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物語形式で読みやすいのだが、そういう本の欠点は最終的に理論的な部分が記憶に残りにくいところ(まぁ、そういう本に限らないのですけど…)。
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『ザ・ゴール』のゴールドラット氏のTOC啓蒙書第3弾。参考にはなるが前2作ほどではない。
後半まで何が「ルール」かよく分からなかったが、要は「全体最適化を図っても古いルールがボトルネックになる可能性がある」ということが解説されている。本書ではソフトウェア会社の「テクノロジーからバリューへの転換」に至る過程を描いている。
「ERPはベストプラクティス。だから欧米では業務をシステムにFitさせる。しかし日本はシステムを業務にFitさせる。だからカスタムだらけになる」とよく揶揄される。のだが、逆に日本人からするとテクノロジー売りが苦手でバリュー売りのほうが巧かったりする(相手に配慮し過ぎて衰退の一因にもなっているが)。そのためか、パラダイムシフトする際の発見と躍動感はあまり感じ取れなかったのが残念。
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(2002.11.29読了)(2002.11.02購入)
(「BOOK」データベースより)amazon
在庫削減を目的にERPを導入。だが、むしろ在庫は増え、利益を圧迫している―いったい、なぜなんだ!?はたして、クライアント企業の悲鳴を解決できるのか!?コンピュータソフトウェア企業BGソフト社を舞台に、新ソフト開発、販売、フォローアップ過程でのさまざまな障壁を乗り越え、他社が真似することのできない競争優位を確立するまでを描く。
☆関連図書(既読)
「ザ・ゴール」エリヤフ・ゴールドラット著・三本木亮訳、ダイヤモンド社、2001.05.17
「ザ・ゴール2」エリヤフ・ゴールドラット著・三本木亮訳、ダイヤモンド社、2002.02.21
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テクノロジーによって限界が生まれ、限界に合わせてルールができる。そして、新しいテクノロジーによって既存の限界が取り払われても、ルールを変えなければ、そのルール自体が新たな限界となる。なるほど。
TOCの手法については、さらりと説明がある程度。ザ・ゴール1/2の方を読んでることを前提として書かれてるような気がする。未読なので読む事にする。
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・TOCの考え方としては、前作のゴール、ゴール2から、目新しいモノはなかった。
・おさらい?、まとめ?
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新しい画期的なシステムを導入した場合はそれに付随する周りのルールも一新しなければ正しい利益を出すことができないという話。
ザ・ゴールと比べると少し印象が薄い感じがする。
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新しいシステムを導入してもルールを変えなければそのメリットをフルに享受できない、その最大の制約が長年に渡って根付いた行動パターンや文化であり部分最適化されたルール、といった内容をストーリー仕立てにしてある。ただ、コンピューターシステムに関するテクニカルな内容が分かりにくいし、結末は前作品とあまり変わらない点がすこしイマイチ。ただ、染み付いた文化を変えるために当人をどう触発させるのか?という原点に立ち返られさせ考えさせられる。
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ザ・ゴールで有名なゴールドラット博士の著書です。
原題は「Necessary But Not Sufficient」(必要だが、十分でない)です。
本作も小説仕立てで、ERPソフトを販売するBGソフトを舞台に、ERPを導入した企業が望む成果を上げるためには、テクノロジーの導入だけでは不十分であり、新たなボトルネックとなる古い制約(ルール)を変える必要があることをわかりやすく説明しています。
読み物としても面白かったです。
テクノロジーの導入に偏り、ルールの見直しがされないケースは過去にも経験しました。
そういったものは上手くいかないばかりか、逆にロスが増えたり・・・
ルールは、働く人々の意識が変わらないとなかなか定着しないので一番難しいところです。
いかに意識のベクトルを合わせられるか?
これはある意味永遠の課題ですね。
自分の中で心に留めておきたいと思います。
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TOC(制約条件の理論)はインパクトがあり最強だが、改善への抵抗も強い。古い慣習やルールに縛られたまま改善をしようとしても限定的だ。ルール自体を変えなければならない。更には改善が組織全体ではなく部分的であるなら効果もそれなりで、必ず旧態依然とした他部門との矛盾を引き起こし、うまくいかなくなる。全体最適はすべての部門を巻き込まなければならない。それは会社という枠を超えたサプライチェーン全体に及ぶこともある。
ソフト会社を舞台にしたストーリーは、前2作『ザ・ゴール』『ザ・ゴール2~思考プロセス』で語られたTOCの繰り返しで目新しさはない。だが、改善には必ず抵抗があり、それは改善策そのものの良し悪しとは別で、それを取り巻く環境、ルール、仕組みを見直すべし、ということは忘れがちであり、ハッとさせられる。問題に直面している関係者全員を集めた話し合いのシーンは圧巻。各部門の成果と不満を顕在化させ、問題を見極め、合意を作り出していく過程は、中々の迫力。何度も読み返したい。
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ザ・ゴール、思考プロセス、クリティカルチェーンの3冊に比べると内容は薄かった。要はERPを入れて技術が変わったのだから前提も一緒に見直さなくてはいけないよという話。
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最新のテクノロジーを導入しても、ルールが古ければ意味はない。という話。
ちょっと例がわかりづらかったかな。
込み入っていた。
1作めと2作めは名作でしょう。
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TOC理論の生みの親であるゴールドラット氏による理論の拡張性を記した著作である。ゴールで提唱されたTOC(制約理論)は単なる生産工程や生産計画の管理のみならず、プロジェクト管理への拡張性がある事が、前作のクリティカルチェーンで示されたが、サプライチェーンを生産、物流、在庫と川下に向かって更に拡張を進め、TOC理論の実践が利益の拡大につながることを示した。会社の目的の一つである利益の拡大を機会遺失の極少化とリードタイムの最小化ならびに在庫縮小から説明している。本書は20世紀の書物であるが、その後のSAPの隆盛などから本書のコンセプトがその後の時代の転換を正確に捉えていた事がわかる。サプライチェーンに携わるヒトは一読する価値がある名著である。
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ザ・ゴールが面白かったので、
続けて読みました。
登場人物と場面転換が多過ぎて
途中まで置いてけぼりにされましたが
終盤話が収束していく過程は面白かったです。
良いテーマなんですが、
ザ・ゴールほどの腹落ちはできませんでした。
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あいかわらずよく出来たストーリーになっていて、あっという間に読み終えてしまった。TOC信者になってしまいそう。
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ザ・ゴール第三弾。結局TOCの使い方の話になるのだが、今回はルールに注目。局所最適、部分最適に陥るのはルールがそうなっているからで、利益を最大にするためには、そのためのルールが必要であるとの主張。確かにスループット会計は、全体最適に向いているように思えるが、間接部門をどのように扱うかという疑問が残る。