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2006/04/20頃部分読み。なんのために人は眠るのか、副題になっていながら、分からないらしい。睡眠負債という言葉は強烈。ちゃんとねよっと。あと、昼間の強烈な眠気への対処方法を教えて欲しかった。
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よりよい睡眠をとるために読んだ本の3冊目。一番読みやすかった。
睡眠についての解説は、過去に読んだ2冊の本とだいたい同じだが、一番分かりやすく書かれている。
この本では、「基本的に眠りは必要で、その長さは人によりさまざま」と書かれていて、必要な睡眠時間より短いと、その分は「睡眠借金」となり蓄積し、休日にちょっと長く寝たくらいでは返せないらしい。
本の最後に、今の睡眠習慣を知る方法と睡眠借金の返済方法、自分に必要な睡眠時間を知る方法のプログラムが組まれていて、最良の睡眠を得られるようになっている。
実行するには、それなりの覚悟が必要。
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これまで、睡眠についてあまり勉強したことがないので、
インターネット上でたまたま見つけて
購入してみた一冊。
この本のキーワードは「睡眠負債」。
要は睡眠不足が人間の活動に支障をきたすことを
あらわしたものだが、
この本によれば、この睡眠負債は
生物学的に割り出された一定の時間だけ寝ないと、
回復されず、どんどん蓄積していくものであるという。
つまり、ナポレオンのような短時間の睡眠方法は
生物学的な個人差によって、
できる人が限られるということをあらわしているのだ。
本文中には、睡眠負債に関わって
数々の事例が紹介されており、とてもわかりやすい。
ただ、本文中には
適切な睡眠時間は個人差により異なるとあるため、
「人生の3分の1」とするタイトルとは
多少のズレがある点には注意が必要である。
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人は人生の3分の1寝ていると言われているがどうして眠るのだろうか。眠ることは、体を休ませるのは根強い。体だけでなく、脳も休ませることができる。脳の発達にはレム睡眠という睡眠が必要である。胎児は、眠りの半分がレム睡眠である。新生児もねむりの半分がレム睡眠である。これほど長いのは脳の成長にはレム睡眠が必要なのではないかという説がある。長生きには禁煙よりも眠ることが大切である。睡眠時間が長すぎず短すぎない8時間の人が一番長生きする傾向がある。
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いびきは笑い事ではなく身体の大事なサインだということ。
心ゆくまで寝てしまうとその夜寝付けなくなる訳。
睡眠の病気や睡眠についての多くの疑問が解ける良書。
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タイトルの通り人生の3分の1も費やしている睡眠に少々無関心すぎたのではないかと反省。より良い人生を謳歌する上で、良い睡眠は欠かせないものでしょう。当然に個人差があることですが、いかに自らの睡眠(大袈裟に言えば人生)をコントロールする上で、多いに示唆に富む一刷であると思います。
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20100927読了。
眠りについて非常に興味深い本。
特に、睡眠にまつわる病気や症状に深く書いてある。
また、より良い睡眠ライフを提案して、より活動的な生活を手に入れるための具体的なプランも提案されていて参考になる。
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眠気は気合や意識でなんとかなるものではなくバイオリズム的にしっかり管理しなければならないもの。睡眠負債の存在を知ることが大切。よくねて、より行動できるようになろう。
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・自分が高血圧なのは睡眠時無呼吸症候群による可能性
・4時間以下の睡眠では寿命が短い
睡眠不足だと免疫力低下
→特にNK細胞が影響を受けやすく、午前3時まで起きると3割減
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本書は睡眠についての本だ。睡眠の仕組み,ひとがうまく眠れないの(睡眠障害)はなぜなのか,そして寝不足がもたらす悲劇について書かれている。著者は睡眠障害の診断と治療の世界的権威であり,1970年には米国スタンフォード大学に世界初の睡眠障害センターを設立した人物である。
