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禁煙セラピー
薬物摂取の共通点
1摂取する人は「人間は不完全な生き物で、生まれつき体のどこかに欠陥があると信じている。
2「薬物摂取は楽しいこと、心の支えになることで、体の欠陥を補うことができる」と信じている
3初めて体験する薬物の味はひどくまずく、楽しくもなければ心の支えにもならないために「中毒にはなりっこない」と安心してしまう。
4薬物が体から消えるときに禁断症状が起きる
5禁断症状が出ているときに薬物を摂取すると、禁断症状からくる不快感がなくなり、リラックスした状態になる。
6薬物の影響が募ると心も体も疲れてくる。そのために依存心も高まり、摂取量がどんどん増えてしまう。
7世間一般的に「薬物はやめるのが難しい。依存度が高ければ高いほど、やめたときの渇望感や惨めさは大きい」と誤解されている
私たちはお酒が持つ「酔い」という特性に依存しているのです。「酔った状態のほうが社交も楽しくリラックスもできストレスも解消できる」という幻想に依存していると言ったほうがいいかもしれません。もう一度言います。それは幻想です!問題解決のカギはあなたの心の中にあります。
この幻想さえなくなれば、
アルコール依存症は治るのです!
お酒の為に肉体と精神が弱まれば、人生はつまらなく感じるものなのです。飲酒は楽しいものと思っていること自体、全くの誤解です。「時々お酒を飲むのは楽しいことだ」という考えは幻想に過ぎないのです。
禁酒のための16のきまりごと
1「やった!僕の人生はもう『破壊』という名の毒に支配されることはないんだ!」と考える。
2自分の決断を絶対に疑わないこと〜失うものは何もないのだから。
3飲酒について考えるのを怖がらない。
4小悪魔の存在を忘れない(でも怖がる必要はありません)
5禁酒したことを忘れた?でも心配しないで。
6禁酒の時期を先延ばしにしない。
7人生良い日もあれば悪い日もあることを認める。
8あなたが渇望感をコントロールしていることを忘れない(決してその逆ではないのです)
9敵の死を悲しまない。
10ライフスタイルを変えない。
11友達に無理に禁酒を勧めない。アドバイスを求められたときだけ助けてあげる。
12生活の中の気に入らない部分を変えてみる〜自分がもともと変えたいと思っているところだけを変えること。
13代替品を使わない。
14飲酒を連想させる物や状況と、お酒の結びつきを切っていく。そのプロセスを楽しむ。
15お酒を飲む人を絶対に羨まない。
16一番大切なこと・・・人生を楽しむ。
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おぉー、恐ろしい本だ。
全く酒を飲みたいとは思わなくなったよ。
昨日が今年初の禁酒日になったけど、全く苦にならない。
この本はすごい。
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ついつい飲み過ぎてしまう時があるので、少し自制するきっかけとなれば・・・と思い読みました。
お酒に対する見方が変わりましたね。
読了から3週間、お酒を飲む機会はあったけれど、自制心が働くようになった。
本書では節酒では意味がない、断酒しなければと書かれているが、付き合いがあるから断酒は難しい。依存症のレベルまで行っていない人なら節酒で十分と思う。
飲みすぎる事が無いので、飲み会の翌朝も快適な目覚め。
お酒に対する価値観を変えることが出来た。
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薄々気づいてはいたものの、問題だとは認めたくなかった問題。
読んでみた。
私は、お酒の味が分かって、おいしいと思っているから飲んでる。
んだと思ってたんだけど、
本書には、
味わうためではなく、肉体への効果、つまり、酩酊状態になることを目的に飲んでるのでは?
とか、
本当においしいのか?
