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可穂さんの性格やら何やらが覗けて嬉しい気持ちに浸れますwアジアへ観光へ行く人は、彼女の本を読み、彼女並みの度胸を身に着けておきましょう。
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中山果穂は女同士の恋愛の小説ばかり書いていて、実はそれも大好きで、ほとんど読んでいますが、この本は最初、いいと思わなかった。なのに、何度も読むうちどんどん好きになっていった不思議な本です。作者は失恋してアジアをバックパック旅行するのだけど、ほろほろ切なく泣いてばかりの作者に共感するわけでもないのに、何故かアジアにセンチメンタルジャーニーしたくなるのです。
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友人が同じ作者の「感情教育」という本が面白いというので、大学の書店に行ってみたら、
その本は品切れで、この本があった。
題名の良さでつい買ってしまったが、
もの凄く新鮮に感じた。
金子光晴の「マレーシア蘭印紀行」や沢木耕太郎の「深夜特急」とはまた違った文章のタッチで、
女性らしさが出ていて、面白かった。
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作家買いしたくなるぐらいになると、作者の事が知りたくなるんだよね。だから中山可穂の本がとても気に入ってる人はこれ読んでも普通に気に入ると思う。
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わたしのたったひとつの望みは、記憶喪失になることだった。あのひとにつながるすべての記憶を忘れたい。忘れなければ生きていけない。
(P.67)
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これは巡礼の旅ではない。
これは冒険旅行ではない。
三十を過ぎた女の、いじましい貧乏旅行記である。
という後書きの本書。日頃は「一人旅なんて・・・」と冷めた眼で見ている私もこの旅はかっこいいと唸ってしまう。
何度も手に取り読んでいます。グローバル化がもっと進んでしまう前に、アジアに行きたい。
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中山 可穂さんの旅行記。おもしろかったです。
海外旅行はまだ二度目、アジアは初めてとのことで、旅慣れてない感じが楽しいです。
アジア旅の旅行記はよく読みますが、おもしろいものが多いですね。
女性の旅っていうのは、ナンパされたりして大変そうですね。女性の旅行記は、男の視点とは違う点が多々あり、おもしろいです。
なかなか最近旅行に行けないので、人の旅行記を読んで旅した気分を味わうのが楽しいです。
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本人の紀行文であるがゆえに、それだけ距離をおいて読める、とも、逆に、切ない、とも言える。私にはないエネルギーに圧倒される。
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著者が仕事の行き詰まりや失恋のショックから逃避するためアジア各国を巡った時のエッセイ。
著者の破滅的な行動とアジアの煩雑な雰囲気があいまって面白かった。
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著者の新作がちっとも出ないので(笑)文庫の再読。でもすごく久しぶりに読んだら、古いものだけあって著者にしては拙く残念ながらつなぎにはならず。
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著者の旅行記。
中山可穂さんが女1人でアジアを渡り歩く様は、逞しさと危なっかしさが混在してて、まさに失恋から逃げているよう。
たかのてるこさんとかとは全然違った旅行記です。
以前、何度も何度も読み返した本だったんですが、久しぶりに読んだから以前と印象が違いました。
危なっかしさにセンチメンタルを感じ、どっぷりつかれてたのが今ではもっと自分を大事にしてあげて〜、と心配するようになってました!
でも、こんな旅は自分では絶対できないし、しない気がするので、憧れは変わらず抱きました。