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ゆうたしか小学校五年生くらいに図書室で借りて読んだんだけど、初めて本を読んで泣いたのを覚えてる:)ラストがすごい衝撃だった!それが子供心にぐっときたのかなー。めっちゃ素敵な話!
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私が大好きな本の類でした。こういう本を読むとやっぱり私は大人になりかけている、と思わざるおえません。素敵です。
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生涯のベストテン1位2位を争う作品。ひげさんがだいすき。泣きました。フランス文学ってきれいだけど儚い。小5か小6あたりに読んだ。
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どんな場所にでも花を咲かせられる親指を持った少年の物語。
小さい時、これのアニメビデオ何度も繰り返し見てました。本を手に入れたのは大学生になってからでしたが。
死、戦争、貧困・・・考えさせられるお話です。
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武器の街の武器工場の主の武器商人の家、ミルポワルの鉄砲工場の支配人の家に、その子は生まれました。チトはとてもきれいな子、だれもがそう思わずにはいられません。それもそのはず、チトの『おとうさん』はとてもスマート、『おかあさん』だって、とっても美しい人なのです。住んでいるのは、大きなお家、どこもかしこもみがかれていて、ピカピカに光っています。自動車は9台、中庭にはなかよしの馬だっています。なにより、街全体に広がる工場は、すべて『おとうさん』のものなのです。
そんな『おとうさん』と『おかあさん』の家に生まれたチトは、他の子どもたちと同じようにはいきませんでした。初めての登校の日、チトはいねむりをしてしまいます。絵本で文字をおぼえ、電線の上のスズメの数で計算をおぼえたチトにとっては、黒板の上に書かれたものなんて、退屈なのです。先生はチトを家に帰してしまいます。困った『おとうさん』と『おかあさん』は、『おとうさん』の周りにいる大人たちから、チトに勉強を教えてもらうことにしました。本も黒板も机も使わない、授業の始まりです!
チトは、植物が大好き。最初のチト流の授業は、庭の授業です。場所は温室。先生は庭師のムスターシュさん。チトが夢中になってはち植えを作っているうちに、無口なムスターシュさんは、不思議なことにきづきます。『みどりのおやゆび』。そのゆびがさわったところからは、またたく間に植物がはえてくるのです、種を植えていなくても、です。そんな不思議なおやゆびを、チトは持っていたのです。
人間は自然の一部でしかなく、台風や洪水などのニュースが流れるときには、そのことを思い知らされてします。また、自然を愛する気持ち、植物に心をうごかされる気持ちというのも、人間が自然の一部である証拠なのかもしれません。難しいことではありますが、自然にたいする共通の感性で、人と人との理解をこえ、このお話のように、国際問題の手助けができたなら、すばらしいことでしょう。今さかんにうたわれているエコロジカルな活動も、このような大きな発展ができるのものかもしれません。
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このお話の主人公は、チトと言う男の子です。
とても裕福な家に生まれてきました。
お父さんは、武器を製造する会社の社長なのです。
仲良しの国にも、仲良しでない国にも、自分の会社で作った、鉄砲や大砲を売ります。
戦争が起こると、お父さんは深刻な顔をしても、工場がとても忙しくなるのを喜んでいます。
チトは、少し変わった子どもでした。
チトには、神様が下さった特別な才能があったのです。
チトには、みどりのおやゆびがあったのです。
「また、みんなにこの子は変わってるって言われるんだ・・・」
と、チトは、自分の力に気づいたときに、悲しくなりました。。。
(チトは少し変わった子どもでしたから・・・)
でも、大好きな庭師のおじいさん(ムスターシュさん)に励まされて、彼は自分が思ったことを行動に移すことによって、自分の自信を取り戻していきます。
みんなやさしい、いい気持ちになるために。。。
チトは、みどりのゆびの才能を使っていきます。
そして、、、
大好きなお父さんとも、自分のこうしたい!
