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全く経済に疎いワタクシ。『株式会社』と父の勤めていた会社の冠に付いているのになんだそれ、だったんです。それと単に佐藤さんに興味があったことから購入。文庫本も出てますよね。気軽に読める一冊。
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高校の時に、図書室で2,3回借りた本。最初は名前に惹かれて手に取った本。やっぱりちょっとは知っておきたい「経済」の話。
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なんとなく経済学部に行きたいなぁと思ってる高校生に読んでほしい本。教科書読むよりいくらか役に立つし、興味もわく。ヒカルも読んでから初めて知ったこともけっこう多くて自分の思っている「思想」とか「常識」って他人に作られていたものだなと思った。ものごとへの切り口が良いと思う本。
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株って?日本銀行は何してる?などなど経済に関して簡単に分かりやすく対談しています。
これを読めばどんなアホでも経済にかんして丸わかりです。自分もこれを読むまでは経済に関して、なんとなくしかわかってませんでしたが、今ではバッチリです。
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まさに経済ってそういうことだったのかー、と目からうろこだった1冊。大人になってから学習することってなんて楽しいんだろう。
そして、こういう風に「質問」ができる佐藤さんがすごいと思う。
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非常にわかりやすいし、好感が持てる
経済全般の知識が非常にわかりやすく説明される。まず、読者は聞き手の佐藤雅彦の視点で者を考えることができる。なぜなら彼は非常に一般的な問題提起をし、それに対し、一般的な解釈を自分で考え出し、問題を竹中平蔵に投げかけるからだ。読者は、佐藤雅彦と同化し、物事を考えることができる。その表面的な解釈に対し、専門家である竹中平蔵の回答は明確である。その事実の背景から、さまざまな領域を横断した回答をする。それはいわゆる、教科書的なものではなく、風俗などの経済を扱うのでざっくばらんである(竹中平蔵がこういうことを言うとは思っていなかった)。アジア経済の構造、「投資」の意味など、非常に面白かった。
佐藤雅彦は起業は「イメージ」だといった。これには、正直感動した。起業家と経営者は違う。起業家は「イメージする力」と「行動力」を兼ね備えた人物だ。その他、起業には「エグジットストラテジー(退出戦略)」が必要だというが、共感する。僕自身の考えとしては、期限アリの企業(enterprise)というのもありだと思うのだが。
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下手に大学の“経済学基礎”をうけるよりもとってもタメになりました。・・・ええ、経済学単位おとしていますけども(笑)
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すごーくわかりやすい、経済の本。経済って面白い。これ一冊で、とりあえず、日経新聞が読めるようになる。
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佐藤雅彦が好きで買ったのですが、買って本当によかった本です。もっと早く読んでいればもっと経済や社会に興味を持っていたかも知れない。
(05/8/30購入、05/12/20読了)
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初めて読んだ佐藤雅彦の本。経済オンチの私がすっと入れる。佐藤さんの素朴な疑問とイラスト、竹中さんのわかりやすい解説。経済ってむずかしくてわからへんと思ってたのが、ちょっとお近づきになれた気がする。
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竹中大臣と電通の佐藤さんという方の経済会議。会議といっても堅苦しいものじゃなく、佐藤氏が質問して竹中大臣が答えるというパターン。竹中大臣の解説は非常に分かりやすい。
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11月3日
経済のあらゆることについて、現総務大臣・竹中氏がやさしく解説してくれる。易しすぎず、わかりやすい。経済の入門書として最高だと思う。
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なかなか一回では理解しきれないところもあるけれど、普段小説やエッセイばかり読んでいる私には頭の違うところをつっつかれて刺激を受けた。口語体なのは、ときおり分かりづらい点もあったけれど、分かりやすく何かを知り学ぼうなんていうのは甘いのだろうから、なるべく柔らかい姿勢で臨んだ。
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購入したのは2006/1/25。
途中で読むのをやめてしまっていたんだけど、2008/05くらいから読み直しました。
p5?「〜エコノミクスって、ギリシャ語の?オイコノミコス?から来ているんです。オイコノミコスとはどういう意味かといいますと、共同体のあり方、という意味なんです」?
p137?〜これはアメリカが?ドゥーファクト?で規制事実を作って世界を魅きつけていることを意味してします。?
p151?論理学の本当に基礎的なところですけども、考えるということは何を意味するのか、実はこういう結論に達するんです。人間が考えるということは抽象化することだ。抽象化しないと、本質を考えることはできない。抽象化はある程度のプロセスで必要なのですが、やり方を間違うと、とんでもないところで議論してしまいますよというのが、すべての学問に共通している怖さじゃないでしょうか。?
p177?〜自らをリスクの中に置くことによって、初めて自分たちの社会が変われるということじゃないでしょうか。?
