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3部作の最後。コンセント、アンテナ、モザイクと…んんんん…
渋谷は恐ろしいとこなんですよ…地下がすごいんですよ…ありえそうだから恐ろしくて、けっこうすぐ読めたかな。
主人公さんの職業みたいな職業って本当にあるのかな…?なんて思ったり…楽しく読めたと思う。
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~内容(「BOOK」データベースより)~
「移送屋」の仕事を始めて三年になるミミは、ある時十四歳の少年の移送を引き受ける。しかし、少年は精神病院への移送中「渋谷の底が抜ける」という謎の言葉を残して逃げてしまった。手がかりを求めて渋谷の駅前を歩くミミは「救世主救済委員会」の存在を知り、アクセスを試みるが…。知覚と妄想の狭間に潜む鮮烈な世界を描く、傑作長篇小説。
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◆「移送屋」の仕事を始めて三年になるミミは、ある時十四歳の少年の移送を引き受ける。しかし、少年は精神病院への移送中「渋谷の底が抜ける」という謎の言葉を残して逃げてしまった。手がかりを求めて渋谷の駅前を歩くミミは「救世主救済委員会」の存在を知り、アクセスを試みるが…。知覚と妄想の狭間に潜む鮮烈な世界を描く、傑作長篇小説。◆ 「『言語的コミュニケーションは確かに有効だが、それは他者との間で決まり事としての記号を交換しあっているにすぎない。早い話が場を保つために必要なものであり、本質的な他者との共鳴には身体感覚をベースにした非言語的なコミュニケーションが必要となるのだ。』」「『勘だよ。考えるというのは無能な人間のやることだ。』」そんな登場人物の台詞に実体験としても思い当たる節が。田口ランディ作品は初めて読みました。読んで、若めの男性かしらと思ったら、40歳手前の女の方でした。携帯に犯されていく社会、その中で壊れていく人間を描いています。そういう現代的なテーマの小説は好きじゃないんだけど、割と面白かったです。
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こんな感じか。という印象。
できれば。。。がめちゃくちゃおもしろかったので
ちょっと期待はずれ。
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「コンセント」「アンテナ」に続く第3作目。グロさエロさは前作・前々作に比べると軽減されてるかなぁ〜って感じなんで比較的読みやすいかと。
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「渋谷の底が落ちる」
「人々の電子レンジ化」
「世界のムスビとホツレは同時に起きる」
示唆的なキーワードとが、ネットワーク社会と身体の関係を語っている。
自分たちが正常だと思える根拠なんて実はどこにもない、ただ、私たちが築いてきた文化が私たちを歩かせている。
都市はもうヴァーチャルな部分で成立しはじめている。
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3部作完結編。だけど少し違う方向に行ったような気もする…エロさはだいぶ減った。
現実社会の日常が舞台で、記憶製造マシーンとか電子レンジ化とかOSとか、ニュータイプな表現が多くて面白い。もやもやと思ってたことを巧みに表現してくれてる。
でも登場人物達がそんな鋭い単語を当たり前に共有している部分もあるのがひっかかった。
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数年前「コンセント」「アンテナ」「モザイク」一気に読んだ。
当時、うちが感じていたモヤモヤとした社会の空気を小説という形で突きつけられた。
力強さを感じた。
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「コンセント」が生電波だとしたら
「モザイク」は電波小説だった。
アンテナくらいがちょうどいいけど
モザイクも結構好き。
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時代に乗った作品だ。
これを読むと、
携帯電話や電子レンジを使うのが怖くなる。
電波系三部作の完結編。
是非とも、順番に読むべし。
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精神障害者と呼ばれる人たちへの独特の視点というか、捉え方にはなるほどな〜と感心。
ここまでの鮮烈な世界観を作り上げたのはすごいと思う。
でも、最初はおもしろかったんだけど、途中から訳が分からなくなってしまった…。
分かるんだけど、理解できない、って感じかな。
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主人公のミミは分裂症等の人間を病院まで運ぶ仕事をしている
ある日14歳の少年を搬送中に逃げられてしまう・・・
現実と非現実のギリギリの所をリアルに書いていると思う
実は最近ニュース番組(zero)でミミと同じ職業の人を紹介していたので
読み直してみた作品です。
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現代日本の問題を鮮烈に書いているように思います。終わり方がちょっと不服でしたが、割とのめり込んで読めました。
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精神病院への移送中、「渋谷の底が抜ける」という言葉を残し、逃亡した十四歳の少年は、霧雨に濡れるすり鉢の底の街に何を感じたのか? 知覚と妄想の狭間に潜む鮮烈な世界を描く、傑作長篇。(amazonより抜粋)
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