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紙の本
王道でしょ。
2003/05/10 21:58
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投稿者:ちゃちゃ - この投稿者のレビュー一覧を見る
生徒会長として学園内に権力を持つ怜司、その恋人律。律にとって怜司は、昔から憧れの王子様。でも怜司の生徒会運営の方法に疑問を抱く生徒会監査委員会、人呼んで「学園特捜部」。委員長貴文は持ち前の胃痛・胃弱と闘いながらも学園内の正義を守ろうとする。対立する怜司と貴文。その中で、律は貴文のスキャンダルを作れと怜司に命令され……。
後書きによると、作者さんにとって始めての100%学園ものだとか。でも学園のツボをしっかり押さえてます。ストーリーもサクサク進んで、とてもテンポ良く読めました。この筆者の最大の魅力って、一般エンターテイメントでも充分に通用する文章のうまさだと思います。BLにありがちな素人っぽさがみじんも感じられない。ちゃんと文章のプロとして、責任もって文章書いてるって感じです。
キャラもしっかり造形されてて、悪役もただ単にひどいヤツ、下品なヤツじゃない。受の律も、いじらしくて可愛いんですが、ちゃんとしっかりした芯があるのが好感を持てます。でも、なんと言っても私のお気に入りは、「鬼の委員長」と言われながら、実は胃弱でカレーライスも食えない貴文でした。
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