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長いけど何かサクサク読めちゃった一冊。薀蓄がまた長くてメモしながら読んでたのに結局わからなくなった。ありえないけど、面白い。
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京極堂シリーズで、私がこよなく愛す一冊のひとつ。女性の描写がとても妖艶。でもとてもラストは切なくて、何度読んでも飽きません。
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読むのに半年くらいかかった。
内容もぎっしり。
半分を過ぎたあたりから続きが気になって一気に読みおえました…また次に挑戦したいところですがこの分厚さは…!
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女系の家、織作家を中心に回る事件。京極堂シリーズは割とフェミニズムに関する話題が散見されると思うのだが、これはストレートにきた。これはぐんぐん読めた。関口君がいないからかも。羽田氏、川新、猫目洞のお潤さんなどなどが登場。
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第五弾。シリーズ最高と思います。圧巻。構成力に鳥肌。過去四冊この伏線だったとは…!民俗学として読んでも感銘を受けた。星五つじゃ足りない。
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冒頭シーンの美しさと書き出しに、一瞬にして心を奪われるこの作品。恐ろしく能く出来たミステリ。登場人物が多い上に関係が複雑なので、整理しながら読むことをお勧めします。そして、「鉄鼠の檻」より更に厚くなりもはや辞書にしか見えません。製本技術の限界に挑戦し続ける京極先生に完敗。
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あああなんかもうこういうこと(織作家の血筋とか)を平然と書いちゃう京極先生って凄いよ。問題児だよ。分厚すぎるよ
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長い長い。
この作品に出てくる女学生が大好きです。
京極さんの描かれる女の人は皆すてきですよね。
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途中で飽きちゃたのが残念
京極の「榎さんは女学生好きだから」「僕はフェミニスト」発言にドキドキ
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冒頭と最後の桜吹雪の場面は印象的でした。翻弄された美女たちの死が悲しい。中盤読んでいて疲れたのが残念。
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面白かった‥!!京極堂シリーズの中で一番好き。構成が素晴らしい。
作中で京極堂が「今回の事件は蜘蛛の巣を辿るようなものだ」と説明しているが、その通りの作りでした。
「事件が交錯する」「点と点が繋がる」「パズルのピースがはまる」などなど、意表をつくストーリー展開や構成というものは沢山存在すると思う。が、「立体的な蜘蛛の巣構造になっていた」(しかも分かりやすい)なんて構成のストーリーは、中々ないのではないだろうか。いつにも増して、先が読めなかった。面白かった!
ストーリーももちろん面白いが、事件の構成のしかたが本当に美しいと思える本でした。桜の花と蜘蛛の巣の組み合わせも、何だか概念的にも視覚的にも美しくてステキ!
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妖怪シリーズ五冊目。
女性、宗教、蜘蛛。
妖しい世界で行われる殺人。
心理描写、世界観などシリーズを通して一番のお気に入り。
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目潰し魔による連続殺人事件、キリスト教系の女学校で起きた女学生殺人事件、黒いマリア像の呪い、別々のように見える複数の事件が、蜘蛛の糸に複雑に絡めとられる。
今までの作風とはちょっと違った始まり方をします、いきなり京極堂と真犯人?の会話から始まるのです。 「あなたが-----蜘蛛だったのですね」 数々の事件は蜘蛛と呼ばれる人物が糸を引いていたと、作者自らいきなりネタバレしてしまうのです。問題は蜘蛛とは誰か?どうゆう方法で?ということですが、つまり陰謀です、陰謀のフィクサーとテクニックを推理しろという話です、まあこうゆう話は大好きです、ただ核心までが長いです、辿り着くまで結構大変です、辿り着ければ面白い。 今回の薀蓄はキリスト教、ユダヤも絡む、占星術とかその辺まで?がりますので好きな人には堪らないでしょう
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京極堂シリーズ其の五。
冒頭の櫻の描写が本当に美しい。
終盤の怒涛の如き憑き物落としは圧巻。真実が見えた時は切ない気持ちになりました。
そして最後を読んだ後にもう一度冒頭を読み直してさらに納得。素晴らしいお話でした。
余談ですが榎さまのクッキーに対する主張がすごく面白かったです(笑)
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最後まで読むと最初に返らずにいられない♪ 季節の描写は、シリーズ中最も美しい。というより、こんなに季節を美しく書いている本にはなかなかめぐり合えない気がします。畏いと思うと同時に、切なくなった作品。冒頭の「黒衣の男VS桜色の女」を語っているのは小説家だと、個人的に思います。