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紙の本
焼酎好きも未経験者も
2005/03/26 19:16
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投稿者:ゆきんこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
焼酎ブームが始まった頃に発売されすぐに購入、一気に読んで周りのみんなに勧めた本です。自分自身が焼酎を少し飲めるようになった時期だったことも相まって、すんなり読むことができました。
各県ごとに九州の蔵元を訪れ、焼酎を紹介しているのですが、「九州っていくつ県あるんだっけ?」という九州音痴の方でも、わかりやすいイラスト入りなので安心。蔵の杜氏やそのご家族、地元の方々など人とのふれあいもあって、「焼酎っていいなぁ」と感じることうけあいです。
さまざまな焼酎がイラストと共に紹介されて、飲みたい焼酎候補がいくつも出てきます。そして読んでいくにつれて、とにかく現地の料理を「アテ」に飲みたくなる! また、大田垣さんのキャラクターがにじみ出て、全頁がまったりとしているのもいい所。ストレスレスな本です。
この本を読んでから興味がわき、味わって好きになった焼酎があります。お気に入り焼酎のひとつなのですが、今では空前の焼酎ブーム。リカーショップ・居酒屋や焼酎バー…いずれも品薄状態です。「今夜も『売り切れ』って言われちゃった」そんなとき、再びこの本を開くことにしています。
余談ですが、著者は私と同じペーパードライバー。なのにこの取材では車での移動を余儀なくされます。そんなところにも共感できました。
紙の本
焼酎を身近に感じられる一冊
2004/07/05 13:37
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投稿者:新井宏征 - この投稿者のレビュー一覧を見る
これは本というよりは絵本。大田垣晴子のイラストはきっとどっかで見たことがあるのではないでしょうか? ダ・ヴィンチなどの雑誌でもよく彼女の絵をみることがあります。そんな大田垣さんが、九州の焼酎蔵元二十八蔵を実際に巡った体験を元にしたイラストエッセイ集がこれ。
最近は「焼酎ブーム」とかで、その手の本は多いけど、決して小難しい薀蓄を語るような本ではありません。実際に九州の蔵を巡り、その地方で焼酎を飲み、美味しいものを食べ、温泉につかり、観光をした、その経験をありのままに綴っています。これを読むととにかく飲みたくなる。それも実際に九州に赴いて、その焼酎が造られている場所を満喫しながら楽しみたくなりますね。それに、この本を読んでいると、それぞれの蔵で焼酎造りに励む人のこだわりや信念を垣間見られて面白いです。
焼酎が好きな人はもちろん、焼酎は飲んだことがない人や、なんとなく焼酎に抵抗がある人でも楽しみながら読めて、読み終えると(読んでいる最中も!)必ず焼酎が飲みたくなってしまう、そんな本です。疲れた毎日の合間に、ゆるりとした気分を味わいたい人にもオススメ。
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