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[ 内容 ]
アメリカを襲った未曾有の同時多発テロは、世界の安全保障の構造を根底から覆すことになった。
私たちの生活の基本である安全のコストは、とてつもなく高いものになりつつある。
整備された情報機関すら持てない日本は、この不条理な戦争を勝ち抜いて一国の独立を維持できるのだろうか。
定まらない日本の安全保障政策を検証し、市民の安全と国土防衛に関する素朴な疑問に答える。
[ 目次 ]
序章 日本はなぜ「決定不能」な国か
第1章 テロに耐える国土の条件
第2章 核軍備をめぐる世界の現実
第3章 日本の防衛力はどこまで有効か
第4章 アメリカのミサイル戦略を検証する
第5章 総合安全保障の未来
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[ 参考となる書評 ]
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日本は内閣が外国の大臣から、靖国神社に参拝するな、と厳命されて首相が日取りを変えるようでは、ナショナル・アイデンティティなんてない。
中国は近代軍をもてない。近代的海軍設備には、上から下まで高度のシステム思考が求められる。そんな中国がどうして国連安保理とアメリカに拒否権を発動できるのか?それは核兵器を持っているから。
西洋でも東洋でも農耕文明が発達したところでは、毒矢は戦争に使用されなくなる。
イスラエルでは職業軍人は高級スタッフになれなかった場合には自営業になることが多いから減益のときからそのつもりで軍事以外の勉強もしている。
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新しい戦争に日本が付いて行けるか?という題だがこの本の第1版の出版が2001年と古く、ちょうど同時多発テロの起こった年に書かれたものであるため、いささか時代錯誤の感がる。