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芥川賞受賞作。この人の作品だと「裸」は以前読んだ事があったのですが、今回収録されている3編ともまたダメダメな人を描いています。
表題作の「しょっぱいドライブ」は特にですが、生真面目に読んでいると、「こんな生き方じゃだめだあ」と怒りが湧いてきます。まず、自分に言い聞かせるべき台詞なのかもしれませんが。。(2004.9.8)
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『ミルク』の時にあまり良い印象が無かったのですが、この本はあの時よりまだ良いと思います。
それでもやっぱり、著者の作品はあまり好きになれないかなー。
さらりと読んでしまえば「あぁ面白かった」とか思うかもしれませんが、私みたいにじっくりと読んでしまうと何だか物足りない感じがするんですよね。
著者の書き方が悪いとかそういうわけじゃないんですけど、著者の作品の大半は読み方で好き嫌いがハッキリと出てしまうんです。
でも、ああいう書き方もあるんだなと、いろんな意味で勉強になりました。
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こんなにだらしなく生きていっていいのだろうか?いい人はいいんだろうな。。読んでてねむーい気分になってどうでもいいやーという気になってしまうので、落ち込んでる人は読まないほうがいいかなあ。
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タイトルがいいですね。「しょっぱい」って、本来の塩味がきついという意味を離れて、ちょっと、感覚的にイタイ時にいうようになってますよね。私自身はうまく使えないんだけど。この本は、まさに、「しょっぱい」感じなのかもしれないなあ。単純じゃないの。文体も、登場人物も、いたって普通なんだけど、淡々とした語り口で語られる普通のストーリーのなかで、ハッピーエンドでもなく、強いメッセージやコンセプトが心に残るわけでもなく・・・。しょっぱい感じなのです。
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2005.08.31. 芥川賞受賞作。う゛ーん。どうも、その基準がわからん。34歳で独身の主人公と60歳で妻子持ちの九十九さんとの、微妙な恋愛模様。たらーりと続く文章に飽きてしまった。表題作よりも同時収録「タンポポと流星」の方が好き。著者はアッパレ傍若無人だけれど、共感を持てる女の子を描くのがうまいと思う。
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すごい辛口です!
人間の汚い部分とか嘘とか打算とか描かれてて・・・
でもほんのちょっと優しい部分も確かにあって・・・
良い意味でも悪い意味でもすごく人間くさい感じの本でした☆
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なんじゃこりゃ!
文学的な評価はできないのですなおな感想。なんでこれが芥川賞なんかわからん。文學界に乗ったときも覚えてないぐらい印象になかった。いやー花村萬月が芥川賞取ったときから芥川賞には疑問で、もうなんか文學界新人賞のがおもろいですよ、審査員の好評ふくめ
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34歳独身の「わたし」と60代妻子持ちの九十九さんのしょっぱい愛の物語。芥川賞受賞作
「しょっぱいドライブ」のほか、「富士額」「タンポポと流星」の計3編を収録
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第128回芥川賞受賞作【しょっぱいドライブ】の他2作品が収録された短編集です。どの作品もけだるさが漂う女性が主人公です。しかし、そのけだるさの根源がいまいちつかめず、正直読んでいても心に伝わるようなものは何もありませんでした。うーん、自分の読解力がまだまだ未熟なのかも(´д`)がーん
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芥川賞受賞作品とのことです。正直な話、なぜ受賞した作品なのかわからない。内容も憶えていないほど印象がありません。賞の基準がよくわからないし 賞をとったとらないで面白さは比例しないんだと思わされた作品でしたそれぞれの趣味好みもあるでしょうがね。。 。
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34歳独身の「わたし」と60代妻子持ちの九十九さんのしょっぱい愛の物語。芥川賞受賞作
「しょっぱいドライブ」のほか、「富士額」「タンポポと流星」の計3編を収録。
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070605読みかけ。表紙と話題性で借りたけど、失敗。わたしの好きじゃないタイプの人ばかり出てきて、読んでいて気分が悪くなった。何を言いたくてこんな話を書いたんだろう。『友がみな我よりえらく見える日は』みたいに、普通の人の日常を描きたかったのかもしれないけど、『友が・・・』はとてもよいけど、こちらは好きじゃない。表紙はこんなにかわいいのに!
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芥川賞はどうも私的な趣味とはずれるなぁ…というのが最初の感想です。同時候補だった「リトル・バイ・リトル」の
ほうが私は好みですね。
人、というものが描かれている作品としては評価できる気がします。人の心の裏側を描くから、その人には見せたく
ない、見たくない部分が多くて、読みながら、うーんと唸りたくなる気持ちになるのかもしれません。
良い面ばかりで無いからこそ、人の体温というものが感じられるのだとしたら、それはそれでこの作品の魅力ですね。
またいつか読み直してみようかと思います。
(2003年12月20日)
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3作の短編集からなる本。3話に共通しているのは人の心の中にある妥協感、けだるさ。楽な方に進もうとする主人公。
本当にそれでいい?と言いたくなる。
人によって守りたいものは違います。
表紙のデザインは可愛いです!
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5/22 うねうねと屈折した生い立ちなんだろうなあということが書いてあるんだけど不思議と気持ち悪くはなく。屈折してそうなのに自意識がひんまがってない爽やかさは何なんだろうと思った。文章が嫌いじゃないということか?どうでもいいことを書いているのにどうでもよくない。女々しい感じになっていないところが「買い」でした。