投稿元:
レビューを見る
ブランドとは何か?スタバ、ナイキでブランドビジネスにかかわった著者がブランド戦略を語る。ブランド好きな日本人には・・・
投稿元:
レビューを見る
「ブランディング」という言葉をご存知だろうか。かいつまんで言うと、企業が顧客にとって価値のあるブランドを構築するための活動を指すことになるのだが、これは何もロゴやブランドネーム、パッケージに限ったことではない。差別化されたブランド価値を結びつける連想を、消費者の頭・こころの中に育んでいく営みのすべてがブランディングなのだ。
さて、本書はスーパーブランドであるナイキとスターバックス両方のブランディングを手がけた著者の体験記。スニーカーとコーヒーという実用品をブランドに仕立てた著者の経験から説く実践的ブランド論である。
思うに教育産業ほどブランディングと密接な関係にある業種は他にない。しかし、日々変わりゆく地域環境や教科書に振り回され、良く言えばフレキシブルな、悪く言えば場当たり主義的な経営を求められることも少なくない。
「ブランディング」という視点を得ると、「あの学校のブランド価値ってどこにあるんだろう」、「この広告はうちの塾のブランディングの方向性に合うだろうか」、さらには「自分の講師としてのブランド価値を高めるためには、今何を学ぶべきなのか」、というような客観的思考が可能になる。これから実行しようと考えていることを、マクロな視点で洗いなおすことができる。「ブランディング」という考え方を手に入れる前と後では、鏡に映るあなた自身の姿さえも少し違って見えるはずだ。
最後にささきまり個人が強烈なインパクトを受けた言葉を本書から引用する。
「第一印象は一度しかない。」
読んでみたくなったでしょう?
投稿元:
レビューを見る
某先輩であり上司である御方よりご紹介を賜った御本。
さくさくよめる。面白かった。
星っ四つっ!!
投稿元:
レビューを見る
原題は「A NEW BRAND WORLD」邦題は「なぜみんなスターバックスに行きたがるのか?」興味を持たせるうまい邦題だけど、
核を突きすぎて原題と相違がありすぎる気がするナイキやスタバで働いた経験を持つマーケティングの専門家が書いた本。実体験に基づくブランディング、ブランド論が書かれており「なるほど〜」と思わされた。企画経営の仕事する人の知恵が詰まってます。スタバに詳しくなれるわけではないです。やはり邦題はあまりよくないように思う。緻密な戦略は成功を呼ぶ。just do it
投稿元:
レビューを見る
スタバシリーズ第3弾☆
ナイキとスターバックスで活躍したスコット・ベドベリによる『ブランド』に関する話。
スタバ・ナイキの自身の成功例を題材に
・ブランドとは何か
・ブランドはどうすれば育つのか
を延々と説いている。
***
『ゼロベースで考える癖をつけること』
は内定先の1社の社長がよくいう言葉。
本を読んでいて、いつも思う。
出版されている本は全て「過去」のことなので、
鵜呑みにできない。
ハウツー本が世に溢れているのに、
一向に自分の周りがよくならないのはこのため。
だって、過去の成功の話だから。
現実は常に変化している。
ハウツーはあくまで過去なので
そこから何を学べ、どう活かせるかが大事。
過去にすがってるだけではダメ。
常にゼロで考える。
本はゼロで考える基をくれるもの。
***
ブランドは人間でいう「信頼」
構築するのは大変、破壊するのは簡単。
バイト店員であろうとも、
常に意識してさらなるブランド構築に貢献しよう、
と思います。
がんばりまっす!
***
最後に、訳者あとがきからのいい言葉。
人間は、生きてきたあいだの経験や行動で定義される。
ブランドも、しかり。
あの店に行けば必ず美味しい味にである、と期待させる力。
満足と引き換えに喜んで金を払わせる力。
これがブランドの力だ。
***
あらゆるブランドが体現すべき中核的価値観
・シンプルであること
・忍耐
・関係性
・利用しやすいこと
・人間味
・どこにでもあること
なるほど!
投稿元:
レビューを見る
タイトルでスターバックスの話かと思いきや、ブランドそのものの話。
スターバックスだけでなく、ナイキなどのブランディングも手がけた筆者だからこそ書ける実体験の話、およびそれに基づいたブランディングの秘訣。
何故皆スターバックスにいきたがるのか。ナイキの靴を履きたがるのか。その答えはブランド力にあるのだと、思い知らせてくれます。
投稿元:
レビューを見る
どこぞのよくわからんスタバ本とは異なり、
「ブランドとは何か」をNIKEとスターバックスのブランディングを最前線で
指揮してきた著者がその実体験を基に解説する。
学生時代読んで超感動した一冊。
今読んでも納得できる内容。
投稿元:
レビューを見る
ブランド・コンサルタントの著者によるケーススタディ論。
企業はスターバックスに限らず、ナイキ、クライスラー、ラルフロ−レンほか多岐に渡る。
投稿元:
レビューを見る
もっとさらっとした本かなと思ってたけど、予想以上に面白かった。この分野に関して勉強してから読み直したい。「人間は生きていたあいだの経験や行動で定義される。ブランドも、しかり。」
投稿元:
レビューを見る
ブランディングとはありふれたものを取り上げ
それを価値や意味を高めるような改良を加えること
ナイキやスターバックスはそれをしている
投稿元:
レビューを見る
0074
2018/11/01読了
大学の時に授業で出てきた本を今更読む。ナイキもスターバックスもそんなに思い入れないけど、すごい企業なんだなと。
商品も従業員も大切にするのは重要だし当たり前のはずだが、利益や伝統に固執すると崩れるよなあ。
だいたい大手企業の話だが、たまに知らないところもあったので分からない話もたくさんあったな。
「人間は、生きているあいだの経験や行動で定義される。ブランドも、しかり。」
確かに!
投稿元:
レビューを見る
まとめるとブランド力とは、
①企業としての理念が全社員で共有されていること
②提供する製品の品質に手を抜かないこと
の2点に集約できるのかな。
私の読書力の問題なのか、途中までは興味深く読めたものの、途中で飽きてしまった…。
投稿元:
レビューを見る
スターバックスのような、リピーターが多く愛着を持つ利用者の多いブランドを作るための原則が書かれている。
・ブランドのDNAを定義
・適切に育てる(薄めたり、混乱させることのないように)
・商品・サービスを越えた情緒的なつながりを作る(もちろん、商品・サービスは大事)
・時代を超えて変わらぬ価値を保つ
・企業の規模に安穏とせず、適切に活かす
・多様な人がいるという組織の強みを活かす
・ブランド価値を組織に浸透させる
・ブランドを育てる親となる
ここまで書いてブランドだけでなく、昨今のDXといった組織文化を変えていく必要のある取り組みでも重要なポイントだ。特に、DXであれば、施策を自ら育てる風土や、施策を越えた情緒的なつながり(進めることによる安心感や一体感)を作ることが大切に感じた。