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劇画。野望を持った二人の東大生があらゆる手段を用いて敵をたたきつぶす。実際に役立っているのはトクではないかという意見もあるが。今では有名なMMRの「な、なんだってー!?」などの驚きも野望の王国で出てくる驚き具合を見てからではインパクトに欠ける。野望の王国はまぎれもなく時代の先駆者だったのだ。
実際に持っているのは絶版になっている最も古いコミック版(1〜28巻あるほう)。
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全15巻で再発。再発バンザイ!オリジナルがヤフオクで高値だったから、今の時代にこの価格で読める事に感謝。この世を支配するのは暴力だ!「美味しんぼ」と同じ原作者とは思えないバイオレンス巨編!作画の力強さも必見!
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美味しんぼと原作者が同じとはとても考えられない名作。
グローバル化した21世紀になって読むと「王国≒日本(霞ヶ関)制圧」というのがちょっとスケール小さく感じてしまうでしょう。
死屍累々で息をのむ復讐・暴力の応酬は見応え大有りですが赤寺が死んだあたりからこれまでほとばしっていた勢いに少し陰りを感じるようになりました。ヌードが増え始めるのも下火漫画の特徴と考えています。しかし、とは言え面白い。宗教への偏見も凄いけれどデフォルメしてるだけで実際こうなのかもとか、実際政治は暴力が支配しているのだとか、脳みそが「野望」化しちまいます。
こういう漫画を楽しく読める教養許容のある人が好きです。