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ドルチェ2作目。一作目とは違う物語だが、そこから受けるイメージは同じものを感じる。どっちかって言うと私は2作目のほうが入り込みやすい分面白かったです。
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前作とは雰囲気がガラリと変わって驚きました。
薬屋シリーズも大好きですが、どこか懐かしいこちらのシリーズも好きです。
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ドルチェヴィスタシリーズ。2巻目。現実世界に戻った金柑。修理屋の話を短編でつづる。色々不思議で、色々切ない。
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ドルチェ・ヴィスタシリーズ第2弾。
非常識的リアリズムのジャファが、可愛いですw
それにしても、竹琉が萩月サンより年上だったなんて・・・w
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ドルチェシリーズ2作目。感じがガラリと変わりますが、これもどても心にじんときます。一回だけ読むより、何回も読み返すと面白さが増していきます。
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希望は、失望の後ではなく、絶望の先に仄かに見えるもの。約束の地は、求めても届かず、立ち止まっても訪れず、ただ全力を振り絞って歩き続けるうちに、ふと刹那、立ち現れ、通り過ぎなければならないオアシスのようなもの。
高里椎奈の傑作ファンタジー3本立て!世にも残酷で温かな寓話をお届けします。
『ドルチェ・ヴィスタ』シリーズ第二弾。
今回は短編集。前作とはまた違った世界でのお話です。
1本目の『春の月夜に消える影』は、結末で、ちょっと驚きました。
個人的にヒットした名言。
『金田寛治はバイトの鬼だ。』
この言葉、2本目の『幻日、残照』の一行目なんですけど、ぷっと吹き出してしまいました。
あまりにも、合っていたもので。
メインは3本目の『非日常的リアリズム』なのかな…?
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まさか続きモノになるとは思いにもよらなかったドルチェ・ヴィスタシリーズ。。。
タイトル通り、お伽話を集めたような、ほんのりと温かい短編集みたいな・・でもちゃんと話しは繋がってるという、こういう作風好き。
クロの話が好き。
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ふむふむ、と。
一話ずつ繋がっていく話、見えていく金寛と彼を取り巻く人々。
ファンタジーチックだけどイマを描いた短編集。素敵。
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初っ端から、これは人? 違うもの? と悩んでしまいました。
もしかして〜と思っていたら、これは当たったので
多少は推理力がついたかも知れません(笑)
見た事(?)ある少年が出てきて、一体どこにつながっているのかと
思いつつ読み進めていました。
とりあえず、彼のバイトが気になります!
前回と違って、世界はごく普通の『世界』なのに
微妙に不思議が交じり合い、それを当然のように受け入れている。
ありえないような、ありえるようなぎりぎりのライン。
文章マジックってすごい! と思わずにはいられないものでした。
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目に見える世界なのに不思議なファンタジー
読了日:2006.03.10
分 類:連作短編
ページ:248P
値 段:780円
発行日:2003年3月発行
出版社:講談社ノベルス
評 定:★★★
●作品データ●
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主人公 :-
語り口 :3人称
ジャンル:現代ファンタジー
対 象 :一般向け
雰囲気 :幻想、叙述ミステリ的
ブックデザイン:熊谷 博人
カバーデザイン:斉藤 昭(Veia)
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---【100字紹介】-----------------------
ユートピアは、ただ全力を振り絞って歩き続けるうちに、
ふと刹那、立ち現れ、通り過ぎなければならない
オアシスのようなもの。目に見えるものだけを描いているのに
不思議がいっぱいの高里流現代ファンタジー短編集
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講談社ノベルスの記念企画「密室」で出された「それでも君が」の続編にあたるドルチェ・ヴィスタ2。連作短編集で、それぞれの話は独立。高里椎奈作品では、シリーズ主人公が必ずしも視点中心にならないのが普通ですが、本作も同様。それぞれの中心視点がすべて異なります。
前作のあの世界観が好きな人は、読むと驚くかもな作品。一体どこが続編なのか、皆目見当がつかないのです。菜の花も最初、頭の中に「?????」が飛び交いました。でも、読了してみると、何となく分かります。骨組みというか、ストーリーの雰囲気というか、そういう直接的でない部分が確かに、似通った部分があると。まあ、それだけではないのですが、伏せておいた方が愉しいので、それについては言及せず。
それぞれの話でミステリ的サプライズがありますが、まあ、読んでいれば予想のつくものが多いです。むしろそちらに気をとらせておいて、無防備になっているところに、もっと読ませたいものを読者の中に滑り込ませてしまう感じ。マジシャンか!
