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思春期の揺れ動く心と身体。綺麗でもあり汚くもありなんともいえない爽快感もあり。心の中の普段意識していない根底のもやもやしたものを登場人物たちが体現してくれている感じ。本当にシンクロしながら読めました。
今まで読んだしをんの本の中で一番好きかもしれない。
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2009 7 14
初めて三浦しをんさんの本を読んだけど、
ちょっと自分的には響かなかった。
読んでいくうちに鬱になりそうな感じがあって、
とりあえず暗いという印象しかうけなかった。
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090223 読了
瑞々しくも毒々しくもあり、そして美しい少女たち。
のめり込むように読んでしまった
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中谷さんとなゆちゃんの関係性にときめいた←
綺麗に見せかけてどろどろしてるのが少女ですよね。そしてどろどろしててもやっぱり綺麗なの。
平岡先生を許せないわたしだってもちろんまだまだ少女です。
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<内容>幼い頃に受けた性的いたずらによるトラウマを抱える那由多、教師との不倫に悩む淑子、那由多にひそかな思いを寄せる翠。カトリック系女子高に通う17歳の3人の少女たちが織りなす心理&青春小説。
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2010年2月14日読了。2010年23冊目
かなりおもしろい。夢中になって読めた。
読み終わった後、すこし悲しくなった。
那由多の話はすごいと思う。
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三浦しをん4冊目。
今回は少しブラックな色合いのカトリック系女子高もの。
「カトリック系女子高もの」っていう1つのジャンルでいいと思うんだ。桜庭一樹とかが好きそうな。赤黒い風合いの小説。
三浦しをんの文章はやっぱり好きだ。夢見るような比喩表現と冷笑がよく似合う。
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初三浦しをん。前半はもう投げ出そうかと思ったほど気持ち悪かったけど後半落ち着いてきました。私もお嬢様学校卒なのでこの独特の気持ち悪さ、懐かしいわ〜。
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三浦さんの小説は2冊目。前の本(ロマンス小説の~)が明るいタッチだったのに対し、この本は宗教的なエピソードを含んだ、でもちょっと毒のある小説だった。大人でも子供でもない、少女のお話。1話目のお話がすごいインパクトでこんなにどきどきしたのは久しぶりだった。
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2005.11.23. そうそう女の子同士、女子高の閉塞感ってこんな感じ。怖い。女の子の気持ちをモノローグにするのって生々しくてけっこう苦手かも。この3人が、苦手なタイプか。
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正直今まで読んだ三浦しをんの中で一番イマイチ・・・。
3人の女子高生の内面を描いた物語なんだけどこの手のお話ならやっぱり桜庭一樹がピカいちだな。
しかも今回はなんか読みにくくて、登場人物が考えてるトコと現実に戻るトコの境目がわかりづらくて・・・。今のって頭の中?とか、過去のこと?とかわけわかんなくなる。
話としても結局・・・・?っていう感じがちょっとあったな。
個人的にはこういう女の子の成長物語は壁井ユカコか桜庭一樹で!!
カトリックのお嬢様学校・・・ってので「マリみて」を思い出したけど、あんなに清々しくはないな。
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再読本。以前の感想は忘れたけど、『再読したい』と思っていただけあって今回も良かった。でも好みは分かれそう。
ウツになりそうな暗い部分に影響され過ぎず気をつけつつ読了。
こんな複雑な思いはしたくないという矛盾はあるけど、、☆は4つ位。
丁寧に読むに匹敵する、今のような時代に見合った文学。
暗いのに読みたくなるのは、雰囲気や描写がとても美しいからなんだろうな。
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何故私は、こんなにも乾いていて痛々しい少女たちの物語を愛してしまうのだろう。そんなお話。三人の異なる少女たちの短編集で、迷うとか悩むとかではなく、苦しむ少女たちが描かれている。
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三人とも自信がないのが共通しているけれど、三者三様の闇が心を支配している。
個人的には思い込みの激しさってのは足を引っ張るものだなと感じた。
各登場人物について、かなり細かいところまでキャラクター設定しているところが印象的。
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お嬢様が集まる女子高に通う3人の高校生のお話。
一人ひとりのエピソードはちょっと過激なところもあるのだけど、ものすごく共感できるところもあった。