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S&Mシリーズが終了してから出された短編集になりますが、短編には萌絵ちゃんと犀川先生が出てくるものもあるので、ファンには嬉しいですね。
また、この本には、続くVシリーズの主要人物が出てくる短編も収録されています。
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短編集。S&Mシリーズの短編はどうも狙いすぎでいまいち好みではなかったのですが『石塔の屋根飾り』はオチが良かった。素敵。
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森博嗣の短編集。オリジナルの作品もあるが、S&Mシリーズの登場人物が出て来る作品と、Vシリーズの登場人物が出て来る作品もあって、とても読みやすい。個人的には「小鳥の恩返し」の曖昧なファンタジーっぷりと、「石塔の屋根飾り」のエンディングのオチへ行くまでのコミカルな話の流れと「僕は秋子に借りがある」の、いかにも大学生が主人公だと思わせるモラトリアムな匂いが好きだなー、と思っていたら、巻末で解説をしていた冨樫義博(あの人だよね?マンガ家の人だよね?)とオススメ短編がまったく一緒だったことにびっくり。同時にほくそえんでしまった。
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「黒窓の会」。西之園萌絵を囲んで開かれるその秘密の勉強会にゲストとして招かれた犀川創平は、古い写真にまつわるミステリィを披露した。屋根飾りと本体が別々になった奇妙な石塔は、何のために作られたのだろうか。S&Mシリーズ二編を含む、趣向を凝らした十作を収録。『まどろみ消去』に続く第二短編集。
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あのS&Mシリーズも入った短編集。一気に読んでしまった。読みやすいです。ただミステリモノという意味では鮮やかなのは、そのシリーズもの2本。あとはあえてちょっとテイスト変えてますね。好みじゃないのかな?
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気さくなお人形、19歳が特におすすめ。マン島の蒸気鉄道は作者の鉄道好きが発揮された話だろう。が、一番のおすすめは「僕は秋子に借りがある」。
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『まどろみ消去』より安定した好品質短編集。ただ、僕はもっと無茶なものが読みたいと思わなくもない。贅沢?おススメは『石塔の屋根飾り』【所蔵】
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手放しで面白いっ!て言うんじゃ無くて、気持ち良い。直接的瞬間的にハッとすることが多いし。
森作品は想像力(?)の弱い人でも大丈夫な気がする。淡々としているのが強みって感じだし、余裕で一日二冊いけそうなところがとてもいい。
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「気さくなお人形、19歳」が他作品とリンクしているので、読んで損はない短編集。犀川&萌絵に飢えてしまってしょうがなくて、そのお話だけ何度も読んでしまったり(笑)
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2006年9月読了短編集です。まどろみ消去に続いて、」こちらも読みました。オススメは最後に収録されている解説のとおりです。一番最後のお話が一番心に残りました。こうやって、謝る機会を作ったんだな。
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『まどろみ消去』より好み。
わたしは精神世界みたいのはどうも理解できなくて、『まどろみ〜』には何が言いたいのか分からない作品もあった。
でもこの『地球儀のスライス』は分かり易い。
好きな作品を挙げようと思ったけど、どれも好きで挙げきれない。
独特の間とか、読後感とか、ドキドキしながら読み進める感じとか、うん、好きだ〜
VシリーズやS&Mシリーズみたいに1作品に1つの謎って訳じゃなくて、11作品全部が不思議で面白い。お得♪
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森氏の短編集の中では最高傑作だと思います。
僕に似た人、石塔の屋根飾り、河童、僕は秋子に借りがある、の四編が好き。
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この短篇集は二度読むと尚面白いかな、と思います。「なんとなぁく分かる気がする」感が文系人間には魅力的。長編での硬質な論理も好きですが。『僕は秋子に借りがある』は切ない気分にさせてくれるお気に入りの作品。この短篇集中のS&Mシリーズ、実は三篇・・・だよね?
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森博嗣があまりに多様な文章を書くので感動した。そして話自体もミステリーチックなものから、純文学なもの、シリーズの番外編など私的には美味しすぎた一冊でした。
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森博嗣のいろんな面が見れる作品。人気のS&Mシリーズも2編含まれた10編の短編集。
解説が漫画家の冨樫義博で、つながりがおもしろかった。