p225?〜僕は「新しい価値の創造」ということが、まず念頭にあります。世界に対して、どんな小さなものでもいいから今までにない価値のあるものを提示してこそ、経済発展が見込まれると思います。」?
p270?資本主義で重要なのは、みんながリスクを担ってるってとこなんですよね。自由な経済活動をするためには、そのぶんリスクを負わなければならない。だけど公共投資はリスク担わないですよね。リスクを担ってるからこそ最先端のフロンティアに立てて、経済をダイナミックにさせるわけです。リスクを担わない投資は極力小さくしておく。もちろん民間企業では行えない性格のものもありますから、そこはやっぱり政府がやらなきゃいけない。ただ、そのバランスがいまの日本では極端に崩れてしまっているんです。?
p309?対等になるんですよ。真っ向から喧嘩すると、急に。不思議ですね。?
p315?で、僕が伝えたいことを一言でいうと、「世の中のことをイメージすること」です。将来、ある価値を生み出したときに、世の中がこういうふうにその価値を享受してくれる、受け入れてくれるっていうそのイメージができるかどうかだと思うんです。?
p318?〜「経営者というのは、どんな小さな会社の経営者でも、自分で世界を見る目を持てチル、だから、尊敬しなければいけないんだ」〜?
p329?みんなが好きな仕事をできるようになるために政府はあるんじゃなくて、人間として最低限の暮らしができるようみんなに仕事がある状態にする、失業をなくすっていうことですね。〜?
?我々は価値を生み出したい。生み出した価値は基本的には生み出した人のものになるから、それによって我々は豊かになれるはずだ。じゃあ価値を生み出すためにはどうしたらいいか…。価値を生み出すというのは言い換えれば、「アウトプット」ですよね。アウトプットを生み出すには、「インプット」が必要ですね。そしてこのインプットには二つあると考えるわけです。?
?資本と労働ですね。?
?そうですね。もちろん付加的にエネルギーや技術のことを考えたりすることもできますが、価値を少しでも生み出す根本はやはり資本と労働ですよね。そうなるとこの労働力の価値を少しでも高めるためにはどうすればいいかということが一つのポイントになります。いろんなことを知ってる人と、何も知らない人がいたら、いろんなことを知ってる人の方が高い価値を生み出せるわけですね。ですから教育は労働力の価値を高める有用な要因になる。?
?次に仕事に対する「向き不向き」というのがあるでしょう。その判定をするのは誰かというとマーケットです。〜?
p355?僕の仕事の中でも、広告のアイデアというのは「ちょっといい」ってのは要するにぜんぜんダメなんですよね。いきなり急に「♪スコーンスコーン湖池屋スコーン」って出てこないとダメなんですよ。?
p372?そこには音楽に一番必要な「個人的な感動」というものがなくて、まずビジネス、まず競争ありきで、一言でいえば、正しくない人が勝っているという状況、逆に言うと正しくやると負ける状況だと思うんですね。〜?
p391?では変わらない時代の方が良かったかというと、たとえば中世までの世界はほとんどゼロ成長の世界、今日は必ず昨日の繰り返し、明日は必ず今日の繰り返し、そんな中世の人の悩みに比べたら、今は非常に贅沢な悩みですね。大変だ大変だといいながらも、結構面白がって適応している面が、人間にはあるような気がするんですね。我々の感性というのは、小さな変化に過敏に反応する面と、変化に対してそごく鈍いところが共存しているのではないかと思うんです。?
p403?〜儲からないけどやりがいのある仕事ってありますよね。それはやっぱり勝ちなんですね。お金というのは、あくまでマーケットの価値なんです。市場価値という言葉があるますが、市場で価値を認められることをやるのが経済行為、そうではなく市場では価値が認められないけれど、私とあなたにとってはものすごく価値のあることは、間違いなく世の中にあるわけです。そういうことに自由に参加できるよう社会というのがいい。〜?
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この本、ヒジョーに面白いです。そしてためになります。
多くの人がそうだと思うのですが、経済って難しそうだって先入観がありますよね。別に知らなくてもいいやって思いますよね。ケインズとかブキャナンだとか、そんな名前聞くだけでイヤになりますよね!?
でも違うんですねー。知的好奇心を十分に満たしてくれるモノがそこにはありました。
税金や株の仕組みだとか、貨幣価値だとか、アメリカやアジア経済の歴史だとか。みんなが考え付きそうな素朴で本質的な疑問を、ものすごーく分かりやすく対談方式で解説してくれています。対談してるのは、「だんご3兄弟」などを生み出した元電通の超売れっ子クリエーター佐藤雅彦氏と竹中平蔵大臣!佐藤さんの疑問のぶつけ方や例えがとにかく鋭いんですね。
この本を読んだ感想は、「経済ってそういうことだったのかー」っていう本のタイトルどおり。大学生の時に読んでいたら、僕の就職活動先も変わっていたかもしれません。