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ダレン・シャン 7 黄昏のハンター みんなのレビュー
- Darren Shan (著), 橋本 恵 (訳)
- 税込価格:1,650円(15pt)
- 出版社:小学館
- 発売日:2003/02/19
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紙の本
始まりはいつからでも
2006/02/25 16:13
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Ana - この投稿者のレビュー一覧を見る
いよいよ4巻から6巻までの話が終わり、6年の月日が流れました。ダレン少年は、ちゃんと元帥の仕事をこなしています。このところ、バンパニーズ大王の誕生のせいで、パリス元帥は疲れきっていました。
そんな時、何と! ミスター・タイニーがバンパイア・マウンテンにたずねて来たのでした。初めに気づいたのはダレン少年の友人・ハーキャット・マルズでした。どうしてハーキャットは、ミスター・タイニーが近くにいる事がわかったのか? それはやっぱり、リトル・ピープルがミスター・タイニーの手下だからでしょうか?
そこでミスター・タイニーが話したのは、大王を倒す3人のハンターの事でした。まずハンターに選ばれたのは、みなさんも知っているダレン少年の師匠・ラーテン・クレプスリー。そして、2番目にハンターに選ばれたのが、たったひとり総会に出席出来なかった元帥・バンチャ・マーチ。そして、やっぱり最後は、この物語の主人公・ダレン・シャン!
ミスター・タイニーは、ここでいろいろな事(おぞましい事も…)を話すのですが、これはみなさんの目で確かめてもらいましょう。
さあ、この巻は、訳者の橋本恵さんが言うように7巻『黄昏のハンター』に8巻『真夜中の同志』に9巻『夜明けの覇者』…とつながっています。ですが、今回の旅は、今までのものより悲惨に、そしてワクワクしてきます。
それでは…闇の世界へようこそ。
紙の本
ダレンの少年時代が終わり新たな物語の始まりを予感させる第7巻。魅力的な脇役達と膨らんでいく物語の両方でこの巻も一気に読みました。
2005/01/17 14:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:エルフ - この投稿者のレビュー一覧を見る
歴代最年少で元帥に選ばれたダレンはバンパイア・マウンテンで6年間修行と経験を積みます。その間もバンパイアとバンパニーズの戦争は続いていました。
そしてある日突然バンパイア・マウンテンにミスター・タイニーが不吉な預言を持って現れます。バンパニーズとの戦争でバンパイア一族が生き残るためには3名の「選ばれし者」がバンパニーズ大王を倒すしかないと。そして3名が破れたときはバンパイアは絶滅してしまう…。
ダレンとクレスプリーは「選ばれし者」として大王を倒す旅に出ることに。
6巻までとは違い、ダレンは戦争を反対しながらも元師としてバンパイアの生き方を学んでいく間に「闘わなければいけない戦争もある」と今回の戦争を受け入れています。見た目はまだ少年ですが実際中身は20代中半になったダレン、そしてついにバンパイアの純化作用を受け大人へと変化していくことに。
ここで少年時代のダレンが終わりまた新たな幕が開けたような気がします。
実際に7巻からは種族が生き抜くための戦争がテーマです。
選ばれし者の孤独で過酷な旅、力を増す敵と闇の大王…うわーなんだかどんどん物語が大きくなっていってますね。
巻が増すごとに期待も膨らみ、物語も膨らむ、子供も大人も夢中になるわけがわかります。
またこのシリーズの楽しみは魅力的な脇役達。
今回登場するのは3人目の元師・バンチャ元師や2巻でも登場している魔女エバンナ。この二人の登場により物語は思いもしない方向へ動いていきます。
今回も7.8.9巻で1つの大きな物語になっているので7巻は序章のような扱いです。バンチャ元師の過去がわかることにより、半バンパイアと半バンパニーズであればバンパイアからバンパニーズへ、バンパニーズからバンパイアへと変わることが出来ることもわかります。ただ失敗して死んでしまう可能性が高く成功したのはバンチャの時だけだったみたいですが…。
この部分も今後の伏線になっていくのでしょうね。何せバンパニーズ大王はまだ血を入れられたばかりですし。ダレンにしてもまだバンパイアにはなりきってないのですから。そう考えると今後の展開がすごく楽しみです。
紙の本
新展開にも驚かされます!
2003/03/04 20:30
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テーラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
シリーズを通して“先を読めない展開”“次々とでてくる個性的なキャラクター”が魅力的なのですが、巻を増すごとにどんどんパワーアップしていく様子。
前回で一段落した話も今回からまた新展開をみせます。新キャラクターもでるのですが、これがまた個性的というか刺激的というか、すごいキャラクターなのです。話のないようとしては“数”がポイントに。「○○をするチャンスは何回」とか「何人は○○」とかリミットを感じさせる展開が、切迫感をだしていてハラハラドキドキ感が倍増。
星を一つ減らしたのは、児童向け文学なので平仮名が多くて少し読みにくいということ。行間はすっきりしていて読みやすいんですけどね。