一応、現実的なのに、雰囲気としては間違いなくファンタジー。「薬屋さん」シリーズがオカルトで「目に見えないものを書く」のと対照的に「目に見えるものを書いた」とあとがきにありましたが、目に見えるもの、見えないもののどちらを書いても、ファンタジーはファンタジーなのだなあと思った次第。
ちなみに3部作で、あと1作で完結予定とのこと。
●菜の花の独断と偏見による評定●
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文章・描写 :★★★
展開・結末 :★★★
キャラクタ :★★★+
独 自 性 :★★★
読 後 感 :★★★
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菜の花の一押しキャラ…波子
「ジャファちゃんは、大きくなったら何になりたい?」
「ベンガルトラ」
(萩月&ジャファ)
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前作「それでも君が」に続く「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ……のわりにはえらく毛色が違うなあ。悪くはないけれど、今回のはあまり「ファンタジー」という気がしない(私の感覚ではね)。そこそこ現実的な世界に根付いた、ちょこっと不思議な話、といった雰囲気。少なくともミステリではない、かな。
三部作で完結らしいけれど、次はどういった傾向になるんだろ? ある意味楽しみかもしれない。
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ドルチェヴィスタ第2弾。
小さな街を舞台にした短編集。
それぞれが繋がっているようでもあり、
全然別の話のようでもあり。
1作目とも少しずつ繋がっていたりして、
「小さな世界」の話、という感じ。
話の落ちは割とすぐ読めてしまうのでそこがちょっと残念。
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出版社/著者からの内容紹介
夢のように残酷で、悲しいほどに温かな物語。
”ドルチェ・ヴィスタ”シリーズ第2弾!
希望は、失望の後ではなく、絶望の先は仄かに見えるもの。約束の地(ユートピア)は、求めても届かず、立ち止まっても訪れず、ただ全力を振り絞って歩き続けるうちに、ふと刹那、立ち現れ、通り過ぎなければならないオアシスのようなもの。
高里椎奈の傑作ファンタジー3本立て!
世にも残酷で温かな寓話をお届けします。
◆全3巻の”ドルチェ・ヴィスタ”シリーズの、第2巻です。
シリーズ3冊全部を読んだら、もう切なすぎて、2巻目しか読みたくなくなってしまったのです。。。
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希望は、失望の後ではなく、絶望の先に仄かに見えるもの…。夢のように残酷で、悲しいほどに温かな短編3本を収録。
「ドルチェ・ヴィスタ」シリーズ第2弾。
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「夜が来る」
希望は、失望の後ではなく、絶望の先に仄かに見えるもの。ユートピアは、求めても届かず、立ち止まっても訪れず、ただ全力を振り絞って歩き続けるうちに、ふと刹那、立ち現れ、通り過ぎなければならないオアシスのようなもの。ーーーーー
続きものだった。2弾。1弾が読みたい。
キャラを文章から読み取っていくタイプなので単品でも読めた。
『春の月夜に消える影』は、序盤から「ん?」と思って読んでいたので結末を読んで一人で喜んでました。黒の心情と薙季との関係が主軸だと思うのでストーリーの進みは遅いけど、爽やかで良かった。なんでみんな名前を持ってたんだろうか?捨てられてた子だからか?杉江たちはサブキャラになるんだろうけど、丁度今、彼らのカケラを読むことができて良かったと思った。やっぱり読書にはタイミングがあるな。
『幻日、残照』も好みの話だった。全体的に題材が素直なのでファンタジー・ミステリをよく読む人にもとっつき易いと思う。その分キャラクターに集中できるし惹きつけられる。波子は、時代背景とかも考えると泣ける。過去の経験を、現在の幸せが上回る物語に弱い。
『非常識的リアリズム』全体的に静かな短編集だなぁとここまでで思う。派手なアクションはそこまでないし、あってもそこまで重点をおかれてないのでスッと過ぎ去っていく。もちろん、キャラクターには爪を残しているので、キャラの心情を感じていればいい、みたいな。重すぎず、軽すぎずで、この著者さんの別作品をもっと読みたくなった。ジャファと萩月さんが好きだよ!ジャファは前作からいるこさなんだろうか?重要キャラぽい雰囲気がある……。自分の欲望を理解しているキャラが好きなので萩月さん……もっと見たい……