という思いのために、ちゃんと対決していきます。
(お父さんは、武器商人でしたが、とてもよいお父さんでしたので・・・)
このお話は、フランスの作家が書いたものです。
今年小学一年生になった息子が、この夏ごろから戦争について、質問を繰り返すので、遠い昔、自分が読んだ本の中から、この本を選んでみました。
何故、戦争を・・・・
の答えには、ならないかもしれませんが、
戦う事で解決するんじゃなくて、別な方法がある事、その為には、優しい楽しい気持ちにならなければいけないという事。
それは、難しいことだけど、努力しなきゃ。。。と言う事。。。
この童話の中には、そんな願いがあると思います。
この物語の終わりには、何ともいえない感情がわいてきます。
人間は一人では生きていけません。
自分とは違った考え、(その裏には、文化や宗教や歴史や・・・利害関係もありますが・・・)の人たちと、コミュニケーションをとるために、優しく楽しい心で、接していきたいと、願っています。
国と国という大きな、コミュニティでなくとも、まずは身近な、小さなコミュニティから、みどりのゆびの心を持って・・・・・。
出来る事から、少しずつ・・・
争いごとは、あってもいい。
その対処法。。。
学ぶべきだと思います。
遠い昔に読んだ本。
昔感じた想いを、よみがえらせる事が出来ました。
よい本だと思います。
何よりも、説教臭くなくて、良いのです・・・(笑)
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触れたものをみどりに変えることができる親指を持った少年のおはなし。自分の恵まれている環境の中に潜んでいる悲しみついて考えることができます…自分の子供に絶対読んで欲しい本です。挿絵もすばらしいです。
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初めて読んだのは小学生のときです。
大人になって、エコロジーに目覚めた頃になぜかこの本のことを思い出し、どうしてももう一度読みたくなった本です。
題名も表紙の絵もうろ覚えのまま、本屋をめぐって探し当てました。
自分が正しいと思うことと、世の中の「大人」が正しいと思うことの相違に主題があるように思います。
大人の常識という壁にぶつかった主人公チトは、どうしてもその常識になじむことが出来ず、尊敬する庭師の指導の下、自分が本当に正しいと思うことをいくつも成し遂げます。
罪を犯した人たち、病に苦しむ女の子、スラム街に住む人たち、そして戦争……。
チトが持っている類まれな「みどりのゆび」が世界を救っていくのです。
その具体的な方法が、なんとも自然を愛して止まない私にとっては、すごく素晴らしい!
北海道にお嫁に来るときには、主人公チトと同じように、私も植物を育てることで、たくさんの人を幸せにするのだワ♪
などと真面目に思ったものでした。
かなり古い本ですが、いつまでたってもこの本の持つ主題は色あせない。
不朽の名作です。
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人生で一番初めに読んだ文章だけの本。
チトがすき。やさしくてかなしいイメージがある。
今度しっかり読み直したい。
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教科書にのっけてほしい。
最後の挿絵がものすごく記憶に残っていた。
子供向けでこの結末にしちゃうあたりタダモノじゃない。
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チトが親指を押し付けると、そこには緑が芽生える。
さいごの、
じつはチトは××だったのです。
っていうのは、まったくの蛇足だと思うぜ。
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父親の仕事が兵器づくりだと知った少年チトは、自分が不思議な“みどりのゆび”をもっていることに気づいて、町じゅうに花を咲かせる、そんなお話。読書嫌いだった小学生のわたしに、母が薦めてくれました。最初はどうかなと思っていたら、どんどん惹き込まれて、読破!初めて本を最後まで読めた、あの喜び。今でも宝物のような作品です(吉田さん)
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〜「囚人達が逃げるのを防ぐためです」「このけいむしょ、もう少しきれいだったら、逃げたいなんておもわないのに。」
まったくその通り。
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チトは○○だったのです!
・・・・という一言に尽きる作品。
戦争反対の寓話ともいえるような物語。
どこにでも花を咲かせる事の出来る不思議な力、みどりのゆびを持ったチトは世界中に花を咲かせようと決心します。
本当に美しく深いお話で読んだ当時かなり衝撃を受けました!
馬が好きだった私は残された子馬のジムナスティックの事が可哀想で・・・(笑!
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読んだのは文庫版になるまえのハードカバーのものだったと思う
この本を読みだした頃から私の読むスピードに対して本を買って行くのを親は諦めたのか(笑)
家で読む本は購入本では無くなって図書館で借りたものになっていった。
園芸が得意な人に『みどりのゆび』を持っていると評する事があるけれど、
それの由来はこの本なのだろうか。
主人公の少年は不思議な指を持っていて、彼が指を差し込んだところからは様々な花や緑が咲き乱れる。
その力で兵器にも花を咲かせ、争いを止めてしまうというお話だったように記憶している