紙の本
やっぱり世界は美しい!
2002/07/17 16:21
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投稿者:ヤーサン - この投稿者のレビュー一覧を見る
今回も良かったですよ。『キノの旅 the Beautiful World』もうはまりまくってます。特に第四話と第五話の『英雄達の国』が良かったです。果たしてキノは、罪悪感を感じているのでしょうか? 第四話だけを読むだけでは分かりません。絶対に第四話と第五話は続けて読むべきだと思います。
そうだ今回面白かったので『あとがき』ならぬ『おとがそ』が面白かったですねぇ……なんて言うか…本当にありそうで、少し笑えてしまいました。『これも作品じゃないの?』ってくらい私は面白いと思いました。
次の巻が出るのも楽しみです。
紙の本
自分の内面を見直そう
2002/04/08 17:00
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投稿者:アキ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この作品は一言であらすじを言えば『キノとエルメス(自動二輪車)の旅』なのですが、実際にはそれだけの簡単な話ではありません。この二人が旅をするのは人ならば一度は考えるような、“人を殺すことが罪ではない国”の様な場所です。そしてそんな国の中に暮らす人々や、なぜその様な国なのかが描かれています。忘れてはいけないのが、この作品の言っている事は一つの可能性事象であるということです。その様な立場に立ったとき自分ならどう行動するかを考えながら読むと、より面白いと思います。
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「英雄達の国」(切ない切ない切ない)「のどかな国」(他人事認識の恐ろしさ)「用心棒」(世の中やっぱり金なんですか)それと「夕日の中で」。
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ライトノベルとして括ってますが純粋に物語またはノベルとして読めるのではないかと。自分が今読んでいるところまでは少なくともそう感じています。他のスタックが多くてまだ続きが読めてませんが;;(2005/4/28)
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「人を殺すことができる国」
こんなシステムが本当にうまく機能するなら、治安は良いでしょうけどね。
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1つの物語は短いんですけど、一話一話ストーリーが凄く面白くて、楽しく読める小説でした。モトラドのエルメスがお気に入りです。
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旅人キノとモトラドのエルメスが訪れた国々、そこに住まう人々の姿を描いた物語。シュールで、どこか怖くて、でもほのぼのするお話です。
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これも表紙が気に入った作品。
「人を殺すことができる国」がとても印象に残りました。
あとフルートの初使用の場面などお気に入りです。
キノカッコイイ。
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この巻から友達に借りるようになりました。借りたのもいつのことやら・・・・。オススメは、自分で決めてください(ヲィ
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『美しいと思うから、美しいと思う』 「人を殺すことができる国」が好きです。でも印象に残ったのは「英雄達の国」と「予言の国」、「用心棒」、「病気の国」の話かも。旅をして、生き残る上で何よりも一番重要なことは、下手に正義感だとか、倫理観だとか、道徳観だとかを
持たず、自分の身の安全だけを考え、そして護る事だとしみじみ思いました。でないと、生きていけない世界ですよね。それでも美しいと思えるから何よりも不思議。
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旅人キノと、二輪車エルメスの旅の御話。
―収録作品―
*プロローグ 「夕日の中で・b−Will・b−」 …狂っているのだろうか? *「あの時のこと−Blue Rose−」 …そうだ。いいこと考えた。 *「人を殺すことができる国−Jungle's Rule−」 …法律で“殺人”が禁止されていないんだ。 *「店の話−For Sale−」 …お客さんが来たのは、昼の少し前だった。 *「英雄達の国−No Hero−」 …――さよならキノ *「英雄達の国−Seven Heroes−」 …痛い目に遭えばイヤでも…… *「のどかな国−Jog Trot−」 …それも、いいかもしれませんね *「予言の国−We NO the Future.−」 …確実です。絶対です。不可避です *「用心棒−Stand-bys−」 …それでも、あなた達を命がけで守るのが、私達の仕事ですよ *「塩の平原の話−Family Business−」 …それなら、このまま逃げてしまおう *「病気の国−For You−」 …わたしには会いたい人がいるんです。 *エピローグ 「夕日の中で・a−Will・a−」 …空は狂ったように色を変える。
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キノの旅シリーズでいちばん好きな巻です。月をバックにした表紙が綺麗過ぎます。本文も、脆くて儚げな世界が広がっていて、その世界をやっぱり脆くて儚くて、少しだけ寂しいキノが行きます。
言葉では言い表せない世界なので、一度読んでみたらいかがでしょう。
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言葉をしゃべる二輪車「エルメス」に乗って旅をするキノと、旅先に立ち寄った国や人の話が書かれた短編小説。
シリーズ5巻になるが、1巻から順番に話が進んでいるわけではなく、読んでいくうちに「この話はさっきの話の前の話だ」などと考えながら読むのも楽しい。ひとつの国に3日間滞在すると決めて旅を続けるキノは、その国や人々と適度な距離を保って、冷静に見ている感じがする。自分のやり方を相手に強要することなく、また相手のやり方を強要されることなく、常に自分のペースであるキノはなんだか一本筋が通っていてかっこいいと思う。
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シュールかつシニカルなこのお話。でも今回はいつもに比べるとそうでもなかったかな?と思いました。ってゆーか慣れたからかな。「人を殺すことができる国」はホントそうだなーって思った。倫理とかの教科書にでも載ってそうなお話w
「予言の国」はなんだかノストラダムス思い出した。
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キノは自分大絶賛!!
何処から読んでも良いというおもしろさ!
加えてキノの強さ!!
「キノ」についての真実!!
そして何より、後書きがこんなに面白い著者は他にはいない!!