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戦争中、冷戦中のスパイ活動について書いてあります。頭脳戦っていうのは、やっぱりいいもんですね。あと、ソ連が情報戦に関してかなり凄かったっていうのが驚きでした。
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1979年11月、イランは米国大使館を占拠します。それを知ったCIAは機密文書の処理を急ぎ、大使館のシュレッダーはフル稼働。CIAはかろうじて機密を守れた、と安堵します。ところが…。
イランはペルシャ絨毯の職人である女性たちをあつめます。シュレッダーにかけられた機密文書の、復元作業をさせるためです。二年がかりで、イランはCIAの秘密工作の全貌を把握したといわれています。
CIAは、ペルシャ絨毯の威力というものを、知らなかったのです…。
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[ 内容 ]
本書は、第二次大戦以降、水面下で繰り広げられた戦略、戦術の秘話を豊富な資料に基づき明かす。
「シンガポール陥落を決した奇襲作戦」「英国軍お得意の二重スパイ」「味方をも欺いたヒトラー」「CIAとKGBの攻防」「同盟国から脅迫された米大統領」…。
二十世紀の覇権地図を塗り変えた秘密のファイルをひもとく。
[ 目次 ]
第1章 戦争は騙し騙され―「欺瞞」という名の究極兵器(シンガポール陥落を決したパレンバン攻略作戦 石油資源獲得のための奇襲攻撃 ほか)
第2章 壮大なペテン―イギリスの「ダブルクロス」作戦(ドイツ軍を騙し抜いたダブルクロス ノルマンディ上陸作戦はなぜ成功したか ほか)
第3章 現代ハイテク戦争(アメリカ国民を直撃したテト攻勢―ベトナム戦争における戦略的欺瞞 ハイテク情報戦争―湾岸戦争における戦術的欺瞞 ほか)
第4章 苛烈なスパイ合戦(大統領も脅迫のターゲット―イスラエルVSアメリカ CIAを揺るがした不信と挫折の十一年―アメリカVSソビエト)
第5章 自己欺瞞という落とし穴(ヒトラーを信じ切ったスターリン 過小評価は最大の敵―パールハーバーとシンガポール ほか)
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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吉田一彦著。
実例が多く紹介されていて面白かったです。
ニセの戦車は、バカらしいがナルホドという作りです。
練りにねった作戦も紹介されていて、また興味深かったです。