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2010年4月28日 読了。
ちょっとした興味から勉強のために読んだ入門書(?)。
カラー写真もけっこうあるので、けっこうわかりやすい本ではあると思います。
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[ 内容 ]
読書のすすめに耳にタコができそうな皆さん、それはさておき、一緒に本作りの歴史を調べ、印刷、製本の現場を訪ねてみませんか。
美しく、丈夫で扱いやすく、読みやすい本をつくるためにどんな工夫がされているか…。
本は広い世界を歩くためのもっとも便利で、ときには危険なガイドなのです。
[ 目次 ]
1 本と印刷の歴史をたどる―印刷博物館を訪ねて(本を生み出したグーテンベルクの智恵;十六世紀―出版の黄金時代;美しい活字書体;グーテンベルクの発明が動かした社会 ほか)
2 現代の印刷―精興社印刷工場を訪ねて(活版印刷を知る;ポスト活版時代の到来;本作りの実際;色を刷る)
3 製本の仕事―牧製本工場見学
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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実家が印刷屋だったので、活字を戻したり、校正をしたりしたので、とても懐かしく読むことができました。昔懐かしい活版印刷を、コンピュータが普及した現代の子供たちに伝えてくれる良い本だと思います。
機械や作業風景の写真など貴重な資料も多く、新書版にまとまっているのが素晴らしい。
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毎日読んでいる本や私が執筆している本が、こうやって印刷されているんだな、ってのがわかって面白い。
印刷技術の発展は凄い。
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ジュニア新書なんだけど、僕には結構難しかったよ。。。
構成が端的でわかりやすいけど、まだまだ面白く描けるはず。
網羅的に記述するとこうするしかないのかもしれないけど、もっと時代を区切って、各時代風俗をどのように下支えしていたのかを描けば、技術が人々の生活に与えるダイナミズムのようなものが伝えられたんじゃないかなあ。
そうなると新書じゃなくなってしまうけど。
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印刷博物館売店で購入。
新しい技術が根付く度に、版が改められて中身が増補されるのだろう。この本は改版を繰り返しつつもいつまでも出版され続けてほしい。勿論、過去の技術解説はそのまま残して。
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世界史としての本と印刷、そして近代日本における印刷について解説されている一冊。
カラーの図や写真が理解を助けますが、内容は専門的です。
本に関わる方を中心にお薦めできると思いました。
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烏兎の庭 第一部 書評 11.20.03
http://www5e.biglobe.ne.jp/~utouto/uto01/diary/d0311.html#1120
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☆信州大学附属図書館の所蔵はこちらです☆
http://www-lib.shinshu-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BA62483858