紙の本
二人でお金の話をしたことありますか?
2002/07/08 22:24
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投稿者:後藤 達也 - この投稿者のレビュー一覧を見る
■これから結婚しよう、という方で、今までにお金のことを話してこなかったカップルには、お薦めします。特に結婚前のカップルは、ぜひ一度読んでみてほしいと思います。
■結婚した人によくあるケースとしては、給料は一度奥様に全部渡してから、こづかいを毎月3万円もらう。3年くらいすると住宅ローンを組んで、後は30年間ローン返済。
これも悪くはないけど、この本では、もっとお金との楽しい付き合い方のヒントを提供してくれます。
■ポイントは、以下の3つです。
・二人の価値やお金を持つ目的を共有する
・お金の使い方を見直すことで、投資のお金を貯め始める
・退職金、安心、夢と目的別に投資の種類を考えて運用する
■運用の中心は、投資信託となっています。
■最後の方には、カップルがお金に関してやってしまう十の間違い、となっており、かなり耳の痛い話がのっています。すでに間違えてしまったこともあるとは思いますが、知らずに一生暮らすよりは、救われるかな…。
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かしこいカップルが最後に笑う ― 2人で4倍豊かになる9ステップ
デヴィッド・バック
翔泳社(2001-12-19)
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カップルで金融リテラシーをつけるための本。2001年。お互いの財務状況を把握することから始まる。この時点でNGのカップルも大いに違いない。状況把握した後は、自分たちの価値観と将来の目標を確認し、それに向かって資産を運用していくことが大切と説く。価値観の把握での注意点は、仕事、家庭、健康などは独立した事象ではなく、リンクしたものであるため、どちらが大事という判断をしてはならない。本書の中ではバリューサークルと表現している。また、自己実現のためには、なりたい姿、そのための行動、そのための材料の順番に思い描くことが大切であり、まずは材料を手に入れる、つまり消費しようとすることはやってはいけないことである。また、財の使い方に関し、毎日のスターバックスでの支出など、ルーティン化している消費行動にも注意を払う必要がある。本書は2001年の発行とやや古く、また、アメリカの税制を解説する場面があり日本の環境に完全にはマッチするものではないが、結婚している家族には十分に参考になるものである。
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カップルでお金のことを考えましょうという本は珍しいですね。
まず自分たちにとって一番大切な価値観や夢や目標をハッキリさせて、
それを実現する為のお金を手に入れる努力をすることが大事。
どんな決断も自分の人生にとって一番大切な価値観に基づいてすべし。
ものを手に入れることよりも、自分の価値観を理解してそれに即した人生を送ることのほうがずっと大切。
自分にとって一番大切だと思う五つの価値観を見極めてそれに基づいて自分の人生を設計すること。
(自分にとってのバリュー・サークルを作る)
こどもにお金のことを教えないのは間違い
こどもにお金のことを教えるのは財務のプロでなくともできる
自分がどうやって引退資金を貯めているのか、そしてなぜそのやり方をしているのか
を話してあげるだけもいい
肝心なことは、家族の資産計画を立てるときにはこどもを参加させなければならない。
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・7日間の財務チャレンジ
-明日から7日間、二人があらゆる出費を記録する。それだけで自分のお金の使い方が自覚できる。
・すべてのタマゴを一つのかごに入れてはいけない
-退職金のカゴ
まず自分に支払いをすること。自分が稼いだすべてのお金の中から一定の割合を取り分けて、
何よりもまず将来に備える為に退職資金のための金融商品に投資することからはじめる
-安心のカゴ
現金の貯えを持つ(最低でも3ヶ月分の支出、~24ヶ月分!?)
