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この本買いそびれたなーと思って、本屋で手にとったらなぜか話が分かる。どーしてだろと思ったら、出版されてすぐ手にとった時にさらっと読んだのが記憶に残ってたらしい。でもちゃんと買いましたけど。今までのエッセイより自分自身の事について語られてるような気がします。エッセイの文章もますますすっきりしてきてますね。
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随分前に読んだけれど、「兆しというもの」というところの、「直前に似たものが来る法則」というのが、今でも何かを選んでいる時に、ぱっと心に浮かびます。
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エッセイ週間につき。村上春樹さんとよしもとばななさんのエッセイは、個人的にハズレがないと踏んでいるし、ばななさんだと原マスミ画伯の絵のことが多いのでお得です。とてもゆるい文体で日常のことを綴っているのに、根っこはとても真面目でまっすぐ。読み終わったあと「何かしよう」と思わせてくれるので、やっぱり大好きな作家さんです。
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私、そういえばエッセイってダメなんですよね。けれど、吉本さんの文章力はすごくよかったです。外国へ行って、エスプレッソが飲みたくなりました。バナナじゃなくてバナなんですね。知り合いに言われて気づきました。私ってバカだ…。
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海に行きたくなるーーーそして間髪入れずに「海のふた」。エスプレッソをおいしく頂きたいものです。ぱさぱさの髪にワンピースの夕方に、冷房も入れてないような木の店(これ100?かき氷屋さんのイメージに由来◎)で、頂きたいものです。
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ばななさんのエッセイ。
全体的に漠然としていたかんじがします。
ばななさんの小説は好きだけど、
エッセイはやっぱり1個人の考えだな、と思った。影響を受けすぎないようにしたい。「片思いのメカニズム」は、わが身を振り返らされましたが。
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面白い作家というのは、やっぱ実生活も面白いのか、それとも妄想力がすごいのか。
よしもとばななは、前者だろうなぁと思えた作品だった。
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久しぶりに引っ張り出して読みました。深く考えずに気楽な姿勢で読んでいたらうっかりよしもとさんが綴る感慨にやられてしまいました。軽いタッチの文体なのですが、相変わらず深かったりします。
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ばななさんが、出会ったばかりの人と結婚するために、長く付き合ったボーイフレンドと別れるところから、子どもを授かるまでの間に連載されたエッセイ。
長く付き合っていて、関係も悪くなったわけではない恋人がいるのに、
突然出会ったばかりの人と結婚を考えるものか、とびっくりしたけれど、
ばななさんにとっては必然だったんだろう。
「とにかく、私は今では断言できる、結婚もしくは生涯のパートナーを自分で決められると思ったら大間違いだと。
それには何だかもうよくわからない、いろいろな要素がめちゃくちゃ複雑に絡まっていて、ちょっとやそっとではいじれないほどに巨大で強烈なものなのだ。」
「姉は言った。「もうだめとわかっていることを続けても、見ているこちらもつらいものなんだよ。」」
ばななさんのいとこの結婚話も興味深かった(「本当に好きってどういうこと」)し、動物にみる雄雌の違いの話も面白かった。
オスは遊びだすと、どうにかなるまで突き詰めて遊び、やがて疲れ果てて寝てしまう。
メスはいつもちょっと余裕を残す。
オスの制御のきかない行動力が男性性であり、それに対応するキャパを広げていくのが女性性。
もう一つ、オスは具合が悪くなると甘えっぱなしになり、メスはひとり静かに治そうとする。
なるほどね~な感じでした。
他にも、高知の話とか、「直前に似たものが来る法則」の話とか、片思いのメカニズムの話とか、いろいろおもしろかった。
この本の作りも好きだなー。
占い師さんのことがよく出てくるのも驚き。そんなにアドバイスしてくれる人がいるなら、私も聞いてみたいなぁ。
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意外と共感できるところもあったりして楽しめた。
連載当時はとびとびで読んでいたけど、まとめて読むと最後に感動があった。
絵も大好きです。
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ばななさんのエッセイ。
100%理想のものに出会う直前には、似たものが次々出現しだす。
っていうのは、とっても興味深かったです。
あと、今の旦那さんとは結婚することになっていた。
みたいな、のがれられない運命。というのはあるんだなーって思いました。
占い師さんが口をそろえて言ったって。。。すごい。
私もそういうのがあるなら聞いてみたいな。
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突然出逢った男性と人生を共にすべく
長く共に暮らしたボーイフレンドと別れたという話から始まって
妊娠してつわりが大変という期間までのエッセイ。
とはいえそういった話題がメインなわけではなく
旅だったり住む街だったりで思うこと徒然を描いている。
薄いしあっという間に読めるし、文体もキレイで心地よいが
タトゥーを入れているせいで入浴を断られたことにブチキレた回にはちょっと疑問というか共感できず。
「品格を否定された」と言うが、職業云々ではなく、衛生上の問題もあるしね。
ちょっと傲慢な気がしたのでそこだけザンネン。
【図書館・初読・1/7読了】
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よしもとばななは断然小説が良い…と思っていたのだけど、このバナタイムはとても心地良かった。久しぶりのばななの、ほわりとした?透明感のある?浮遊感のある?文章に触れたせいなのか?、それとも原マスミの挿絵がふんだんに使われていてそれが良かったのか…、とにかく良かった。ちなみに、ばななは小説は良いがエッセイは×、林真理子はエッセイは良いが小説は×、そして椎名誠もエッセイは良いが小説は×という法則が私にあるのだけど、今回の本のような裏切りは大歓迎である。
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一つひとつの随想にはなにか優しさや愛が内包されていて、だからばななさんらしいお話をかけるんだなあとしみじみ思った。世界はひとりだけでできてなくて、だからみんなで遊んで楽しんで苦しんで恋をしてセックスしてそして笑って暮らしていく。著者の経験を生かしながらエッセイにも小説にもそれらの要素が凝縮されて染み出しているんだ思う。
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作者の経験から、縁の不思議さや大切さが凄くよくわかる内容だった。
縁は流動的で不確かなような気がするけど、自分の今の状態で出会う人は全然違ったりするところは、必然的で強固なもののよう。
出会いがないと思ってる人にも、出会いを求めている人にも、読んで欲しい一冊。