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恋愛を軸にしたタイムトラベルもの。
この手の話では、タイムパラドックスを避けるために
“過去の人間に身分を明かしてはいけない”っていうのは
厳しく禁じられると思うんだけど、割とポンポン明かしちゃうのね(笑)
他にもややご都合主義的な部分が気になるものの、
それも時の神=クロノスの奇跡なのかな、と。
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過去の指定の場所・指定の時間に飛べる代わりに、もとの時間に戻るのではなく反動で未来にはじきとばされてしまうクロノス・ジョウンター。時間を操るのだから、そういう理論もアリかなとおもう。タイムトラベルものだけれどSFというよりラブファンタジー。「鈴谷樹里の軌跡」のヒー兄ちゃんに憧れる。
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タイムトラベル・ラブストーリーの達人、梶尾真治の人気作。
クロノスジョウンターというタイムマシンをめぐる男女の物語。
版を改める際に何度も新作を増補しており、作者の相略を感じさせるシリーズである。
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タイムトラベルものの短編がいくつか入ってます
全てに共通するのはタイトルにもあるクロノスジョウンターというタイムマシン
過去へのタイムトラベルの代償は、遡った時間と回数応じて逆に未来に飛ばされる。
どの作品もいいけども「吹原和彦の軌跡」が一番好き
恋愛って労力と時間を相手に割くことだと思ってる僕の理想
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梶尾真治作品を読むのは初めてだったのですが、
しまった!もっと早くに出会いたかった!
とこの本を読み終わった瞬間に思いました。
過去に行ったり、未来に飛んでったり。
自由に行き来できるわけじゃなくて、
制限があったり、代償を払わなければならないという
設定がにくいです。
本格的なSFというよりは、
恋愛要素がメインな感じのお話ですが、
とても面白かったです。
次に読む梶尾作品に迷い中です。
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タイムトラベルものの話。
このジャンルは、「時をかける少女」など、良書が多いですが、本書もその1冊かと。
クロノス・ジョウンターと呼ぶタイムマシンを巡る短編集で、それぞれの話に登場する主人公が、愛する人を守りたいと言う強い想いが伝わり、切なくて、ジーンと来ます。
また、外伝で、クロノス・コンディショナーと呼ぶ、体はそのままで心だけ昔の自分に戻る話も、良い話です。
短編集でありながら、全て矛盾なくつながり、1冊の長編へと繋がる物語です。
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ノスタルジックな連作短編集。タイムトラベルとラブストーリーがうまく融合してて、ほぼいっきに読んでしまった。
長編よりも、短編のほうが好きかなぁ。
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読了してから時間が経ったので少しあいまいな感想です。
SFであるのにとても現代的な感覚で、逆にノスタルジックに感じた。きっと普遍的な人間の感情を描いて、スマートな未来の中に少し人間のどんくさい一面が覗くのが、上手に悲しくも描かれていたからかも・・
いつものごとくいっぱい泣きました。
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私が、カジシンを好むところである、なんとも言えないロマンチックでリリカルさがあふれた作品だ。
しかも、「美亜に贈る真珠」と同じく、”時間”をテーマにしているところが嬉しい。