遺言書
自分に依存する人の為の生命保険(所得補償保険)
-夢のカゴ
夢のワークシート:
大事な夢を5つ挙げる
→具体的に測定可能な夢
→48時間以内に、夢への実現に向けて何が出来るかを考える
→だれと分かち合うか
→どんな価値観の実現が出来るのか
→費用はいくらかかるのか
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仕組みを作るのが大事だって、これは家計についてももちろん同じこと。
夫婦で話し合うのが一番大事で、その為のヒントとなる本。
もう8年くらい前に読んで、内容をほとんど覚えてない・・・。
もう一度目を通します。
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2000年頃のアメリカの本なので、かなり差し引いて考えた方がよい部分もある。
根本的には参考にできると思う。
これをベースにパートナーと話していければいいかなと思った。
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夫婦共同作業による資産運用の術を教えてくれる本です。
結婚して改めて読み直しましたが、やはり良い本でした。
人生で実現したい夢を達成するには、常に資産状況を把握しておくことが、大切だと当たり前ながら実感させられました。
相方にもぜひ読んでもらおうと思っています。
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ファイナンシャル・アドバイザーとして個人向け投資顧問会社を経営し、カリフォルニア大学バークレー校で年金プランのクラスを受け持つ著者が、その経験をもとに豊かに生きるための9ステップを紹介。「今は女性が働くことが前提になっているので、収入源が2つになり、どの家庭もお金の管理が多少おろそかになっていると思います。そこに目を向け、カップルで最終的なゴールを決めてお金を貯めていこうという、資産運用のノウハウを書いた本です」。毎日のコーヒーなど、ちょっとした贅沢に費やすお金をこの本では“ラテ・マネー”と呼んでいる。そのラテ・マネーを貯めたら、始める年齢によっては1億円にまでなってしまうということに驚かされる。「自分がどれだけ意識的に投資に取り組んでいるのかが分かり、実際にその計算式も書かれているのが面白いですね。現代社会はだらだらお金を遣わせるようにできているんです。それに惑わされないできちんとパートナーと一緒にお金を貯めていくためのアクションプログラムなので、豊かな人生を送りたいと考える人は必読です」。
【レビュー】
p24
もしいまあなたが多額の借金を抱えてその日暮らしをしているとしても、私は何千人もの人々の財務指導をみずから行なった経験から、自体は改善しうるし、実際そうなると断言できる。
p31
これまでの十年間、多くのカップルンのためにフィナンシャル・アドバイザーを務めてきた経験からいえば、ジョンとルーシーのようなカップル、つまり二人の将来について現実的な計画をまるで立てずに人生を過ごしてきたカップルは、本当に多い。将来について話し合ったことすらないというカップルもいる。自分のしたいことを相手がわかってくれている(そして賛成してくれている)と、お互い思い込んでいるだけなのだ。こういう場合、行く手には必ず大きな不幸が待ち受けている。
p38
p56
部屋中がしーんと静まりかえってしまったので、言い方を変えて質問を繰り返した。「では、お金があるおかげで実現できるあなたの価値観とは何ですか?」
ほとんど全員が、ぽかんと私を見上げていた。「オーケー、それじゃちょっとしたヒントをさしあげましょう」。私はプロジェクターで価値観の一覧表を映し出した。そこには「自由」「幸福」「愛情」「健康」といった言葉が並んでいる。
「これは価値観の一例です。そこで、みなさんがどんな価値観を思いつくか、実際にやってみましょう。自分の人生を振り替えってみてください。あなたにとって一番大切な価値観は何ですか? あなたが人生に求めるものは、何ですか?」
p59
「それじゃ、別な視点で考えてみましょう。価値観について考える代わりに、今度は何がほしいかを考えてみてください。お金があれば買うことができるもので、欲しいものを挙げてみてください。」
p61
正しいことをすつために「自分を動機付ける」必要もない。自分の価値観の力が、正しい方向へ引っ張って行ってくれるのだ。ものはそれがどんなに素晴らしくても。意義のある方向私たちを導いてはくれない。その力をもつのは価値観だけなのだ。
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お金の貯蓄、運用方法についてカップルを題材に書かれた本。
わかりやすい例をもとに、経済をいまいちわかっていない自分でも理解できる内容だった。
ただ、発行日と国の違いに注意。
リーマンショック以前であること、夫婦の仕事キャリア、などなんとなくズレを感じる。
でも、楽しみつつ学べるいい本。
ラテマネーが一番印象的。
