投稿元:
レビューを見る
いたずらな男の子ガビが、くまのぬいぐるみボリボンと、さりげないお母さんのやさしさによって、ものを大事にする気持ちに目覚める物語です。
淡々としながらも選ばれた言葉で綴られた文章とかわいらしい絵柄がとても素敵な一冊。
購入したい本のリストに加えました。
投稿元:
レビューを見る
オモチャを大切にしないガビが、ボリボンを粗末に扱ったことで、ボリボンが大変なことになったと思い込み、泣いてしまう、道徳的な絵本です。
絵が外国ものらしく、とってもかわいいです。
投稿元:
レビューを見る
ほるぷ選定でなかったら出会わなかった絵本。"ボリボンみなかった?おなかのやぶれたはいいろのくまだけど"
のせりふを気にいってしょっちゅう口ずさむ。私の歯医者さん付き添いのときに持っていったら大声で熱唱していてにやけそうだった。
"おなかのやぶれたはいいろのくまだけど・・・・"と。 2009.2
投稿元:
レビューを見る
いたずらっこの男の子・ガビは、身の回りにあるものを何でも壊してしまいます。あるときお母さんから、ボリボンという名前のクマのぬいぐるみをもらい、ガビは喜んでいっしょに遊び始めるのですが・・・。
マレークの絵本に魅せられて、「もしゃもしゃちゃん」と同時に買った本です。本書も簡単な内容ながら、とても含蓄のあるお話になっています。ものを大切にすることは、たぶん人を大切にすることにもつながっているのでしょう。人から信頼されていることと、人を大切にすることのなんと尊いことか。読んでいると、そんな、生きていくうえで当たり前のことを改めて教わっている気持ちになります。
挿絵で描かれているボリボンの目はどこまでもあどけなくて、まるで遊んでくれる相手を心から信頼しているよう。その眼差しからも、作者の温かいメッセージが伝わってくるようです。みやこうせい訳。
(2009年9月入手・読了)
投稿元:
レビューを見る
マレーク・ベロニカの作品の中では流れがよくまとまっている。
ものを大切にすることも教えられるし、教訓めいていてよいかも。
投稿元:
レビューを見る
なんでも、おもちゃを壊しちゃう男の子。
クマの人形もお医者さんごっこで、お腹にはさみを
いれられちゃう。クマはそれでいなくなってしまって、、、
さてさて。
男の子の、おかあさんが、そんなでも怒らないんだよね...
子供の性質をちゃんと受け止めていて、ほっと紅茶が美味しく
頂ける絵本でした。
投稿元:
レビューを見る
表紙の絵が可愛いという理由で、図書館から借りてきた。
私は、正直に言うと、ちょっと苦手。知育絵本や、作者の伝えたい思いが明確に出ている絵本は、どうしても、好きになれない。
でも、やんちゃ坊主や悪い子が好きな娘は、結構、気に入ったようで、今日も、「読んで!」と持ってきた。友達のお家の「ノンタン」も好きだもんなー。女の子だなー。(3歳)
投稿元:
レビューを見る
『ラチとライオン』で高評価を得たマレーク・ベロニカの最初の絵本。
見た瞬間にギコ猫がどうしても思い起こされてしまった。笑
内容は道徳的なメッセージを伝える物で、
それほど心を打つとか言う物ではない。
『ラチとライオン』のイラストの独自性と比べたら、
あまり個性的ではないかなぁ?
ただ、親子で一ページずつ、
『オモチャを大切に』と言う話を子どもと一緒に語り合うのには、
解りやすいと思った。
『1958年ブタペストで出版された『Boribon』(More Ferene出版社刊)を
作者自身が全面的に描き改め、
日本語版のオリジナルとして出版された物です。』
と巻末にあったが、元の話も見たかったかも。
文・絵
※ マレーク・ベロニカ(Marek Veronika)
1937年ハンガリーのブダペスト生まれ。
17才の時に自分で作った物語に挿絵を描いたのがきっかけで、
絵本作家に。
また、国立人形劇団の俳優としても活躍。
始めてかいた絵本『ボリボン』は高い評価を得る。
本書は彼女が24歳の時の作品。
1963年(26歳)に結婚、男の子がひとり。
公式HP:http://www.marekveronika.hu/
翻訳
※ みや こうせい
1937年岩手県盛岡市出身。東京在住。
バルカン半島の民族・伝承を独自の視点で研究、紹介し、
エッセイスト、フォトアーチスト、批評、ルポ、
ノンフィクション、翻訳など幅広く活動。
○ 市立図書館所蔵
投稿元:
レビューを見る
なんでも乱暴に扱っては壊してしまう男の子。
お母さんのくれたぬいぐるみも、お腹をはさみで切ってしまったまま出かけてしまう。
そのあと、いなくなったぬいぐるみを探して探して…
実はお母さんがぬいぐるみを縫ってくれていた。
やっと「大切にすること」に気づくお話。
でも、意図せずに物や人を乱暴に扱って、自分も傷ついてから、大切さが分かるのは、おとなになっても同じかもしれない。
投稿元:
レビューを見る
まず さいしょに、なんで こわしちゃうのか?とおもった。
それから、なんで かたづけないで あそびにいっちゃうのか?とおもった。かたづけたら、いなくならないでしょ?
なんで、おかあさんが ボリボンのおなかを ぬっちゃったのか?ガビが しゅじつするはずなのに、だめじゃんって おもった。
投稿元:
レビューを見る
ガビはいたずらっこでなんでもものを壊してしまいます。
ある日お母さんがガビにくまのぬいぐるみ、ボリボンをわたしました。「このボリボンとあそびなさい」。ガビは喜んでボリボンと遊び始めました。着せ替えごっこ、そしてお医者さんごっこ。ガビはボリボンのおなかをじょきじょきじょき。そしてそのままにして遊びに行ってしまいました。
ボリボンの目がこわい。なんならボリボンという名前の響きもぞわっとする。
ガビという愛称はハンガリーならではの名前だなぁと思いました。
ああボリボンこわい。私もどちらかと言うといたずらっこだったからかな。
図書室で借りて、上記の理由で娘への読み聞かせはしていませんでした。でも返す前日に夫が読み聞かせをしていて、「ボンボン(ボリボン)」とめちゃ気に入ったようです。
絵本の読まず嫌いはだめだなーと思いました!
その後私が読み聞かせしたら、意外と読み聞かせると面白いことに気付けました。でもどうしてもホラーチックに読んじゃう。