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普通に生活していると、なぜ起こってくるのか自分では説明できない感情がよく起こります。それを説明するべく本書にすがったわけです。大概の疑問についてはうまく説明してくれていますが、その疑問の必要性については答えてくれていません。確かにアダムスミスの言うとおりかもしれない。が、それを言葉で説明する意味はあるのか?ということです。まどろっこしい言い方になりますが、僕はあると思います。
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『国富論』の訳者がこれを読まないと正しく『国富論』を理解できないと書いてあったので、借りて同時進行で読んだ。
こっちはこっちでとても面白い。
哲学書って訳ではないのかな?
読みやすい。
ネットのない時代に、とても勉強されていて、それがとても分かりやすいし、哲学書なんかよりもずっと入ってくる。
あの時代の考えらしい展開もあれば、とても進歩的な考えもありで、至極感心しました。
怖がってないで、もっと早くアダム・スミスに手を出せばよかったと後悔ひとしお。
気になるとすれば、「われわれ」「かれら」「かれ」「それら」「それ」が分かりづらい。まぁ、翻訳上しょうがないよね。
下巻もすぐに読みたいけど、予約本が続々順番が来てしまったので、しばし間をおきます。
ありがとう、アダム・スミス。
(H24,6 図)
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「神の見えざる手」のアダム・スミスが人間の共感能力をもとに様々な倫理や徳の基礎付けを行った名著です。「見えざる手」による均衡価格(需給均衡)の理論とも通じる動的なシステム思考が展開されていてとってもエキサイティング!この夏古典にチャレンジしたいあなたにオススメです♪岩波さんはいつもいい仕事してますね~。
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アダム・スミスの主著。
読み始めたが、かなりまどろっこしいひょげんに辟易。
しかし、これが総論で、「国富論」は各論なので、頑張って読書中です!
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かれの、という人称代名詞が多用されているので、彼が誰なのかが全くわからない。人の、でもいいし、なくても構わない。
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倫理的な本かと思っていたら、賞罰や法の原理に関するものに近しい記述がおおい。記述は難しく理解もなかなか進まない…研究者向けの意訳を減らした翻訳のため、概要を掴みたい人には別の訳者が良いと思う。
企図するか否か +-の影響が出るか
で善悪は企図するかどうかなのに、賞罰は影響において行われる
ただし、国家や組織そのものへの反逆罪のみは未遂でも賞罰される
その違いは存在そのものへの反逆を罰するか、社会構成のための罰かの違いによるという
印象的だったのは、
利他性や周りへの慶恩はなくても、機能的な交換さえあれば、(心地良くはないにせよ)社会は成立するが、正義(自分の生活の維持の重要性と同様に周りに害を及ぼさないべきという考え)はないと社会が成立しない
というくだり。
極端な都市生活が前者、後者の象徴が戦争、戦闘状態。
また、吉報を伝える人を好ましく思い、悪報を伝える人を疎ましく思う理不尽なバイアスは、いまだに組織の報奨の至る所に潜み、結局イエスマンを蔓延らせる温床になっている。そこも昔から変わらない人間の癖なのか。