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私がお金に関する事を学ぼうと思ったきっかけを与えてくれた本。
これを買って読み始めた時のワクワク感はいまでも忘れない。
何も知らなかった私には衝撃的で、わかりやすかったです。
たまに読み返したい一冊。
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こちらは生活全般に渡ってだけど、やっぱり投資系が多い?投資信託、短期むけではMMF?ただリーマンショック以前の本てことで全体的に景気が良い話が多い。
あと、婚前契約はちゃんとしろとかお金に関する責任をはっきりさせろとか、二人以外のことにも生き甲斐を持てとかマネーコーチをたよれとか割りと面白かった。
投資以外の分野に関してはなんか先入観もって読んでるためかちょっと斜めにしか読めないんだよなちょっと反省。
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お金の勉強をするキッカケになる本としてオススメ☆
参考になることが多く、時代が違っても根本的な部分は同じだと思うので、読むだけでなく実行していく事もすすめます。
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●2人の大切な価値観を知る
・ある年齢に達して、これまで手に入れてきた色々なものを考え、これだけの時間と労力を費やして手に入れたものが、実は自分を幸せにしていないということにはたと気づく(Be→Do→Haveという順番であるべきが、Have→Do→Beという順番になってしまっているから)
・夫婦のバリューサイクルを作る(5つの大切なBeの価値観p81)
●2人で一緒に計画する
・一緒に計画をしなければ、一緒に失敗の計画をするようなこと(目標設定の際、「助けてくれる人を列挙する」「目標達成のための費用を弾き出す」がポイント)
・資産状況の把握(資産原則の3原則「スタートを知る」「ゴールを定める」「進捗状態をモニタリングする」。12個のファイルフォルダーに分ける「税金」「退職資金」「社会保険」「投資口座」「預貯金」「家に関する計算書」「クレジットカードの借金」「その他の債務」「保険」「遺言」「子供に関する計算書」「最後に笑うための資産一覧表」)
●2人のラテ・マネーの計算
・いつもと同じように出費し、1週間の出費を計算する
●退職金のカゴを作る
・所得控除になる商品に積み立てる(収入の15~20%を貯蓄へor100-(自分の年齢)が株式の資産運用に向ける割合。日本版401K、個人年金)
・自分の会社に投資するか否か。しっかりと投資家キットを分析すべき。
●安心のカゴを作る
・現金の蓄えをとっておく(2人で暮らせる3~24か月)
・自分が死んだら財産はどうするか、遺言を残しておく
・生命保険に入る(年間必要経費の6~20倍)
・60才を超えたら、介護保険を試す
●夢のカゴを作る
・投資信託を活用する(税引き後の3%を当てる。少額から簡単に始められ、簡単にモニターでき、自由に換金できる。
・2年以内の短期はMMF。流動亭で安全な短期の国債、地方債、社債などの投資信託。平均年利回り0.07~0.1%で、少額から開始可能。購入手数料も0。
・2~4年の中期は公社債投資信託。あるいは、中でもバランス型ファンド。資金の6割程度を株式、残りを債券で運用しており、株式投資信託よりもリスクが少ない。平均年利回り0.5~1%。デメリットとしては、3か月ごとなどの満期のタイミングしか解約できない。
・4年~10年の長期はインデックス・ファンド(日本ではTOPIXインデックスファンド、日経225インデックスファンド、ETFが普通)。課税の対象となるような取引が滅多になく、歴史の過去20年において、たいていのファンドよりも高い成績を上げている。ただ、リスクが高い(ETFは比較的低い)。
・ある程度資金が貯まったら、4~10種類程度の異なる投資信託を組み合わせる。銀行の投資信託はリスクの比較的低い投資信託が多いので、初心者向き。
・10年以上の超長期は変額年金。引出しの際の税金は収益部分にのみ課税で、毎年の課税はない。ただ、10年以内に解約すると、解約手数料が10%程度と、保険会社の倒産リスクもある。
・個別株式のるいとう(毎月一定額購入する方法)
●よくやる間違い
・住宅ローンは短く
・大学教育の準備を早���に始めない。(最悪奨学金もある。)
・子供にお金のことを教えること。
・リッチな人はマネーコーチを雇う(選ぶポイントは、紹介、経歴を調べる、アドバイザーの方針を聞く、準備をしていく、
●9週間で収入を1割上げる方法
・転職活動をし、上司に交渉する。
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お金の使い方の本
カップル向けになっているがあまり関係ない。
アメリカドルで書かれているので、いまいち金額が把握しずらい。
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