投稿元:
レビューを見る
探偵社に勤め9年目、ベテラン女性調査員藤森涼子(三十台後半)が依頼を受けた仕事がらみの事件を鮮やかな推理で解決する短編集。
すっごい本格推理モノ!ってわけじゃなく、構えずに読めます。その分事件解決の謎解きも凝ったトリックを解きほぐすわけじゃなく、涼子の観察力でいち早く現場の不自然な部分を見抜く、という形になっている。
投稿元:
レビューを見る
この直前に読了した歌野昌午の「家守」との相似点が多い。
「埴生の宿」と最終話の「誰かに見られている」のくだり。
物語自体は全くカケラも似ていないので偶然の一致なんだけど、
この2冊を続けて選んだ自分が怖い。
投稿元:
レビューを見る
へヴィなミステリを読んだ後に読んだので、余計に面白かった。(ソフトだから)シリーズ化してくれればよかったのに。
投稿元:
レビューを見る
訳あって、シリーズ一冊飛ばし。
主人公が難しいお年頃になって、仕事や結婚で悩む。
その逡巡がかなりリアルで、ちょっとイライラしてしまった。
私ったら、どれだけ主人公に入れ込んでるんだろ。
投稿元:
レビューを見る
女探偵藤森涼子シリーズ4作目。連作短編集。
涼子の勤める探偵社が代替わりして経営方針が変わったり、結婚か仕事かで悩んだり。
奇抜さはないが、変わらずしごく真面目な作風で安心して読める。
(図書館)