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女子校に通う3人の3つの物語。
連作というカテゴリーではない気がする。
はっきり言ってわかりにくい部分があった。
深く読めばわかるのか?
私は諦めた。
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初読:2007年8月22日
カトリック系の女子高にかよう少女たちの物語。三人の少女の話が収められている。17才の不安定さが溢れていて、切なくなる。
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普通の女子高生たちが内に秘めているもの。まだそのあしらい方がわからなくてもろにぶつかっていく様は時に痛々しい。
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厳格なカトリック女子高に通う3人の心の闇を描く。とりあえず何らかの解決を出して終わっておくれよ、後味悪い。
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女子高生の秘密の花園。
初めて持ったサイトでアンケートを実施したときに、「何かお勧めの本ありませんか?」という項目を設けたらこれを勧めていただきました。
最初は流し読んだ程度だったんですが、文章が繊細で物語も読めば読むほど味が出てきて、何となく今でも頻繁に読み返します。
三浦しをんは、これと「私が語り始めた彼は」が秀逸だと思っています。
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人形のように可愛らしい容姿だが心に闇を抱える那由多、資産家の家に生まれ恋に夢中になっている事以外はいたって凡庸な感性の持ち主淑子、常に冷静沈着な態度の陰に深い想いを隠す翠。
ミッション系女子高に通う3人の少女たちがそれぞれに抱える秘密、ひそやかな関係を、繊細な筆致で描いた少女学園小説。
・・・って、うわー少女まんがだなーと思いながらあとがきを読んだら、著者もしっかり意識して書いていた模様。
それによると、『純情クレイジーフルーツ』toka
『櫻の園』とか『Blue』とかを愛読していた向きにお勧めのようです。て最後のひとつがわからないんですが。まあいいか・・・。
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わたしにとって誰かを好きだと認識する瞬間というのは、そのひとが普段は見せない孤独、闇、翳りといったものを、ふとした拍子に垣間見た瞬間、に一致する。
そういう意味で主人公の女の子たちに無性に惹かれるわたしがいる。彼女たちは自分の奥底に秘めた暗い重たい闇を、決して外には見せないけれど、それを読者のわたしは一番近いところで読むことが出来るから。
自分を認めてもらいたいという願いだとか、破壊に対する甘美な衝動だとか、どうしたって報われることのない想いだとか。「共感」というには少し違う気がするけれど、彼女たちの抱える闇はそのままわたし自身にも当てはめることが出来そうで、心が痛い。
「花の咲かぬ土地を誰が不毛と決めたのか。」
ドロドロしたまま生きてゆくという、これがひとつの結論なのかしら。
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『風が強く吹いている』が大変良かったので、期待して読んだ三浦作品2冊目が本作品。同じ著者の作品なのかと確認してしまうほど、作風が異なる。
3章立てになっていて、それぞれ友人同士の那由多、淑子、翠(すい)が主人公。時間軸もほぼ重なっているストーリーが別々の視点から描かれるのが面白い。
一つの出来事も、他方面から見ると違って見えるのだ。
幼稚舎からある中高一貫の女子高、聖フランチェスカ高校が舞台。女子高に通ったことがない私にとって、ここで描かれているあけすけな女子高生たちの日常に、どぎまぎしてしまった。
育ちの良いお嬢さんの知られざる真実を覗き見してしまったような居心地の悪さ。
最後まで爽やかに描かれていた『風が強く吹いている』と違い、生と性にもがく少女たちの姿が生々しく、痛々しくそこにはある。
『誰も私を一番にしない』淑子の言葉だが、とても胸に痛かった。そして那由多の“復讐”の描写は男性読者には“痛み”を感じることだろう。
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女子校にかよう3人の女の子たち。楽園のような温室のような学校生活。けだかく美しくあまやかに病んでいる。3人の関係性がすき。
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恩田陸さんの作品で似たようなのなかったっけ?って思いながら読んでました。
女子高出身ですが、本当の女子高はもっと開放的であっけらかんとしていた気がします。
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「まほろ駅前多田便利軒」を読んでこの作品に突入。
ん〜違った作風だったけど、まほろが好きだぜ!
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那由多みたいに大事にされている。
淑子みたいな人を翠みたいに嫌っている。
だから共感しすぎたりできなかったりする。
女の子達が強くて弱くて、でもやっぱりちゃんと強いから、この本のきれいさが好きだ。
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カトリック系私学の女子高校生3人にまつわる連作集
彼女達の狭い世界である高校生活での、外見と心の中の葛藤
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女子高生のお話。
別に男の絆を期待して読んだわけじゃあないけど、
あたしはそっちの方が好きだと思った。さっぱりしてるし。
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はじめに言葉があったのだという。言葉のない泥地に踏みこんで足跡をつける罪は、言葉がないから永遠に罪と認定されることがない。