紙の本
一番ひどい事は誰かの時間を盗む事。…だって時間は戻らないんだから。
2004/05/28 22:54
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投稿者:玲音 - この投稿者のレビュー一覧を見る
少し背が低く、そばかすで赤毛の少女カーリー。
彼女の身に起こる不思議な出来事の数々。
気づくといつの間にか、私は物語の中に惹き込まれていた。
『人を見かけで判断してはいけない。』
よく耳にするその言葉。
しかし、本当にその意味をを理解している人は、
この世の中にいったい何人いるというのだろうか…?
子供の体に大人の心。大人の体に子供の心。
ありえない事ではないはずなのに、
『そんなことあるはずがない』『馬鹿な話だ』
そう考えてしまう人が、今の世の中には多いのではないかと思う。
大人が子供じみたことをしたり、言ったりすると
『大人なんだから』と注意され、逆に子供が大人っぽいと
『子供の癖に』と言われてしまう…。
だけど…本当にそれでいいのだろうか?
人間なんて、元々みんな子供で…みんないつかは大人になる。
ただ、それが早いか遅いか、というだけなのに…。
…本当の自分を分かってもらえない『辛さ』や『もどかしさ』。
この物語からは、その思いがひしひしと伝わってくる。
読み終わった後も胸に残る、カーリーの言葉。
たくさんあるその言葉を羅列しようとまでは思わないが、
この本は、ずっと私の心に残るだろうと思った。
紙の本
そう、きっとハッピーエンド。
2004/01/28 21:45
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投稿者:リナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本を見て思った事はまず、
異様な雰囲気でした。
表紙に有る様にカーリーには すごいこと が起こっています。
カーリーは一人っ子で親友の様な兄弟が欲しいと思っていました。
そんなある日、転校生がやって来ました。
そして その転校生のおばあちゃん、
そう、ここまでは普通のお話。
そうして、カーリーに凄い事が起こります。
その衝撃は大きく、ハッピーエンドの言葉を希望に
止めど無くページを捲る指がありました。
様々なことを考えられる本です。
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タイトルの13ヶ月〜の意味がわかるのストーリーが終盤になってから
一応敬老精神にのっとった作品らしいけど・・・
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アレックス・シアラーは大人向けファンタジーの天才というかファンタジーを利用してしっかりとメッセージを伝える天才かも。
もちろん子供が読んでも楽しめる作品です。
チョコレートアンダーグラウンドと同様、これまたスリルがありながらも子供が主人公の作品。幻想的なのに現実的で、しっかりと考えさせられるものがある。
予想しながら読むことが意味をなさないくらい心地よく予想を裏切ってくれる楽しめる作品です。
主人公カーリーはドライな感覚の赤毛の女の子。
物語はカーリーの学校に転校生メレディスが来たことから始まる。
メレディスは孤児で、今はグレースというお金持ちのおばあさんにひきとられて暮らしているやはりどこか変わった女の子だった。
親友が欲しい、姉妹が欲しいと常々思っていたカーリー。
メレディスに近づこうとするのだが、メレディスは人を寄せ付けない。
そんなある日、カーリーはメレディスのおばあさんグレースから秘密を告白された。
グレースは本当はカーリーと同じ年の女の子メレディスで、現在のメレディスの中にいるのがグレースだと。本物のメレディスは自分の体を時と共に魔女に盗まれてしまったのだ。
信じられないカーリーだったがやがてその話が嘘ではないことがわかる。
意を決してメレディスを助けようとするのだが…。
メレディスが魔女に体と時間を奪われた日から13ヵ月と13週と13日と満月の夜、何かが起こる!
続きが気になる方は是非是非読んでみてください♬
お薦めです。
老いについてのリアルな描写。命への不安。時間を盗まれた苦しみ。
年齢に関らず今を一生懸命生きるということが大事だということに全てつながっていきます。
若いからといって自分の時間を疎かにしてはいけない。
そして年をとっても。
今のこの一秒が大事なんだというメッセージがひしひしと伝わってきます。
いろんな困難に立ち向かうカーリーの姿に勇気をもらいました。
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今、話題の本で、どうしても読みたかったの。ハリポタが流行って、こういった系列の本が流行っているのね。でも、想像していた程の面白さではありませんでした。期待し過ぎたのね。期待し過ぎたのでなければ、十分面白かったと思う。
すぐに物語に引き込まれました。お喋りで赤毛でソバカスだらけの勇敢な12歳の少女カーリーが、信じたおばあさんの話。そのせいで。。。あぁ、とても恐い経験。でも、いつかは経験しなければならないこと。でも、それがこんなに早くにやってくるなんて。
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ティーンエィジャー向けのお話しなのかもしれませんが
タイトルが魅力的で手に取ったもの。
主人公は12歳の赤毛でそばかすのおしゃべりな女の子。
その身に 信じられないような奇想天外な事が起こる。
10代向けには いろいろ教訓も織り込まれていると言えよう。
読後感は 胸の中に暖かいものが流れる感じ。
我が子たちの胸に その若い躰や健康や 家庭に 当然のように戻れることに感謝する気持ちが流れることを願う。
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すごく面白くて、読み終わるのが嫌だった。カーリーとメレディスが必死に親に訴えているのに信じてもらえないところは少し泣きそうになった。カーリーとメレディスの再会するところは大喜びして、元の体に戻れるか!?というところはどきどき。読んでる間は忙しいです。笑 すごくいいハッピーエンドです。+.(・∀・).+゚
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電車で座ってたら、前に立った人が読んでて、ジャケットが可愛い!って思って買った本。内容は児童文学ってかんじで、ちょっとすれた大人になってしまった私には物足りなかった(苦笑)
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おしゃべり好きの少女カーリーの学校にメレディスとおばあちゃんがやって来てからというもの次々事件がまきおこる。非現実なファンタジーの世界の話だけど、いつか誰かの身に似たような事件が起こるかもしれないと思わせられました。とにかく、二転三転する話にいつのまにか物語りの世界に引き込まれてしまいます。これも魔女のネクロマンシー〔魔術〕のせい?今を精一杯生きなくっちゃ。明日がどうなるかなんてわからないんだから!今のすべてを楽しみたい。何気ないことにも。今生きている私のすべてを。そう思わせてくれた一冊。
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ある日カーリーという女の子が魔女と体を変えられてしまった中身は少女のおばあさんと出会いから始まる物語。
面白いから凄くスラスラ読めます!
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魔女に魂をいれかえられた12歳の女の子は81歳のおばあちゃんに、でもそのおばあちゃんも魔女だった。女の子の魂はどこに?本当の体に戻れるの?どんどん読めてしまう少しスリリングだけど勇気が湧いてくるお話。
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ほとんど衝動買いのように買った本でしたが、楽しくて一気に読めちゃいました。カリーがお気に入りです。
わくわくできる本でした。
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途中のどんでん返しには「えっ!?」という感じで驚かされました。現実に起こりそうなストーリーに親近感が沸きました。読みやすくて、読んでいるといつの間にか時間が過ぎている、というような本です。
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また20年後、無為に過ごした年月を嘆かなくて済むように、ちゃんと前を向いて日々を重ねて行かなくては。
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またまたアレックス・シアラー。
おもしろくて、これを読んだのはテスト期間だったのですが一気に読みました。