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「空中ブランコ」に先駆けたシリーズ第一作。インパクトではこちらのが勝っているかも知れない。読み終わって幸せな気分になれる。
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「自分って変?」と思ってる患者が、むしろ安心してしまうくらいの奇行ぶりの伊良部医師。表題作「イン・ザ・プール」では、私も泳ぎたくなった。暑苦しい風体の伊良部医師にも、癒し効果があるのだ。「勃ちっ放し」では、私が看護師をしてた頃、変な薬を塗ったとかで、そのような症状で深夜の救急外来に運ばれて来た患者がいた事を思い出して笑えた。変な事は日常フツーに起こるのだ。だから気にしちゃいけない。決して小説の世界だけではなく、本当はみんなどこかしら変なのだから。存在感のある看護師「マユミちゃん」も見逃せない。変でもいいんだと、勇気づけられる不思議な本。
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トンデモ精神科医伊良部シリーズの一作目
内容は↑の「空中ブランコ」と同じような感じです
手抜きです、ハイ
手抜きにもなりたくなる
評価の☆の数見てもらえればわかりますが、「空中ブランコ」に比べて非常に低いです
「空中ブランコ」に比べて非常に落ちます
飽きますね、それにネタ(設定)も全然普通でつまらない
「空中ブランコ」読んだときはネタもストーリー展開も飽きさせなかったんですが。。。
過剰な期待を持っていたからかなぁ・・・
最後のほうの作品は多少面白くなってきたんですけど
前半だけだったらもっと評価低いと思います、ハイ
逆に読んでたら「空中ブランコ」は確実に読まなかったでしょう
奥田英朗って他の作品読んだ事あるんですが、ムラが非常にありますね
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空中ブランコで直木賞をGETした伊良部が出るシリーズ物の前篇です。まだ、キャラが定まっていない伊良部を堪能して下さい!
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空中ブランコで直木賞をGETした伊良部が出るシリーズ物の前篇です。まだ、キャラが定まっていない伊良部を堪能して下さい!
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伊良部先生がツボにはまりました!みんなそれぞれ真剣に悩んでいるのに、いつの間にか伊良部先生に癒されていく。ばかばかしくておもしろい。気軽に誰にでもオススメできる1冊。
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「空中ブランコ」1作目の「イン・ザ・プール」は映画化されます。主役の伊良部は松尾スズキ!わー!100キロ太って!(爆)
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もうぶっちゃけ、伊良部シリーズがあれば他の本要らねーぐらい好き。黄緑のポルシェを乗り回す巨漢の精神科医・伊良部。でもやってる治療はビタミン注射のみでそれも自分が注射マニアだから。まったくもって利己的な男で、患者もわがままに振り回されるうちに気疲れし、何故かお悩み解消というお話です。読むコントといっても過言じゃない気がする、そんな1冊でございます。
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かなり読みやすい。
現実では、こんな先生に診てもらうの絶対いやー!!
でも、読んでいて、伊良部先生が名医の理由が解る気がした。
上手く言えないけど・・患者さんは、伊良部先生といると、自分の心の重石がとても小さなものだと気づくんじゃないでしょうか。
読んでて笑っちゃう1冊。
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精神科医の伊良部先生。
普通、一般的、常識からはズレてるけれど、だからこそ面白い!
少しずつ変わっていく、患者さんの心の動きに少しホロリとしてしまったけれど、
とても楽しめます。
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面白いなあ、伊良部せんせ。とんでもないマザコンな先生に振り回されるフツーっぽい患者たちだが、作者の目線がとても暖かい。とかく「異常」のレッテルを貼りたがるタイプの人達に読ませてみたい本。
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癒しってのはあくまで結果なんですな。だからまぁ、こういうのもありでしょう。◆一言で言うなら、金持ちでワガママな子供のようなおっさん精神科医が、大きな偶然と小さな必然で心の病を治していく物語。短編集なので、様々な症例と物語が楽しめます。◆基本的には少しずつ悪化していく症状が描かれ、病院に行って主人公の精神科医とかかわってしまいます。あとは無断でひょっこり顔を出す精神科医のはちゃめちゃぶりに患者が自らの力で癒される効果があらわれて治るという話なのですが、そのパターンを繰り返せるのがすごい。おおいなるマンネリと言いましょうか、基本パターンを踏襲する安心感と、それだけに収まらない面白い物語の展開があります。
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病院の地下にある精神科の変わった(変人?)精神科医が変わった症状の人たちを、治療とはとてもいえないようなカウンセリングで治してく話。文句無く面白いです。短編が続くので長編が苦手な方お勧めです♪
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前作「空中ブランコ」の精神科医の伊良部が登場するシリーズ。今回はプールで泳がずにはいられない男など、依存症の患者5人のショートストーリー。何も考えていないようで、最終的には強烈なキャラで患者を治してしまう伊良部。楽しすぎて、読み終わったころには、伊良部依存症になっています。
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≪祝・直木賞!!
「空中ブランコ」の伊良部は、この本から始まった。
日本文学に、新しい必笑のキャラクターが登場! (帯より)≫
伊良部のキャラクターは『空中ブランコ』のところで書いたとおり、とても信頼できるとか頼りになるとかいうレベルではない。
はっきり言えば、お近づきになりたくないタイプなのである。
にもかかわらず、一度その診察室である薄暗い地下の一室の扉を開けたものは、彼の醸し出す不思議な何かに捕らわれ、彼の常識を外れた行動にあっけにとられつつ巻き込まれているうちに、いつのまにか悩みが消えているのだ。
名医なのかただのろくでなしなのか。
大人になりきることがほんとうにしあわせなことなのかを考えさせられる一冊でもある。