とか、
お酒を飲まないことで失うものは何もない、とか
書かれていて、なるほどと思った。
てことで、最後の一杯、
おいしくなくて好んでは飲まない安い日本酒を飲んでる。
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私自身はお酒が飲めない体質で、付き合いでひとくちふたくち飲む程度です。
ですから、吐いたり、記憶を失うほど飲む人の気持ちがわかりませんでした。
そんなに美味しいものなのか。
どうして「酔い」が必要なのか…
この本を読んで、そうした疑問に回答を得られました。
これは、今は飲まないけれど、将来もしかしたらお酒にはまるかもしれない全ての人に、予防の意味で読んでもらうのもいいと思います。
普段抱いている、どちらかというとお酒に肯定的なイメージを、この本がてきぱきと否定してくれます。
中には疑問を覚える著述もありましたが、全体として、お酒には害しかないことを気持ちよく悟らせてくれます。
何より驚いたのは、依存症者とそうでないドリンカーがいるのではなく、両者の間には依存状態がどのレベルにあるかの違いだけがある…ということ。
お酒を飲む全てのひとは、すでにお酒の罠にはまっているのです。
飲めない体質である私には「ああ、飲めなくてよかった」と安堵する内容でした。
しかし、現在お酒に依存してしまっている人にとって、この本の効果は人それぞれであると思います。
すんなりやめられる人もいれば、そうでない人も多数いるでしょう。
私がこれからこの本を薦めようとしている相手も、おそらく読んだだけで飲酒をやめることはできないでしょう。
依存とはそういうものです。
とは言え、読んでやめられた人も多くいるのですから、試しに一読してみるのは、大いに助けになると思います。
予防の意味でも、まだお酒の罠にはまっていない多くの人に読んでもらいたいです。
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全く論理的な話の展開がなく、結論ありきから科学的根拠が一切なしで、
こんな話を聞いて、お酒を止められる単純な人は少ないだろう。
真剣に読むだけ、無駄な本だ!
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☆読み終わって
「禁煙セラピー」とカラクリはほぼ同じ。読み終わっての実感は禁煙セラピー読み終わった時ほどは、効果が感じられへんのが正直なところ。
☆読む前
ホンマに辞める覚悟ないから読んでも意味ない様な、でも、7年くらい前に同じ著者の禁煙セラピー読んで、タバコ辞めれたんで、一応読んでみようと思います。
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この本スゴすぎです。
最初に飲んだ時の、あのまずかったアルコールの味を思い出させてくれます。
結果、飲みたいものを我慢する「禁酒」ではなく、美味しくないものは飲まないという非常にナチュラルなサイクルに戻してくれます。なので、節酒でもないので、くじけようがないのが特徴です。
事のキッカケは、トライアスロンのための体重コントロールを、効率よくしようというのが始まりでした。いつも70Kgの前半までは、炭水化物の摂取を控えることで落ちていくのですが、その先が行かず困っていて、実はアルコールはかなりのカロリーであることを、人間ドックで寄った健保組合の冊子で知り、試しに、アルコールを控えてみようと思って、手にした一冊が大当たりでした。
以前は浴びるほど飲んでいましたが、今は本当に飲もうという気が一切しません。我慢している気も一切しないので、つらくないです。試しに、飲み会にソフトドリンクで参加しましたが、前と同じ様に楽しいし、バカ話もいつも通りできました。私の人生に、アルコールは必要なかったことが、はっきり分かりました。
私は暗示にかなり掛かりやすい方なので、ある意味幸せですが、まるごと本に身を委ねる感じでいけば、運良く洗脳から解放されるかもです。かなり辛辣なタイトルのため、路上で寝転んでいる人のための本かと思いきや、日常を健康に送りたいと考えている人のための、まともな一冊です!!
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私はこれを読み、やっと禁酒する決意が出来ました。そしてもう半年も、お酒を飲んでいません。
きっかけは、お酒のせいで失ったもの、その尊さに気付いたこと。そして今持っているものを失いたくないと考えたこと。
やめたい、でも出来ない。そう感じたら開いてみて欲しい、そんな本です。
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主張はシンプルで、「酒の利点と思えるものは全て社会的な刷込、幻想で、利点は全くない毒である」と気づくこと。
そうすれば、ヒ素を害のないよう毎日飲もうと思わないのと一緒で、飲もうという気が起こらなくなる。
少し回りくどいので、電子書籍のダイジェスト版でもよかったかも。
(ちなみに私は、この本で禁酒はできなかった(^_-)-☆)