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紙の本
川唯東子さんの世界観が好きです。
2003/05/11 14:55
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:tommy - この投稿者のレビュー一覧を見る
同じ高校に通う千秋と瑛二には、ある共通点がある。身体に“CUT”した、もしくはされた、傷があるのだ。心の奥に深い闇を抱えた二人は、リストバンドや帽子と長袖でその傷痕を隠しながら、必死に毎日を生きていた。
ある日夜の公園で、父親に体を与えているところを瑛二に見られてしまった千秋。名前も知らなかった二人だが、今度は瑛二の腕にある傷痕を見てしまう。お互いの秘密と心の傷を知った二人は急速に惹かれあって…。
目を閉じていても眩し過ぎた青い空。今でも千秋は無意識に痛みを求め、瑛二は夢にうなされる。それでも二人でいれば、空が綺麗だと思える。そしていつか、あの青い空に手を伸ばすことができる。
もう、一人じゃないから———。
描き下ろしの「CUT epilogue」が素晴らしい。本当はただ優しくしてあげたいけれど、お互いが未だ少しの痛みを必要としていることも知っている。だからそっと見守って、支え合いながら少しずつ前に進んで行く。
今幸せですか? 今を生きられていますか?
そう訊ねたら、きっと二人は眩い空の下、微笑みを返してくれるだろう。
胸が痛くなるほど切なくて優しい。
心がホッと暖かくなって、ただ誰かに優しくしたくなる。
そんな物語を、あなたに———。
電子書籍
テーマはトラウマ
2021/08/10 08:36
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:水彩色鉛筆 - この投稿者のレビュー一覧を見る
この書籍はBLです。
自傷・他害行為の描写もあります。
大丈夫な方だけ読んで下さい。
学校では明るくふるまっているが
義父から虐待を受けている。
実母から受けたトラウマが
忘れられず苦しんでいる。
そんな2人が出会うお話。
どんな辛くても中学、高校は
閉じ込められているだけだから!
卒業式の場面はホッとしました。
こういう作品が描ける作者
スゴい才能だと思いました。
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