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タイトル通り、シャープな印象がある話です。相変わらず電撃文庫はイラストが可愛くて、時に内容と噛み合ってないですな。わかる人にはわかるのですが、私はシモンズというキャラが大好きです。
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文章がなんか…まだまだだ。読みづらい。雰囲気作りをしすぎ?抽象的すぎてリアル感があんまり伝わってこなかった。
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ファンタジー、と言えばきっとまぁファンタジーに分類される。魔法を使った殺し合いより銃やナイフでの殺し合いの方が印象強いけど。賛否は両論。個人的にはかなり好きな部類。シモンズとカナメの掛け合いが好き。
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「立ちたくない」
「何故だ」
「立つ理由がないから」
「立ち上がるのに、理由はいらない」
ハインツに拾われた。
わたしとハインツが出会ったのが偶然なんて思わなかった。
でも、それじゃあ偶然じゃないなら どういう理由があるんだろうと 考えていたの(本文引用)
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鋭利な文章、常に切れ味の良い糸が張り巡らされている雰囲気。
出てくるキャラも立っているし話も面白い。テンポがいいのでサクサク進む。
ラノベ、という範囲であるなら十分に良作である。
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第九回電撃ゲーム小説大賞選考委員奨励賞受賞作品
評価が激しく分かれる作品
というか認知度はかなり低いかもしれない
あらすじ:両親を殺された少女カナメが呆然としている所に偶然居合わせた殺し屋ハインツがこう問いかける
「立ち上がれないのか?」
「立ち上がるのに理由は要らない」
「生きているなら立て、それが理由となる」
こうしてハインツについていく事にしたカナメ
ただ生き残ったという事実に目的を付与するために
ナイフを取る決意をする
そんな少女のお話
全体的に感情が希薄で物語は淡々としているが
文章構成力はずば抜けており、章毎の最初にある短文が
作者の腕を際立たせる
「枯れた花を抱き締めて、咲き誇る花畑を心に想う
永遠に咲く花などないのだから、思い出が永遠に続くことなどないのだから
投げ捨てるのが怖いんじゃなくて
投げ捨てても何も変わらないのが、少しだけ怖い」
こういった言葉や散文的な文章が個人的には好きです
人生の儚さについてちょっぴり考えさせられる作品
動的な面白さではなく、しみじみとした静的な幽遠さが好きな人はぜひ読んでみて下さい
その上で問いかけよう
「なぜハインツはカナメを拾ったのか」 ってね