紙の本
浦賀ワールドに裏切りなし!
2014/05/15 19:01
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投稿者:坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノンシリーズの青春小説かと思いきや、冒頭から怪しげな思想のサークル代表の女性に主人公と共に引き込まれました。一気読みせず、じっくり堪能したい。
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粗筋を読む限り、というか題名を見る限り、もっとポップでコメディな話を想像してたのですが。うわぁ。やっぱり浦賀和宏だ。そんなこと、あるわけない。最後は「なんじゃそりゃ」ではあるが、酷く後味が悪い。結局、事件の黒幕がまったくやり込められない。
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大学に入学した僕が賑わう校内で見たのは、「新委員募集中。あなたも信じてみませんか―。地球が平面であることを」と書かれたビラを校舎の屋上から撒く女の子。その子に惹かれる僕の周囲で事件が起き始める。放火、盗難そして殺人事件……。一体僕は何に巻き込まれたんだ? 天才作家が妖しい世界を紡ぎ出す推理サスペンス、書き下ろし。
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大学の入学したばかりの主人公がサークル勧誘の最中見かけた、女の子が屋上からばら撒いたビラ。
「新委員募集中。あなたも信じてみませんか。地球が平面であることを。」
その子に惹かれる僕の周囲で起きる、放火…盗難……殺人事件?!
一体僕は何に巻き込まれたんだ?
メフィスト賞作家が描く推理サスペンス。
最後の一行を読み、実際にいたら恐いだろうなと恐ろしく感じた作品。
文章が読みやすいだけに……。
おいらは丸い地球で良いですw
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「地球が平面である」ということを主張する怪しげなサークルやら、コンクリート詰めの死体やら、謎は充分に魅力的。しかも主人公があの人の子孫とは、これはいったい何なんだ。とにかくとんでもないなあ、という印象で読み始めてみたら、たしかに結末もとんでもなかった! 「地球平面委員会」の正体には、驚愕というより腰砕けかも。爆笑。だけどたしかに伏線らしきものもあったし、主人公の○○にもちゃんと意味はあったのね。
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この作品はクルッテル作品ではあるけれども
十八番表現は一切なしです。
性表現も未遂どまりですので
比較的健全(?)かな。
まあ、基本ジョーク作品です。
彼のハヤカワ文庫に対する
知識に関して脱帽です。
よくあの有名作家の背の色を
知っていましたな。
事件は起きますが、
はっきり行って動機は稚拙です。
まあ、メインがジョークですから
そこのところは元から
期待するものではないです。
それと最後はどうなった?
と怒り出す人がいるかもしれません。
最後のあれの最後の項目を
よくご覧ください。
それが最後の結果です。
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電波な美女に電波なサークルに誘われる話。SOS団かよと突っ込みたくなる本作は、あの作品の一年前に刊行された。
しかし、まあ、浦賀作品とは思えないほど健全でびっくりした。これはこれで好きだけれど。
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地球平面委員会の意味が判ったときにはなるほどと思ったが、殺人事件まで起こっているわりには話が薄っぺらい。
それに登場人物も動機もラストもなんとなく物足りない。
もう少し深い話を期待していただけにちょっと残念だったかな。
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浦賀和宏の、比較的初期のノンシリーズ作品。
「彼女の~」シリーズを契機として読んだが、初期作品はメフィストテイストというか、独特の雰囲気が全面に押し出されている感が強く、ちょっとついていけなかった。
2
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絶対に忘れられないタイプの本。
まぁ一発ネタと言っちゃえばそれまでだが、謎があまりにも強烈。長さもコンパクトで、その謎に引き込まれたまま最後まで一気に読み切れる。
「地球が平面であると信じている」理由なんて全く分からないし想像もつかない。
倉庫を燃やしたり、街の一部分を凍らせたりというのが伏線になっているわけだが、この真相は見抜けるわけがない。
奇想を本にしてしまった怪作。
浦賀和宏がますます好きになる。
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残念ながらこの作品は合わなかったようてす。地球平面委員会の正体というか…この時代に地球平面論って、ゲームっぽい感じはしていたものの、どうしてそれが悪の組織に繋がるのか全くわからなかったんですが…読み終わっても腑に落ちない。
でもサスペンス性はあったし、気になって読み進める勢いはあったので、その辺は面白かったと言えると思います。
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変てこな出だしなので、こりゃ面白そうだと思ったのだが、なんじゃこりゃあ、つまらん最後だよなあ。がっくり。
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怪しげなチラシが空から降ってきた大学生の春。屋上から下界を見下ろす彼女に僕は惹かれていた。
放火、窃盗、殺人、襲ってくる非日常にチラつく地球平面委員会の存在。彼らにとって僕は一体何者?
奇才・浦賀さんから飛び出した超次元ミステリ。1行で片付くネタを丁寧に200頁に引き伸ばしてみせた。決して最後から読むなよ!
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メタモルフォーゼの女で触れられていたので。
まあ作中の作家が書いた云々の話だけでしかなかったけど。
感想としてはなんだコレとしか。
これから他作品と繋がるならまだ許せるけど、どうなんでしょうね。
2023/3/30読了。