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主人公が、ある事件をきっかけにして時間を超える。
パズルのように疑問が解決していく話はとてもおもしろいです。
上・下セットでどうぞー。
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すっげぇ昔に映画で見たんだけど、記憶に無しー
てことでベタな設定第2段、時をかける少jy(略
ていうか超面白いよー!時間跳躍モノ大好き・・・パラドックスとか燃えるよねー
導入部が突拍子もなく、さらに時間跳躍によって出来た空白の時間が埋められていくのがたまらない・・・
そしていいとこで終わってくれるんだこれが。
そのせいで翌日早いってのにそのまま下巻読む羽目にw
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『火曜日』の朝、私は目を覚ました。でも、私にとっての昨日は『日曜日』。私の『月曜日』は、どこに消えてしまったの……?日常的な高校生活と、非日常的なタイムトラベルをかけ合せた、緻密な時間パズル。翔香と和彦が少しずつ謎を解き明かしていくにつれ、見えてくるものは一体何なのか?読み終わったあと、「うわー、やられた!」とにんまり出来る作品ですね。文庫版の『あとがきがわりに』は、前作の『クリス・クロス』を読んだ人にだけ、分かるお話です。高畑さんの作品は、どこかでリンクしてる作品が多いので、全部の作品を読んでみて下さい。意外な相関図が浮かんできますよ。
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この著者を知るきっかけになった作品です。たしか当時は中2くらいじゃないだろうか。はまって一気に読んだ覚えがあります。今でも、たまに読み返してみたり。
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時をかける少女、みたいな。時間をあちこち移動するのに最後に全て分かったときのかっちり感は見事。プロットたてが上手い。
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いわゆるタイムトラベル物ですが、この作品はタイム・パラドクスを見事に解決していて秀逸。一度読み終わったあと、「ええーっ!」となって、もう一度読み返さずにはいられない。上下巻。
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よくこんなに計算された小説が書けるものだ、とひたすら感心した。
女子高生の翔香は自室のベットでいつもどおり目覚める。しかし、日曜の夜だったはずが目覚めた時は火曜の朝。月曜の記憶が無い。日記をみると、見覚えのない文章が自分の筆跡で書かれている。「若松くんに相談しなさい」
彼はそれまで特に親しくもないクラスメートだったが、半信半疑ながらも、翔香の状態を分析して「あるきっかけで意識のみ時間移動をしている」と解き明かす。
時間を越えるという現象は昔からいろんな作品で書かれてきたことだろう。この小説の中にも「時をかける少女」や「夏への扉」といった有名な時間旅行モノへの言及がある。
この手の小説では、未来や過去の現象と触れ合うことによって起きる奇妙さ、未来の事を知ってしまうことにより起こるズレ等の問題をどう解決してくれるかが気になるところだと思う。
この「タイム・リープ」の場合そういう点で矛盾が見つかるところは(私が見る限りでは)特に無く、うまく説明してくれていてスッキリする。
ただひたすら「若松に相談すれという日記の伝言は月曜日に書いたけど、それは火曜日に日記見たから戻った時同じようにまねして書いただけ。結局その考え自体はどっから発生した・・?」みたいな類の「卵が先か鶏が先か」的な堂々巡りの疑問が脳内にわきおこる。
でも本当は、主人公と共に時間跳躍を無事終えた読後の余韻として、堂々巡りになるのを味わいたくてわざと考えてはニヤっとしているのである。
さーてニヤっとしながら再読するか・・・
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記憶の欠落。自分へのメッセージ。そういえばこんな本も読んだなぁなんてふと思い出し。
タイム・スリップじゃないですよ。タイム・リープ。
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タイムワープとか、うさんくさいじゃないですか。不思議〜ですまされたりしがちなものを理路整然と解決していく様子が心地よいです
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タイムトラベルもの。だけど、今までのものとは一味違う。さらにキャラが魅力的で、読みやすい。ただ、時間軸がわかりにくく読んでいて混乱してしまうかも(タイムトラベルものだから仕方ないけど)。
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タイム・スリップではなく、タイム・リープ。ばらばらにされた一週間の時間軸が、主人公が前に飛び後ろに飛びしつつ、ひとつひとつパズルのように整然と埋められていく筋が、破綻なくよく練られている。下巻の一番最後まで読んだら、上巻の冒頭に戻らずにはいられない。
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理路整然という言葉がぴったり。
翔香は昨日の記憶をなくしていた。そんな彼女に彼女自身からの言葉が……。
「若松くんに相談なさい」ただのクラスメイトに何故?
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月曜日だと思って学校に行ったら、火曜日の時間割りだった。なぜ月曜日の記憶がないのだろう。記憶喪失にでもなったのか、それとも自分の中に違う自分がいるのか。不安なまま帰宅した翔香は月曜日の日記に、自分の筆跡で書かれたメッセージを見つける。クラスメイトの若松和彦に相談しろ、と。
水曜日、翔香は和彦に自分の身に降りかかった出来事を話すが、肝心の和彦は何も知らなかったし相手にもしてくれない。しかし翔香がその後何回か時を跳び越え、その証拠に未来を予言して見せると、この現象の解明に和彦は協力してくれるようになる。はたして何が原因で翔香はタイム・リープするようになってしまったのか。翔香は普通に時を過ごせるようになるのだろうか…。
翔香が行うタイム・リープは、精神だけの時間移動である。つまり、翔香の身体は途切れることなく時間の流れ沿って存在しているのに、翔香の意識だけがぽんぽん跳んでいるのだ。危機を感じると安全な時間を求めて跳び、自分が無事だったことが分かると元の時間に戻ってくる。そういうメカニズムらしい。
跳んだときにできる時間の空白が、後でその時間に戻ってくることによってパズルのピースがはまるように、ぴったり埋まっていくさまが快感である。最初のピースと最後のピースが繋がって完成した図は、きちんと枠に収まっていて見事としかいいようがない。
和彦がかっこよくて、頭が良くて、運動も出来る、けれど女を寄せ付けない雰囲気を纏う反則的なキャラだったり、その和彦と翔香があれやこれやあってなーんかいい感じになってしまうあたりがいかにもライトノベルだけどね。
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げイメージ無え。時かけ見てたら思い出した。いわゆる時間モノではこれが最高傑作だと思う。古ーい電撃文庫です。1度読んで全部飲み込めたら脳みその性能優秀ですわ。多分古本屋に沢山ある悪寒。
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中学の時に初めて読んで「コレはすごい!!」と思った記憶がある。スズキが本好きになるきっかけになった本。