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紙の本
家を買うな、保険は共済
2003/02/16 20:48
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:塩津計 - この投稿者のレビュー一覧を見る
バブルの狂乱の時代を無傷で生き残った私が実感を
こめて自信を持ってお勧めできるのが本書です。
これからの日本は人口が減少し家計は確実に減少に
むかいます。そういう国で不動産市場は絶対に上昇
しません。よくて横ばい、下手すっと暴落します。
そういう国で暴落する可能性が極めて高い不動産を
借金してまで買う人は人生を捨てたも同然。そんな
奴が財テクしようなんて思い上がるのもいい加減に
せいとこの本は呼びかけています。あと、日本で
最も効率が悪いギャンブルが宝くじで次が競輪競馬
に代表される公営ギャンブルなんだそうです。そんな
ものやる金があったら株でもやったほうがよっぽど
ましと思えてきてしまいます。あと注意しなければ
ならないのが生命保険。会社に入った勢いで系列の
保険会社の悪徳商品をつかまされないようくれぐれも
ご注意を。
紙の本
搾取されたくない人、手挙げて。
2004/01/04 14:18
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:川内イオ - この投稿者のレビュー一覧を見る
別に自慢したいわけではないが、私は22才のとき、サッカー観戦のために
一人でイタリア・スペインに渡り、延べ2ヶ月の滞在で、8試合観戦してきた。
私は、この8試合の会場で少なくない日本人を見た。
何人かに話を聞くと、一部の日本人は日本で観戦チケットを購入してきたらしい。
日本人の旅行者の中には、現地でチケットを購入するのを嫌がって、
日本の代理店を通して予め購入してくる人がいる。
その購入代金を聞いてかわいそうになった。
これはあくまで私の個人的な意見だが、彼らはぼったくられていた。
『お金持ちになれる黄金の羽の拾い方』には、お金持ちになれる
「秘訣」が書かれているわけではない。
巷に溢れている「100万円を1億円にする方法」的な「おいしい話」を
期待するなら、それは間違えだ。
お金持ちになるにはどうしたら良いか、この、欲深い人間、要するにほとんどの
人間にとっての永遠の問いに、この本はいたってシンプルに答えている。
・ 収入を増やすこと
・ 支出を減らすこと
・ 運用利回りを上げること
なにを当たり前のことを、と思う人もいるだろう。
しかし、こういう言葉もある。
「当たり前のことを当たり前にこなすことが一番難しい」。
この本に書かれているのは、「情報」だ。
資産運用について、保険について、年金について、不動産について、
この国に住むあらゆる世代の人に有益な情報が惜しみなく公開されている。
いや、公開というより暴露かな。
国や企業、公人が私たちについている「嘘」を簡潔にわかりやすく教えてくれる。
国も企業も人も、嘘をつくのは、その嘘で何か利益が生まれるからだ。
当たり前だが、自分が損をする嘘をつく人はいない。
サッカーの話に戻ると、少なくともイタリア、スペインでは、
・よっぽど大きな試合でもない限り、当日にスタジアムで購入できる。
(前日までにスタジアムのチケット売り場で購入するのがベストだ)
・チケット売り場に怖い兄ちゃんがたむろしていることもない(用心は必要だ)。
・むしろ、チケット売り場にいるおじちゃん、おばちゃんは
右も左もわからない日本人に優しい(もちろん、そうでない人もいる)。
・言葉がわからなくても、チケットは売ってくれる。
(無論、少しでも話せたほうがいい)
・わざわざ高い金を払って、日本で買うことはない。
(どこで買うのも自由だけどね)
世の中には、知らなくても問題ないけど知っていたほうが有利だ、という
「情報」がある。
そしてその「お得な情報」は、ただぼーっと待っているだけでは手に入らない。
しかし、手に入らない、と言っても別に隠されているわけではない。
その情報は、あなたの手の届くところにころがっているのである。
あとは、あなたが自らの意志で手を伸ばす、それだけだ。
紙の本
ここまで言っていいのだろうか?
2003/02/06 08:23
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ロコモコ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本当のことを自信を持って言うことが難しいこの時代、筆者のことを改めて賞賛したい。家のこと、保険のこと、投資のこと、子供のこと…。一般の「金持ち本」とは違った切り口でわれわれ庶民にも非常にためになる。最終的には国籍のみを抱えてどこにも住民票を置かず、永遠の旅行者となって税金を払わずに生きていく合法的な抜け道をさらりと説く。ちなみにこの本はオルタブックスから出ている「人生設計入門」の続編となっている。こちらも一読の価値あり。
紙の本
マイホーム購入予定の人、生命保険に加入している人はぜひ読んでください!
2003/02/01 22:22
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:普通のサラリーマン - この投稿者のレビュー一覧を見る
私たちをとりまく社会には様々な歪みが存在し、その歪みから得をする人と損をする人が生まれます。本書では、その歪みを「黄金の天使の羽根」と呼び、この羽根を拾うためには知識が必要であると説いています。
本書には、資産運用、不動産、生命保険などについて、羽根を拾うためのヒントが記載されています。例えば、「住宅ローンは株式の信用取引と同じ」、「生命保険は損することに意味がある宝くじである」、「国民年金は元が取れるが、厚生年金は元が取れない」などはちょっとした発見でした。
本書を読んで、日本はサラリーマンにとって不利な国だと痛感しました。筆者によると、サラリーマンは「負の側(ダークサイド)を歩くことを運命づけられた存在」なのです。独立する意思も能力も無い人間にとっては厳しい現実がありますが、本書のヒントを参考にすれば、多少は黄金の天使の羽根が拾えるかと思います。