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これはすっごいなあ。すっごいなあ。すっごいなあ。とずっと思いながら一冊読んだ。二冊目をすぐ買った。ついでに三冊目も。二冊目を読み終わったときに三冊目はいらない!ってなる気がまったくしなかったから。その予想はやはり当たった。ジェンダーとかトラウマとか、そんなの全部些細なこと。自分探しや愛の探求なんて説明するのも野暮ったい。もう、読まなきゃこの感覚はわかんないでしょ、ほんと。と思う。
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「12国記」の楽俊が好きならこれもツボでしょう(笑)紳士なウフコックが大好きです。言葉遊びが面白い。
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★祝・映像化(復活)!
前に制作が決まったときはイベントにまで行ったんで、それがポシャった衝撃はかなりのもんでした。
こんな時代だからこそ、暴力と倫理のせめぎ合いや理性の価値などについて存分に展開してもらいたい。 あと、できればやっぱ金色ネズミは魅惑の中田譲治ボイスで(以下略)
なんでボイルドなんだろうなぁ……(キャストは今回どうなるんだろう? 以前の通りなのか?)
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正直言って冲方丁はあんまし…。なんかビジュアルとか様式とかそういうのがあわないんだよなぁ…。そんなんで、1しか読んでません。OVA前に読んでしまおうかと思ってはいますが…。
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前評判と小動物につられて読み始めた作品。
普段SFをあまり読まないザジでさえサクサク読み進んでしまうほど面白かったです。
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今最も注目されている作家の一人である冲方丁の日本SF対象受賞作です。少女とネズミとハードボイルドという一見ちぐはぐなものが見事に組み合わさって、SF初心者でもSFファンでも楽しめる物語になっていると思います。ライトノベルは読むけど、SFは難しそうと考えているSF初心者に特にお勧めです。
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「少女と敵と武器の物語」。つまりは「存在」と「虚無」と「再生」の物語。自身の存在理由の根源を求め「ここにいる」にたどりつく物語に強く惹かれるのは、私の存在理由の根源を確信できないからなのかとも思う。でもまだまだ人生と和解なんてできそうもない。
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簡単に言ってしまうと、SF版「LEON」って感じです。
作者もあとがきで、「LEON」を観た帰りにアイディアが浮かんだと言ってました。
捨てられた少女と、彼女を守ることで自分の〈有用性〉を確認するもう男。
やがて少女は武器を取り戦うようになる・・・
これだけだと、まんま「LEON」ですが、SFならではの面白さが随所に見られ、かなり面白いエンターテイメント作品になっています。
それに、小説ならではの、映画ではきっとカットされるだろうエグイシーンや性描写もきちんと描かれています。
そういった、小説ならでは、SFならではの面白さは、登場人物達の名前や、随所に登場する名詞、会話の面白さなどで増幅されていて、「はやく続きが読みたい」「わくわくする」といった、〈いい小説〉に欠かせない要素を形作っています。
全3巻。
「はやく続きが読みたい」です。
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SFナメてました。いや、少し勘違いしてました。。長い歳月をかけた大作らしく、濃い。深い。なんか凄いパワーを感じました。全三巻で二巻が好み。世界観も面白く「ブレードランナー」+「麻雀放浪記」もしくは「カイジ」の印象。読み終わった後は魔法が解けたように現実に引き戻されたが、読書ハイテンションは持って帰りました。
なんか、凄い映画を映画館で見ちゃった感覚です。これぞ最上級のエンターテイメント!!
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「少女と敵と武器の物語」。つまりは「存在」と「虚無」と「再生」の物語。自身の存在理由の根源を求め「ここにいる」にたどりつく物語に強く惹かれるのは、私の存在理由の根源を確信できないからなのかとも思う。でもまだまだ人生と和解なんてできそうもない。
(ID失念の為再録ごめんなさい)
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「存在」という言葉の意味を教えてもらった気がします。3巻はもう涙が止まらないです…!!冲方さんの作品はどれも泣けます(爆)全3巻。
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SFになるのか?マトリックスとか攻殻機動隊とか好きな人におすすめ。
ウフコックのようなパートナーと暮らせたら幸せだろうな・・・w
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主人公はバロットという少女娼婦。シェルという男に拾われ十分な暮らしを与えられたが、ある時シェルはバロットを車に残したまま焼き殺そうとする。バロットを救ったのは「ドクター」と「ウフコック」というシェルを追っている事件屋。ドクターはバロットに新しい能力--電子干渉能力:皮膚に移植された神経で肉体外部に電子的な干渉を可能とする能力--を与え蘇生させる。バロットは自分が殺されかけた理由を知るため、万能兵器のネズミ、ウフコックを相棒にシェルの秘密を追う。秘密が暴かれるのを恐れたシェルはバロットの命を再び狙う…。
自らの有効性を証明し続けなければ、社会で存在することが許されないドクター、ウフコック、バロット。お互いの感情が交差する中、戦うことで決着をつけようとする。
二巻では、シェルの記憶を暴くため、バロットたちはシェルの運営するカジノに潜入する。そこで、カジノを相手にとんでもない勝負を仕掛ける。このシーンはバロットたちと、ほかのカジノの客、そしてカジノのディーラーとの心理戦と計算ずくめの勝負が圧巻。
私は、カジノもポーカーも、ルーレットとも無縁な生活を送っている。せいぜいドラクエのカジノで気まぐれで遊んだ程度だ。そんな、賭け事の面白さを良く知らない私にも、このシーンの緊張感は思いっきり感じ取れた。まさに息をする間すら惜しんでページをめくった。
そして最後は、重力を操る宿敵ボイルドとの避けられぬ戦闘。弾丸を弾丸で跳ね返すというとんでもない技を当たり前のように繰り出すバロットと血みどろの死闘を繰り広げる…。
小難しい科学技術の説明なんかは一切なくて、世界観さえつかめれば勢いよく読める作品だ。「ライトノベル完全読本」にも紹介されているようなので、SFというよりはライトノベルよりの本なのかもしれない。
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ハードボイルドSFアクション。ブレードランナー的世界観を有する数多の小説、映画、漫画、アニメ、ゲームの行き着いた先に生まれたような作品だと思った。確かにありがちな設定だが作者が愛情を持って活き活きと登場人物を動かしている感が伝わってくる。
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近未来、少女娼婦「バロット」と万能兵器ネズミ「ウフコック」の物語。
殺されかかったバロットとそれを救った事件屋。
スクランブル09という法律の元、「何故自分が・・・」という疑問をもつバロットと、自らの「有用性」を探すウフコックがコンビを組んで事件に向います。
スピード感ある文体と、ちょっとハードな感じの内容が面白い。