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すでにシリーズを読んでいる読者からすれば目からうろこというようなものではないが、少なくとも私にとっては金持ち父さんシリーズで、一番好きな作品である。
本書は子どもの教育をテーマとしているためもあり、著者の実の父に対する尊敬が全面に表れた内容になっている。優れた教育者であった実の父を、これまでの「貧乏父さん」ではなく「賢い父さん」と呼び、「賢い父さん」の見ていた教育の在り方を、「金持ち父さん」からの教えをからめつつ説いている。
私がとても気に入っている考え方は、「子どもは皆、必ず才能を持っている。ただ、学び方は皆違う」というものだ。それぞれに見合った学び方で、それぞれが持った才能を引き出すことこそ、大人の役割というものと理解している。机で勉強するのが得意な子、体を動かして失敗しながら学びとる子、それぞれ学ぶことは違ってくるが、それでいいのだ。学んだことを大切にして子どもを育てていく。そういう姿勢はとても大切だと思う。
もちろん、子どもに社会性をしっかり持たせることは最低限必要な教育であるから、その点は強く自覚しながら、各人の特性をよく見極めることを自分の子どもたちの教育にもぜひ活かしたいと思う。
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訳なのか、このひと自身なのか、とりあつかってる内容なのかよくわからないけれど、とにかく読みにくい。まどろっこしい。笑
でも内容はさすがでした。
次につながる興味、持てました。
GENI-IN-USのくだりがすきです。
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私は以前から息子が小学校に上がったら経済金融教育をしたいと思っていました。息子は今5歳なので、どのように教えるか、その方法を親として考えなければならない時期に差し掛かっています。この本を読んで大きなヒントを得ました。息子と自分の成長のために、しっかりアウトプットしていきたいと思います。
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経済的に不安な今だから、子育てにおけるお金の教育が大事だと思っている。
「この本がバイブルだよ」
「このとおりやれば将来こどもはお金に困らないよ」
なんて煽りがあるわけではなく、
「こどもってどんな風に成長していくのか?」
「親としてこどもをどう理解してサポートしていけばいいのか?」
そんなことを教えてくれる一冊です。
以下、気に入ったポイントのまとめ。
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教育とは、詰めこむことではなく、引き出すこと。
人間には7つの異なる才能がある。(ハワード・ガードナー著)
①言語的才能=読み書きや情報処理能力(IQの基準)。ジャーナリスト、弁護士、教師などが向いている。
②数学的才能=数字で表されるデータ処理能力。数学者やエンジニア
③空間的才能=芸術家やデザイナー。建築家は①と②も必要。
④身体的才能=スポーツ選手やダンサー。見たり触ったりやってみることで才能を発揮する。
⑤内省的才能=感情面の知性(EQ)が高い人。感情のコントロールがうまい。7つの才能の中で最も重要。
⑥対人的才能=他人と気軽に話せる人。カリスマ性が高い。政治家、俳優、セールスマン。
⑦環境的才能=自然に対して影響を及ぼす才能。農業、動植物・海洋学者。
こどもは9才から15才までの間に「一番うまく生き延び、勝利をものにするためにはどうしたら良いのか、それについてのその子なりの考え方」である勝利の方程式を確立する。
人生にはいくつかの『勝利の方程式』が必要だが、子どもには最低3つの勝利の方程式が必要。
①学習のための勝利の方程式
②仕事のための勝利の方程式
③お金のための勝利の方程式
①15才までに「学校を楽しいところだと感じ、さほど苦労せず学べて良い成績をとれる」ことで学習のための勝利の方程式を確立できる。ほかの子ほど頭がよくないと感じると学習することに対してネガティブになる。
学校で良い成績を取ることより大事なことは、家庭で学習のための勝利の方程式を見つけて育ててあげること。
学校ではお金を稼ぐ方法や、これからのビジネスの主となる「ウェブを駆使する」方法を教えない。
子育てと小遣い
もらえて当たり前と思わせてもダメ、働けばもらえるという従業員感覚を染み付かせてもダメ。
戦略
第一段階
個人として果たすべき責任を決める
第二段階
家族や社会のために果たすべき責任を決める
第三段階
小遣いまたは手伝いに対するお駄賃を見せろと
第四段階
どうやったらお金が稼げるか考えさせるようにする
