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坂本龍馬の生涯をフィクションも交えつつたどる魅力溢れる作品です。小学生のとき、アニメ化されてNHKで放送していたんですよね(メインは少年時代)。僕は以蔵さんの大ファンでした。武田鉄矢の主題歌が意外と印象深かったなあ。
漫画は、龍馬に限らず幕末の志士をはじめとした脇役の個性が際立っていて、内容も一品。幕末の歴史を学ぶうえでも重宝する仕上がりになっています。志士たちがどんどん非業の最期を遂げていくため、涙なしには読めません(泣)。
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母の教えの通り、優しく大きく育つことを決意する竜馬。小さなことには意地張らず、斬ることは憎しみの連鎖なので嫌う。そして、裕福な家庭に生まれた自分と世にはびこる貧困から、自分の無力さを感じつつ、母の言葉を信じ、ゆっくりと進む竜馬の姿に感動。
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3巻は16歳~18歳の青年になる竜馬。
何か世の中にモヤモヤしながらも、
スケベなことが頭をよぎる自分に煮え切らない感じの竜馬。
剣は強くなったが、上士の横暴に我慢するしかない郷士。
自分の中の善人と悪人が戦う日々を描いてます。
そして、土佐一から日本一の剣士を目指して江戸へ。
土佐藩主・山内容堂の理不尽な振る舞いに憤り、斬り付けるも望みは果たせない竜馬。
少年はいつしか青年とその姿を変える。剣術では土佐でも指折りとなった竜馬。
だが、狭い土佐の国では相も変わらず上士が下士を平然と差別する社会。
下士たちはぶつけようもない不満・恨みを蓄積しつつやるせない日々を過ごしていた。
「身分制度」。
この自分ではどうしようもない仕組みは竜馬を慕う加代との仲さえも引き離してしまう。