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映画も勿論良いのですが、
わたしはこっちの方に更に打ち抜かれました。
朝子と直也と勝裕は、ちゃんとこの世に存在すると思う。
自分の中に重なる部分が、要所要所であって。
生きた言葉ってこういうことを言うんだ、って感じ。
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話がいまいちつかめなかった。
文章もまどろっこしく感じた。
けど、いいこといってると思う。
上手くまわってない感じ、すこしわかる。
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残念な結果を期待して読んだら結構よかった。というのも、映画と小説はまったく違うものだと思うからです。
とはいえやはり、映画でよかったことは小説にしてもいいのだなあ。手がね。手が。ああ。
ところで小説家が書くような小説とはちょっとちがう書き方だからなのか、
映画をつくるひとはキャラクター設定により、より一層シビアなのか、わかんないけど、
三人のキャラクターがきっちり独立していてすごいなあと思う。
独立していないと話も成り立たないし大事なとこが抜けてしまうと思うんだけど、なぜなんだろう。
ふつうの小説(そんなものがあれば)の書き方をすると、そういう独立性とか孤立性って抜けてしまうものなんだろうか。
ドストエフスキー以外。
ひとは、異物の混ざり合うのが怖いのだ。でもひとりも怖いのだ。それで重力もくるう。あー。
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同名映画は観ていないのだが、「ぐるりのこと」は観た。その時と同じような、ちょっとした風景と台詞なのに、心の奥に沁みるような感覚があった。映画も観てみよう。
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うおおお、意外に面白かった。
映画もあるのか…
直也、朝子、勝裕。
三人のそれぞれの話が描かれたあと、この三人の共通点が語られ、そして出会い掛け替えのない存在になっていく様子を描く。
この三人の関係がなんか良いね…
江國香織のきらきらひかる、を思い出した。
文体がなんか独特で、最初のそれぞれの話のところはブログのような、頭の中の言葉がそのまま流れ出てるみたいな書き方で、
その後はそれぞれがお互いを分析してる、みたいな…
なんか人によって、幸せって違って、なにを大切にするかも違って…
うーん…うまくいえないけど…考えさせられる感じだった。
面白かった。