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みんなのレビュー19件

みんなの評価4.0

評価内訳

16 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

世界は美しい

2002/07/31 01:15

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:壱子 - この投稿者のレビュー一覧を見る

保坂和志といえば猫と、金井美恵子さんにも通づる息の長い文節が特徴としてあげられるけれど、この一冊は保坂和志という人がその小説に何を託しているのかが窺い知れる作品である、と私は感じた。
 特に事件が起きるわけでもなく、どんでん返しがあるわけでもないけれど、静かに、だんだんと自分がこの本の中の一員であることを知る。それはこの本が私たちのいる「ここ」について描いているからにほかならない。
 本を読むときに私は表紙につられて選ぶことが(ときに)あるけれど、この作品はそれで成功した例でもある。
 夕暮れの、一日のお終いが引き伸ばされていく一瞬。自分の輪郭さえ曖昧な瞬間。
 「残響」「コーリング」と二つの中篇で構成されてはいるけれど、その二つは対となって非常に良く似てもいる。どちらも別々の場所にいる、殆どつながりを持たぬ数人の「思い」を描いている。彼等の思考の流れの中を私たちは漂い、そうすることで自分自身の形を知る。
 私たちは離れ離れでも、ときにそれぞれの声は響きあい、重なりあって、1つの音楽を奏でることも有るのだ。きっとこんな風景のなかで。
 
 

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2006/07/04 03:02

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2009/01/07 16:08

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