紙の本
「学ぶ」って何だろう
2002/10/14 14:27
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投稿者:由良 - この投稿者のレビュー一覧を見る
親友のタカチを助けようとして突然魔法力に目覚めた瑛蘭。この世界では魔法力を持つものは,隔離されることになっている。何の知識もなく魔法学校に転校させられてしまう。卒業できないとどんな未来が待っているか分からない。不安と恐ろしさの中で瑛蘭は「じょうだんじゃねえよ」と思いつつ,自立していくという物語。しかし,瑛蘭の力って…。
まあ,とにかく瑛蘭のグダグダ,タラタラ文句たれまくりの前半。うわあ,好きになれないーと思っても頑張って読みましょう。瑛蘭はどんどん成長しますから。ある意味,「学ぶ」って何だろうと突きつけられる物語です。中学生くらいから読んでもらいたいなあ。さすがに久美さんなので,瑛蘭だけじゃなく御ばあ様とか,怪しい先輩とか同室の子とか周りのキャラもおもしろい。続編出ないかなあ。
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友人を助けるために
突如魔法に目覚めちゃった長谷川瑛蘭(男)は
強制的にイクセンへと入寮させられる
この不幸少年実は贖いの聖者だった?!
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昔懐かしい「クララ白書」だの「アグネス白書」だのの少年版(ハリー・ポッターテイスト)。ある日突然魔法に目覚めちゃった少年が、「魔法使い専用の隔離施設」へレンコウされ、悪戦苦闘していく成長物語。魔法が知られていない世界において、「魔力を持っている」ということはどういうことなんだろう、というのが執筆の契機にあったそう。久美沙織らしい、ほんわかして元気な物語になっている。
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小説を読んでいて声を出して笑ったwそんなシリーズ
日本版ハリーポッター。
突然、魔法に目覚めてしまった主人公は、
社会から隔離されて、
同じように魔法が使える少年たちが集められた学校に収容される。
(魔法は恐れられてるので、ほんと隔離されてると言っていい)
全寮制のその学校で、一クセどころか百クセくらいある仲間に囲まれて
魔法を学んでいく主人公。
その波乱に満ちた学園生活が、今始まる・・・!
登場人物の名付けが、ほぼネタで面白いですw
それぞれキャラが壮絶に立っていて、彼らが普通に生活しているのを見るのだけでも愉快。
加えてそれぞれの魔法の能力も非常に個性的で、
環境も環境なので事件やドタバタばかり。
飽きません。
自分はやはり鶴の一声が一番いい能力かも
主人公の特殊能力は欲しくないw←
イラストを描いてるなるしまゆりが大好きなので買ってみたのだけど
当たりだったと思う。
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かなり面白かった!
廃病院でゴミ拾いボランティアの主人公。
友達のピンチを救おうと、とっさに出たのが魔法。
いきなり連れてこられた魔法学校で、
奮闘する話
なんだけど、語り口が妙にリアリティあって、
飄々としていて、わかるーって感情移入できる。
臨死体験の謎、
出生の謎、
さまざまなことがあって、
友の力や、自分で学ぶことの大事さや
色々学んで成長していく!
大人が読んでも面白い!
けど、小中生に読んでもらいたい一冊