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獄医立花登手控えの第二弾。
前作同様、おせっかいな立花登の周りで起こる様々な事件。おちえとの恋愛など読みどころ満載。
4弾まであるので、青年医師の成長が今後も書かれてゆくと思われる。
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前作の最後で登(獄医師 立花登)によって、悪漢どもから救いだされた、従姉妹にして放蕩娘であった”おちえ”が すっかり しおらしくなって登場するのが笑える。事件が起こる度に、岡っ引きの藤吉親分と下っぴきの直蔵コンビから無償で助力を得たり、匕首を懐に飲んだヤクザ者を相手に、起倒流柔術の技だけを頼りに素手で戦ったりという、些かご都合主義的展開が続く。一応、捕り物帳の形式を踏んではいるが、事件の解決には重きを置いていない。藤沢文学は文体であり筋はワンパターンでも構わない。類似展開の繰り返しが麻薬的効果をもたらす。
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獄医として働く登は、懲りることなく囚人の声に耳を貸し、自ら騒動の渦中へと乗り込んでいく。
前巻で救われた従妹のおちえが随分と大人しくなっていた。この調子だとそのまま夫婦になるのかな。
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登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消した。道場に行くと言って家を出たまま、その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。何が彼を変えたのか――。熱血青年獄医が難事件の数々に挑む。大好評シリーズ第2弾。
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L 獄医立花登手控え2
シリーズ一作めに感想記載。
そういえば、柔の達人で刀を抜かないところはもの珍しかったな。あんまり柔道しらないので技はわからなかったけど。
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獄医立花登手控えシリーズ第2巻。シリーズの副タイトルが各「~檻」と重苦しいイメージが有りますが、柔術を得意とする熱血青年の成長を、豊かな人情味溢れる情景で描く作品。登の柔術道場仲間新谷弥助が姿を消した。その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。彼に何が有ったのか?。今回は道場仲間弥助の行方捜索、叔父の代わりに勤める獄医に持ち込まれた事件・登と従姉妹のちえの恋模様をうまく絡めた物語。時代物を意識せず読める。
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獄医シリーズ2巻。
叔父宅に居候してる主人公。同居の従姉妹が美人なんだけど性格や行動に難があるふうに描かれているのね。将来的には結婚をと考える叔父叔母に、とんでもないと思っていた主人公が、だんだん気持ちが通い合ってくる感じの描き方がうまいなあと思う。従姉妹がだんだん可愛く思えてくるんだよね、読んでるこっちも(笑)。
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4部作の2巻目。
他の巻は、10年以上前に読んでいたが、この巻だけ、何故か未読であった。
時代小説を読むというのは、タイムマシンに乗るようなものかも。主人公と一緒に江戸の街を徘徊し、その当時の人々の、営みに触れ、人情に心を洗われ、時には、サスペンスにワクワクする。
藤沢周平の世界に浸るため、既読の巻を、これを機会に読み返そうか。
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宇江佐真理のあとがきだった。ケチな伯母がとうとうお小遣いを少しだけ上げたようだ。おちえに対する気持ちがはっきりしてきたし、おちえ側も慕ってきた。でも家に入りたいのかわまだ揺れてる。牢問って恐ろしいことだったろうな。でも牢医は最後のラインを見極めないといけないし、見ていないと正しい判断できないし。新谷弥助は犯罪の一歩足踏み入れていたことにならないかな。無事抜け出せたらいいんだけど。あんなにすんなりといくものなのかしら。次も読みたいけど、またのお楽しみ。藤沢作品はあまりおいしそうなシーンはないなぁ。
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溝端君が演じる予定の獄医立花登手控え第2作。事件はともかく弥助がややこしい状況になったり、はたまたおちえとの状況がちょっと変わってきたりと全体的には進展している。
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内容(「BOOK」データベースより)
登の柔術仲間、新谷弥助が姿を消した。道場に行くと言って家を出たまま、その後、深川の遊所でよからぬ男たちと歩いているところを目撃されたという。行方を追う登の前に立ちはだかる悪の背後に、意外や弥助の影があった。何が彼を変えたのか―。熱血青年獄医が難事件の数々に挑む。大好評シリーズ第二弾。
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一作目と同じく主人公の爽やかさと
牢獄で起きる人間模様が正反対であり
ながらも甘酸っぱい恋や青春を堪能できる。
友人の失踪事件も最後まで物語を引っ張る。
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解説を読んだら、物語の主要な眼目がネタばれされていて、興覚め。
しかもそれでもって作品を誉めたつもりになっている。
こういうのって、サッカーの録画を見る前に結果を告げられるのと同様で、せっかくの楽しみがおじゃんである。
物書きを生業とする人間が、その程度の最低限度のマナーをわきまえていないというのは噴飯もの。
解説した女流作家はもう亡くなっていて文句の言いようもないのだが、版を改める際にでも差し替えすべきだろう。
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叔父のやんちゃ娘おちえを賊から救いだしたことで登とおちえは急接近。獄医の胸きゅん青春物語としてもすがすがしく読めます。周りが罪人だらけなのに殺伐とした雰囲気はそれほど感じさせず、軽い連作ものになっているところが職人芸か。
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2017.11.27 完了
登氏は正義感が強いね
江戸の男という感じ
内容としては可もなく不可もなしという感じ