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原作本のタイトルが「Rules for Aging」なのに
「だれもあなたのことなんか考えていない」ってタイトルをつけたひと、すごい。日本人の感覚によく合っている気がします。
このタイトルに惹かれて読んだのですが、いまいち期待と違ったようで…
具体的なノウハウの書かれた自己啓発本と思いきや、
皮肉を織り交ぜて世の中を見たコラム、って感じでした。
そう考えて読んだら面白かったです。
日本人には書けない本、という印象です。
今後使えそうなものも、確かにありました。
「良い行いを心がけましょう、でもそのために無理をしてはいけません」
「左側を使うことなかれ」
とか。
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毒がややありの問題作です(笑)
ただすべてを鵜呑みにしなくてもいいのです。
たぶん著者がそれを望んでいないと思われます。
しかもどうやっても守れない条が。
だって条項部分が絵なんですから。
なので頭の固い人は
読んじゃだめです。
本を投げたくなることでしょうから。
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翻訳がヘタなのか、元々翻訳モノが苦手なのか、とにかくクドイし読みにくい。人間関係のあり方は国や民族によっても違うので、日本人にはあまり参考にはならないかな。自分が気にするほど、相手は何とも思ってないのは確かだと思うが、逆に自分では気にしていない結構細かい所を他人は見ているという事もあるし。
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アドバイスが全部で58条ありますが、いきなり最初に来るのが「なんでもないことです」と「だれもあなたのことなんて考えちゃいません」
何を気にしようが、不安がろうが、恐れていようが、それは何でもない。そして、みな自分のことしか頭にない。ちょうど、あなたのように。
起きていないこと、想像を張り巡らしても答えのわからないことに対して恐れや不安を抱いてびくびくしながら生活することほど無駄なこともないということ。ただ、わかっちゃいるけど、それができないのが人間。
しかし、できなくても頭の片隅にこの考えをおいておけば、少しくらいは効果を発揮してくれるのではないでしょうか。
さらに、3つ目にきたアドバイスが「悪いことには触れずにおきましょう」というもの。
地に足のついた人なら、まずいことにはあえて触れようとはしない。ところがロマンチストは、ゴタゴタを解決しようと余計なことを口に出してしまう。
何か問題を解決しよう、頭の中にあるわだかまりや罪悪感を消し去ろうとして、そのことに触れてしまうことが最も良くない。
なぜなら、誰かの告白を聞くたびに、大衆は自分自身が何らかの罪を隠していることに良心の呵責を感じてしまうから。さらには他人のスキャンダルが解決されるのを真剣に望んでいる人などいやしないからです。
雄弁は銀、沈黙は金という言葉がありますが、本当に賢い人は黙っているべき事柄も知っている人のことであるというわけです。
ほかに面白かったのが、10個目のアドバイス「豚ルール」
低俗な豚野郎は、どれだけ親切に接しても豚野郎だからそんなやつに関わるな、ってアドバイス。
毒のある言い方ですが、スパッとわかりやすくて逆にこの本に好感を持ってしまいました。無理して物事を硬く考えたり自分に責任を感じすぎるなって意味も含めてるのかなと。
考えすぎるな、楽に行こうという気持ちを持つためにオススメの1冊です。
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「自分の人生を破滅に導く勘違い」や「頑張る必要のない努力」を防ぎ、人生をより気楽に生きる為のユーモアやヒントが詰まった本書。
非常にユニークでフランクな文体で、サクッと短時間で読破可能。翻訳版である為原著の雰囲気がわからず「ネタ」の面白さがわからない部分もあったが、時々自分にもよく当てはまるアドバイスもあって参考にしてみたいと思った。あまり目新しい発見はないが...
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(2018/11/21読了)
図書館のリサイクル本をもらった。
タイトルと装丁が面白い。
作者も言っていることだけど、この年になればすでに分かっている(けれども実践できない)事が多いけと、今、このタイミングでで私の元にこの本が来たことに、なんらかの今があるように思う。
タイトルとあなたのことじゃないの話から、始めようと思います。
(内容)
本書のルールは、人間関係におけるムダな悩みを減らし、巧みに立ち回れるようになるためのものである。もし実践すれば、だれより気楽に長生きできるだろう。するどい一言が熟睡をたすける、必携・人生のサバイバルガイド。