行をさらす必要があるのであれば必要か。
(でも、誰かは見ている、それが犯罪の抑止力になればいいな、というのは単純すぎるかな)
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「大切だからって、いったい何なのでしょうか?大切なものって、何が大切なのですか?大切に思うことが大切なのかしら?それとも、大切だと教えることが大切なの?私の申し上げていることがわかりますか?」
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これは久しぶりに「綺麗な思考」。
舞台装置が若干装飾過多でもたつきがちなのがマイナス。
第一部作と系統が似ている印象。
しかし相変わらずあの警部はいい加減だな!
良い大人なんだから俺はどうでもいいとか言ってる場合じゃないですよ、その辺は主体性と責任を伴っての行動をお願いしたい、と違うところでヒートアップ。
ああ、この三角関係は本当に悪趣味だ。
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Vシリーズ第七弾。
山奥の超音波研究所で開かれたパーティー。
いつものメンバーが、いつもながら巻き込まれ、
いつになくピンチにさらされる(^ ^;
謎と仕掛けがいっぱいの研究所で繰り広げられる
「心理戦」「頭脳戦」は白眉。
森氏の作品の大きな特長は「天才と金持ち」だ、
と断言できるような気がしてくる。
でもそこに、単純ではないがスケールの小さい
「三角関係」が絡んで、話のリアル感を増す。
祖父江刑事がいい味出してる。