邦訳されている同著者の本としては『スリープウォッチャー』(みすず書房)があり,本書の内容は同書と一部重複する部分もある。しかし,本書では,睡眠障害(そして睡眠障害がもたらす寝不足)の恐ろしさや睡眠改善の実践的方法を紹介することにより重点が置かれている。終章の「三週間の眠り改善プログラム」はまさに睡眠改善の実践的方法である。
本書は,タンカーの衝突事故,航空機の墜落など重大事故の真の原因が寝不足にあったと指摘する(48-49頁)。ひとには必要な時間が個々で決まっており,睡眠時間がそれに満たない場合には,その分が「睡眠負債」として溜まっていくのだという(50頁)。そして睡眠負債が十分に大きく膨れ上がると,ひとはどんなに頑張っても眠ってしまう。長距離トラックを運転しているドライバーでも手術を行っている医者でも同じである(146-150頁)。
著者によれば,そもそも睡眠障害そのものがあまり認知されていないという。睡眠障害の特徴は昼間の強い眠気や疲労感であるが,「仕事で疲れているから」とか「歳をとったから」とかの理由で「眠れないのが当たり前」とみなされてしまう。そして適切な治療をうけることもないのである。
本書の発行年は2002年である(原著は1999年出版)。科学は日進月歩であり,発行から10年経った現在では,睡眠研究の分野でも新たな知見がきっとあるだろう。ひょっとしたら本書の内容の一部は10年で古くなってしまったものもあるかもしれない(本文で紹介されている実験に古いものが多いような気もする)。たとえば井上昌次郎『ヒトはなぜ眠るのか』の内容と本書の内容では主張が異なる点がいくつもある(専門知識がないのでそれが本当に不一致なのか,どちらがより正確なのかはわからないが)。しかし,本書が発する重要なメッセージである「睡眠に対する認識の重要さ」は非常に重要なものであり,それを認識できるという意味でも本書は非常におすすめできる。
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睡眠の欠如がいかに人体に対して悪影響を及ぼしているかについて解説した本。
睡眠不足が体に悪いくらいは常識だと思うが、それでも本書は一読しておいたほうがいいだろう。予想以上に体に悪いことがわかるはずだ。
僕は、高校生の頃、何とかして睡眠時間を3時間にできないか悪戦苦闘したものだが、本書によればまったく無意味だったことになる。
なぜならば、睡眠時間3時間の代償は他の日に清算するように脳が命令を出すからだ。日曜日に大目に寝てしまうのは、脳に存在する精密な睡眠不足調整機能から来ている。
この調整機能が、カフェインやストレスなどから狂わされてしまうと、とんでもない時に突然寝てしまい、大事故を起こしてしまう。スペースシャトル「チャレンジャー」の事故も、この睡眠不足からだったそうだ。
本書を読むことで、睡眠への認識を正しいものとすることができるだろう。
あと、、少しやせようと思える。。よ。。
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終章に紹介されている快適な睡眠を得るための「三週間の眠り改善プログラム」は、毎日のプランが具体的に紹介されていて、おもしろいと思った。
睡眠にはいろんな説があるけれども、人によってそれぞれ必要な睡眠時間が違う、ということと、「寝過ぎ(9時間以上)」はよくない、ということが、睡眠に対する共通の説と思われます。
私は12時前に寝ることを目標としていて、ほぼ達成できていますが、寝過ぎちゃうときがあるので、そこは改善する必要あり。朝日をちゃんと浴びること、適度な運動が必要なことも、健康的な生活を過ごすうえで重要視される共通認識。
いかに健康に、そして幸せな人生を送るかは、よい睡眠にかかっているのかもしれない・・・
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フォトリーディング61。ここ1年半ほどの自分はあきらかに睡眠障害。午後2〜4時位までは、急激、猛烈な眠気に襲われ、ふっと眠ったあと、自分が何をしていたか、すぐにはわからないことが多々ありました。夜、いびきをかくこともあったそうで、かなり危なかったのでは?少し意識して最低6時間寝るようにして、午後も使いものになってきました。しっかり眠る時間が取れるライフスタイル、ワークライフバランスの確立、医療費削減にも大切ですね。
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睡眠負債という考え方を知った。
そしてそれは,ヒトが思っている以上に様々な病気や事故の原因になっている。
認知症の症状も睡眠時無呼吸が原因である可能性があるという。
真剣に自分の睡眠の質・量について高める努力をしようと思った。7時間睡眠時間をとると、確かに頭の働き具合がかなり違うことを体感!
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睡眠という身近な当たり前の行いなのに、人の命にかかわるとても大切な事、決して軽く見てはいけない。
そして体が疲れている時は睡眠負債を疑い専門医に相談する大切さを痛感した。