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日本では子どものうちから,お金に関する教育を受ける機会はほとんどありません。
しかし,お金は人間が一生つき合っていかなくてはならない,大切なものです。
正しいお金の知識を身に着けることは,とても大事なことだと思いました。
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お金に関する子供の教育のみならず、現代の学校教育の問題点を指摘して、そこからドロップアウトした場合について、どのように対処したら良いかも述べている。
その他、小遣いのあげ方から、金持ちになるための考え方なども載っている。結局は多くの人の役に立つ事をすべきなんだと。
コルベインデックス という本能のタイプを分析する方法が気になった。この方法自体は載っていない。
冗長で読みにくいのが難点か。
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03.09.2015 読了
自動販売機がもたらすキャッシュフローが印象的。
子を育てる全ての人に読んでもらいたい。
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貧乏父さんが、今回は賢い父さんと呼ばれる。
人それぞれ特性は違うので、それを伸ばせるようにするべしということ。
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・おやは子供にとって一番大切な教師→行動は言葉よりも大きな声で話す
・自尊心という宝
・人を雇うときには注目すること:態度がよいこと、コミャニケーションの能力に長けていることなど
・モノポリーで家を四つ買いホテルに変える、これが大きな富を手に入れる方法
・人間ではなく考え方が時代遅れになる→勝利の方程式が時代遅れになるので⭐️新しい考え方を持って時代をリードする
・⭐️お金を自分のために働かせる→資産を獲得すること、お金を富に変えること
・楽しく学べる教え方
・お金に働かせることを子供に教えるには3つの貯金箱をもたせる→1.十分の一税寄付、2.貯蓄→1年分の生活費、3.投資→株や投資信託を買わせる。そしてお金の流れを記録させる。
・頭を使って資産を手に入れる
・自分のなりたい人間になれる
・子供に危険を冒して何かを学ぶように励ます
・方程式投資家の目標は買って持ち続けること
・子供に資産と負債の違いをしっかり教える
・サービスを提供する相手が多ければ多いほど人は金持ちになる
・子育て戦略:子供が自分自身の健康や発達のために果たすべき責任を決める、家族や社会のために果たすべき責任を決める、小遣いやお駄賃について決める、子供の起業家精神を育てる→⭐️どうやったらお金を稼げるだろうどう考えさせる
・⭐️子供にどうしたら出来るかを尋ねる
・食卓でお金について学ぶ→月々の請求書を説明し内訳をチェックさせる、好奇心を持つことを奨励する
・一週間の食費予算を立てる→献立を記入させる、買い物リストを作らせる、買い物をさせる、いくら使ったか記入させる
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子どもにキャッシュフローを学ばせるための指導法の本。
コミュニケーションはコミュニティが原型。同じ言葉を持つ時コミュニティがつくられる。
多くの人にサービスを提供する方法を探す。
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ビジネス選書サマリー。かつての産業時代は学校教育で充分職業人としてデビューできたが、今の情報社会では全くそれでは不十分だ。産業時代の世の中の変化は遅く、学校で人生に必要な知識を十分に得ることができた。しかし情報社会では、世の中の変化が早く常に新しい知識を勉強し続けなければならない。特にお金に関する知識は、学校では教えてくれない。したがってお金に関する知識は親から子へと代々引き継がれてきた。つまり金持ちの子は金持ちの教育を、貧乏な子は貧乏な教育しか受けないのだ。
子供が何か買って欲しいと言った時、決して自分は買えないと言ってはいけない。自分は貧乏だと言う認識を植え付けるからだ。代わりに自分からお金を貰わずとも、合法的に道徳的に買うことができる方法を10考えてごらんと言ったらいい。
金持ちとそうでない人の最大の違いは仕事で余った時間に何をするかだ。多くの人は、余った時間とお金をより貧乏になることに使っている。しかし金持ちになる人は、それを自分が金持ちになるために使う。つまり自分のビジネスを立ち上げたり、株や債権を買ったり、不動産を買ったりする。こうした宿題をやりながら金持ちになっていく。
藤井さんはフローをストックに変えようと提唱する。講演をし授業料をとっても、自分の動ける時間は限られるので収入も限られる。しかし知識を本にして出版すれば、ストックとして積み上がっていく。