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2009年3月。
突然の胸痛とめまい吐き気、呼吸困難エトセトラが、満員電車で起きた。
起きたとき、まさかこんなことが自分に起きるとは思わなかったけど、あぁ、これってパニックじゃないの?
と冷静な自分がいた。
意識が吹っ飛ぶとこまでは行かなかったけど、もう少し駅に着くのが遅かったら知らない。
その後数日経つ今、考えないようにしているが夜な夜な発作が起きる。
あぁ、自分もコレか。
考えなければ何とかなると思ったけど、体は恐怖を感じている。不安がっている。
そんなときに思い出したのがこの本。続きはどうなったのだろう?
早速アマゾンで通販。
届いてすぐ開梱。
1巻は読んでいたから、続き気になる。解決はしたの?治ったの??
・・・・そこに描かれているのは自分そのものな気がした。
違うといえば、セックスにおぼれたり、ココまで自信過剰&うそつきじゃないくらいだが、虚栄心はいつだって持ち合わせている。
いつそうなってもおかしくは無い。
自分に重ねる嘘と、過去のトラウマに主人公の症状は悪化する。悪化するというのだろうか。
正直、目を背けたくなる。
こうなりたくは無いと思う。
そして、最終巻で幸せになってくれと思う。
やはり、この主人公に自分を重ねてしまっているのかもしれない。