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永遠に生き続ける少女、円朽葉をめぐる奇怪極まりない研究のモニターに誘われた「戯言遣い」のぼくは、骨董アパートの住人・紫木一姫と春日井春日と共に京都北部に位置する診療所跡を訪れる。が、そこに待ち受けていたのは…。
前巻に同じ。
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▼例えるなら「かまいたちの夜」後半のバッドエンドルート。とにかく人が殺されます。オーバーキルです西尾さん。▼「クビツリハイスクール」の萩原子荻ちゃんが一杯でてきて嬉しいです。▼「サイコロジカル」で、物語の「形式」を取得したんだと思います。今回は結構「形式」に従いつつ好き勝手やっちゃってる感じ。▼非常に西尾維新ブランドらしい、上手に虚構化された死と葛藤。あらゆる意味で記号。重い何かが全て軽んじられた宇宙。▼でも、今までで一番、作家の策士ぶりがわかりやすかった。ちょっと派手にカーニバルし過ぎたかもね。▼って言うと作品を軽く見てるみたいですけど、シリーズ一技巧的で面白かったです。
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マジカル!いまだに、リズムとイズムの存在には納得いってないけど・・。狐出てきたよ。ってことで。で、十三階段の発売日はいつだ?ってことで。
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ミステリとしては、その答えしかないだろうというのを延々と引っ張られて、挙句の果てにそのままだったので、がっかり。
いや、それ以前に。残り半分を過ぎるまで、何の事件も起きないというのは、どうか?「ぼく」のウダウダと続く心理描写を削れば、この本、半分の薄さになるんじゃないの?確かにその思考の方向は面白いし、興味深いのだけど。まぁ、高校生くらいのときに読んでいたらもっと純粋に受け止めたかも知れませんが。「なんか若いね」という捻くれた見方をしてしまう、擦れた大人になってしまいましたとさ。
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自分的には戯言シリーズの前作(サイコロジカル)があまり面白くなかったので、今回の内容はキャラも良いし内容も読んでてあきないから戯言好きさんにはオススメです♪出夢くんが最高ですよ。
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〈ちゃんと終われるのか?〉
最新刊にして戯言シリーズ最終シリーズの『ネコソギラジカル』を読む前に、既刊は全部読破しておくべく、最後に残ったのがなぜかこれ。○○○○は死んじゃうし、×××と△△△は親子というシリーズの根本にかかわってきそうな関係が出てきたりで、締めの□□トリックなんてどうでもよくなりそうな勢いだが、楽しめることは間違いない。いーちゃんは相変わらずだし。おっさんである私は匂宮理澄には萌えんが、春日井春日には反応(?)。
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とりあえずシリーズ中一番好きな作品です。慣れもあるけど、テンションも高すぎず低すぎず、割合バランスがいいと思う。
ただ、「この世界には明らかに物語があ」って、それらは多少の変化はあっても結局落ち着くべきところに落ち着く、みたいな発想は、京極夏彦の『塗仏の宴』っぽかった。そこに生命の種の特質とかを組み込んで、それなりに仕立ててあるのは西尾氏のオリジナルなのかもしれないけど。「観測者」でいようとする狐面の男も京極堂と共通するように思うし。
それを置いておくとしても、話はおもしろかった。匂宮兄妹のメカニズムがおもしろかったし、それぞれのキャラがその設定の中で生きてた。特に出夢くんはナイスなお兄ちゃんで好きです。あと、主人公「いーちゃん」が、ようやく人間らしく、正直に生き始めた。たぶん、異常な事態に直面したら、誰でも彼のようにいろんな言い訳を考えて、逃避しようとするでしょう。でも、それに向き合って、悲しいことは悲しい、悔しいことは悔しい、って思えることが一番自然な人間らしい感情だと思う。そこにたどり着いた彼が、ちょっと「いいヤツだなぁ」と感じました。
今作で、初めて体系的に物語世界の設定が語られ、「ラストボス」狐面の男が登場して、そろそろ物語は収束していきそう。次作が楽しみです。
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シリーズのなかでいちばんショッキングだった一冊。これってネタバレかな。ごめんなさい。やっといーたんの人格の酷さに気付いた一冊でした。
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本当に皆良いキャラしてる。もうミステリー小説ではなくキャラクター小説と化してますが、面白いのでオススメです。
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泣きました。ああ泣いたさ!ボロ泣きでございました。
もちろん出雲くんがステキと感じた。
相変わらずいーちゃんはモテまくりな様子。なんかフェロモンでも巻いてるのかな…あの人は…
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永遠に生き続ける少女、円朽葉をめぐる奇怪極まりない研究のモニターに誘われた「戯言遣い」のぼくは、骨董アパートの住人・紫木一姫と春日井春日と共に京都北部に位置する診療所跡を訪れる。が、そこに待ち受けていたのは…。
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爽快な表現、斬新なイメージのミステリー小説。
とてもおもしろい。
自称戯言使いの‘ぼく’が特徴的なメンバーと共に
巻き込まれて行く事件の数々。
ぼくの周りには、常に不幸がつきまとう?
しかし、ぼくには、そんなこと、関係ない。
トラブルメーカーじゃないのに、
ぼくのいるところトラブルあり。
情報工学の天才、久渚友。
世界最強の請負人、哀川潤。
他多数の個性的なキャラクターが勢ぞろい。
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戯言シリーズ。この回では兄妹がメインで出てくるのですが、この本の表紙をめくってみると・・・素敵な仕掛けがありますよ。
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推理モノとしては反則。やっちゃいけないことやっちゃった。それはまぁ暗黙の了解として放っておいてこの小説は芸が細かい。今回の新規参入キャラは匂宮兄妹とかいう頭のイカれた双子。同じ姿に正反対の性別性格言動行動。それに合わせて本の表紙にも裏表があり表は理澄、裏は出夢が表紙を飾っている。この小説で一番オドロクのはえっ!あのキャラがあんなことに!
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匂宮兄妹が魅力的。そして狐さんの登場・・・!最終章への繋ぎにしては面白すぎる。カバーの工夫にも敬服。