紙の本
ちゃらいラーメン屋とはワケが違うんだよ!ワケが。
2003/07/16 22:10
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投稿者:もくりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学生の頃、家族と一緒に朝霧高原へ。地球の裏側まで続いていそうな、アスファルトの道路とフェイクっぽい高原の緑。ウキウキしている僕の視野に、突如現われたドライブインらしき廃墟。一瞬の出会いだったが、その風景は僕の心に焼きついた。
この本には、日本全国に点在している廃墟物件約40件を住所、モノクロ写真、文章で紹介している。どの物件のモノクロ写真を見ても妄想力を刺激されて、いろんなシチュエーションが浮かんでくる。第三次世界大戦後を思わせるSF的雲上の鉱山都市。剥き出しの脳に電極を差し込まれた患者が居そうな、カルテやアンプルが残された精神病院。最近、某酒造会社CMの背景に登場する福岡の炭坑(志免炭坑)もキッチリと紹介されていて、「竪坑櫓」と呼ばれるコンクリート剥き出しの巨大なタワー施設は、地中に埋まった巨大ロボットの片腕を思わせる。
どの廃墟にも行こうと思えば行ける。ただ、それなりの注意が必要だ。錆びた階段。ガラスの破片。突き出た釘。野犬に昆虫。本書はそれら危険要素に抗する装備も示しているが、あくまで自己責任、と釘をさす。最後に注意をもう1つ。雑誌で見つけて友達と行く『おいしいラーメン屋』と違って、「突然」現われる廃墟に心を時空の果てまで吹っ飛ばされる訳で、本で見つけて「突然」という要素を無くすと、廃墟のある風景は心に焼かれないはずだ。
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廃墟好きな方はもうみんな知っているかもしれないですが、おすすめです。読むとドキドキします。廃墟に行きたくなります。
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廃墟入門に丁度いいと思う。(カラーページが少ないからか)値段も手頃だし。各廃墟ごとの歴史やエピソードも、初心者の人には嬉しいはず。
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怖いしあぶなそうで、自分ではきっと行かないだろうけれど、廃墟にいってみたい、でも一人じゃやだし一緒に行けそうな人も居ない、ってゆう人の興味をくすぐる本。非日常の感じが好きな人は多分好きな本。
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いいですね…廃墟vvv
これマニュアルとしてかなりいい出来になっています。廃墟へ行く為の下準備や、廃墟へ何を持っていくか、廃墟での行動の取り方など等…。廃墟探検を始めようと思っておる方に最適ですね。是を読むと安心して、現地へ行けそうですね。
あ…でも、廃墟写真集として買うのはお勧め出来ないですね…。まぁ、この本の趣旨も、そう言った事で作られている訳ではないので当たり前ですが、購入時に間違えが無いように一応って事で(汗)
後、情報量もこりゃまた凄い!!カラーページが少ないので、色々な廃墟が紹介されていてとても使えます(笑)あと、紹介している廃墟の歴史なども描かれていて読み物としても結構良かったです。
う〜ん廃墟行って写真撮りたいなぁ…。。。軍艦島行きたい…vvv
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廃墟というのはどうしてこんなに魅力があるのだろうか 廃墟の真ん中にたって風の音を感じたいと思ってよく見ています
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この本には必要装備がのっているというから買ってみたんだけど、廃墟exprolerのサイトと一言一句一緒ですorz
その後、白黒写真で廃墟紹介になるんだけど、有名どころは被っていると思われ・・・まぁアートブックとして使える&携行したい人向け。
同じ構図の写真がとりたいとか。
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こんな本ばかりが本棚に並ぶ。
資料として購入し
資料として扱い
資料として保管しているが・・・
いつ、なんのために使うのか本人も不明
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著者サイトで見かけて脊髄反射。巻頭のみカラー。全國有名廢墟データを網羅しており、讀み物としては樂しめるが寫眞集的なものを期待するとアテが外れる。
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廃墟探索に関するノウハウと、
エリア別45箇所の廃墟の紹介。
個人的に、フォトジェニックな面から
廃墟にはかなりの興味が昔からある。
オーソドックスだが軍艦島の写真には
かなりの衝撃を受けた。
北海道では、三笠の廃病院を夜中に徘徊した事もある。
本書については、
白黒だけど写真がかなり良い。
有名なところも多いが、
ダムに水没した廃墟の中を
ボートから写した写真は
はかなり印象的だった。
是非行ってみたい。
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鳩のミイラとか、グロめの写真はあまり注視したくない。
軍艦島は、名前といい写真といいかなり行ってみたくなった。
一人では絶対に嫌だけど。
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初めて「廃墟が好き」だと自覚した本かも。
なんとなく惹かれてはいたけど、こういう嗜好ってやっぱりあるんだ!と嬉しくなったのを覚えています。
廃墟写真集というよりは廃墟写真付き読み物という感じで、私はそこが気に入ってます。
うららかな休日の午後に読むと不思議とノスタルジックな気分に浸れる一冊です。
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時代に取り残された遺物の滑稽さ、
打ち捨てられた空間の寂寥、
ぼんやりと浮かび上がる人の営みの名残。
200X年、
いつか人が滅んだりしたら、
残るのはこうした廃墟だけ。
形を成した人のエゴが土に還っていく様は、
淘汰されていく物の美しさを感じる。
タイトルのように廃墟探索を指南する
内容ではなかった。
(むしろしないでください、と)
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最初の方に,細かく注意事項などが書かれており,廃墟に探索に行かれる方へのちょっとした警句にもなっている。どうせなら,場所などは公開しなくてもいいから,もう少しカラー写真をいれてほしかったところ。白黒でも別な意味で味が出るが,せっかくなら天然色での廃墟の雰囲気を味わってみたい…。
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これは近年(2009年)に、弟からプレゼントされた。
犯罪にならないのならば
今すぐにでも廃墟探索したくなる本。
ちょっとしたボルテクス気分…(メガテン)