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これも本屋さんのオススメで。
軽く読める。京都の自然や風俗が
丁寧に描かれていて○。
作者が東京出身とは驚き。
現実的な問題を混ぜ込みつつ
全体的に「理想論的」な印象。
読むなら若いうちに読むべきかも。
大学生向け赤川次郎。
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読み終えたとき、いや、連作短編8作品のうち後半の作品あたりから涙が・・・。なまら良かったです!!なんというのかな、人間少なからず大人へとなっていく過程に事件がありきっかけがあり、その中には背中を押してくれる友や恩師が居たり。
続編の方を先に読んでしまっているので、過去に何があったのかどんなに苦しい恋愛をあったのか気になっていたのですがこれでようやく納得いやそれ以上に凄く泣ける過去があったんだな~と、でも、それは悲しくも凄く良いのです!それは4人供が凄く良い奴だからだし、友情も大事にしているから。
表題の『桜さがし』も良いですが個人的には『肩思いの猫』や『思い出の時効』最後の『金色の花びら』の大ラスではもう泣けてしまいます。相手を思うからこそ身をひこうとする優しさ、その優しさが逆に人を傷つけるでも・・・良かったな~。
柴田よしきさんって凄く読みやすい文章。でもそれ以上に心にスーっと入ってくるような感じの文章力が余計に気持ちを揺さぶります。だからこそ人物それぞれの気持ちが伝わってくるんですよ。凄いの一言ですね。
続編ではこの4人のうち、歌義が弁護士になっての活躍を中心に話が進みますが、またこの4人の交流は話を読んでみたいです!
2日間DVD三昧でしたが、やっぱり小説は面白い!!
柴田よしきさん今後も読んでいきます♪
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現在は作家として京都郊外の山奥に暮らす浅間寺竜之介と
中学校で教師をしていた頃の教え子の綾、陽介、歌義、まり恵。
4人それぞれが抱える問題を乗り越えて行く過程で
彼らの側を事件が通り過ぎていく。
京都の街中を歩いてるような感じで景色を楽しみながら
時に、探偵もどきを演じながら、時に切ない想いを共感して
明るい未来に心ときめかせて終わるので読後感は爽やか♪
ミステリ連作となってますけど、ミステリ色は薄いです。
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あまりミステリーという程のものは無く、非常に読みやすい作品だった。
残念なのは、作品タイトルの「桜さがし」と言うのが気になって購入したのに、全体での関係性は無かったという所。
短編が繋がって1つの物語になっていくのは、非常に面白かったが、タイトルに期待した分だけどうしても「桜さがし」を生かす作品であってほしかった。
なので、星を1つ減らした。
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京都を舞台に中学時代からの10年来の仲間である男女4人と恩師との交流。
恋愛を中心に人生を見つめ直していく連作短編集。
毎回事件にも遭遇するがミステリとはほど遠い。
京都の神社仏閣など風物が描かれてて行きたくなるが、物語は退屈だった。
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中学時代からの仲間である男女4人と、恩師との交流が描かれています。
恋に仕事にと、悩み多き20代の彼らが、
それぞれに自分の人生を見つめなおす。。。という物語なのですが、
ただそれだけじゃなく、彼らがさまざまな事件に遭遇し解決していくという、
連作ミステリーになっていて、ドキドキしたり、ほろりと涙したりと、いろいろ楽しめました。
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中学時代から10数年来の仲間である
歌義、陽介、綾、まり恵の4人と
現在作家となっている中学時代の恩師・浅間寺が
出会う事件と、それぞれの人生の岐路
舞台は京都で、風景と物語が美しく軽快に描かれている
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猫の正太郎シリーズに出てくる浅間寺先生と元教え子たちが登場する。短編ミステリー集。中学生だった子たちが20代も半ばになって、みんなそれぞれの道を歩み始めていて、青春時代に終わりを告げる切ない雰囲気はよかったのだけど、ちょっと謎だとかストーリーがご都合主義?と思ってしまった。正太郎シリーズはコミカルなので、ご都合主義もそんなに気にならないんだけど。シリアスだとなんとなくなあ。でも、まあ、おもしろかった。
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短編を読み進めるうちに、主人公達の人柄が好きになっていきました。
京都の名所やかわいいお守りの話も出てきて、京都を歩いてみたくなりました。
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京都で育った主人公たちが、色んな人と関わりながら、それぞれ成長していく話。
京都の魅力がたくさん描かれています。
京都で生まれ育ったのに、知らないこともたくさんあって、反省。この本を片手に地元を散策したくなりました。
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おまえの人生は誰人も決められはせんで。
何を言われても、決めるのはおまえや。あとになってだれそれのせいでこんなになった、ってぼやくのは筋が違う。お前が決めたんや、最後はな。それを忘れたら、あかん。
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ものすごく読みやすかったです。
4人の男女とその元教師の話で
青春を感じさせる、思い出させる感じでした。
学校を卒業してからも続く教師との交流はすごくいいですね。
先生もまだまだ成長していく教え子の姿とか見れて嬉しいでしょうね。
そのわりに子供の部分とか見えて!
うーん。
この5人は物語の最後にそれぞれの区切りと旅立ちと言えることが起きますがこれが自立なのですかね。
京都いいですね!京都行きたくなります!!
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ちょっと青いものって、うわぁとなるけれど、
もう少し歳をとったら暖かい目で見られるのかな。
京都と、一人ひとり踏ん張って生きている様子が良かった。
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4人の移ろいゆく恋心が甘酸っぱいような、ほろ苦いような、切ないような。ミステリー要素は山椒のように添えられてる感じ。煮え切らない感じに耐えられない人もいるかもしれない。