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ダイアナ元妃のボディガードの回顧録。ゴシップ的な要素はあまりなく、護衛官の視点から見たダイアナさん像が興味深いです。大変、参考になりました。
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ダイアナ元皇太子妃が亡くなった日、あなたは、何をしていましたか?アタシは、その日珍しく友人の家に泊まり、ダラダラ起き、遅い朝食をとりながら、TVを何人かでみていた。すると突然、ダイアナ交通事故のテロップが画面に流れ、その次に流れた死亡のテロップで、大騒ぎしたのを憶えている。まるで冗談!みたいだった。あれから、もう6年たつらしいけれど。アタシにとってもなんだか印象的な日だったな。この出来事は、誰にとっても晴天の霹靂のような話だったのではないかな?ましてやイギリスの人にとっては。
Ken Wharfeはダイアナさんが、皇太子妃の時代'88〜’93に、彼女のSP(王室警護官)として任務についていた警官。彼が、ダイアナさんの近辺警護をしながら見た、素顔のダイアナについて書かれた『「DIANA」王室警護官が見た「英国のバラ」の秘密』(実業之日本社)を読んでみた。今、偶然にも元執事という人の暴露本が、なんだか話題になっているね。王子たちが、それに対して非難しているようだし。この本の著者は、ダイアナ妃警護の前、この王子たちの警護を務めていた。彼は、王子達、皇太子妃ともども、とても好きだったとこの本には書かれている。この本『DIANA』は、興味本位の暴露本ではない。著者とダイアナ妃との心の交流、ダイアナの本当の性格、生活がかなりの信憑性で書かれているし、今、騒がれている暴露本のような、今は亡き死んでしまった人への意味もない中傷が書かれているわけでもない。
ただ、ダイアナという波瀾万丈の人生を短く生きたひとりの女性の近くにたまたまいることが出来た人間として、彼女を冷静に見つめようとしているのがわかる。彼に対して、かなり好感が持てた。『暗殺説』も最近また、出てきているけれど、彼はこの出来事は、不幸な『事故』と言い切っている。その理由も述べられている。ダイアナさんに対しては、様々な人の、色々な見方があると思うけれど、アタシはイヤな印象はほとんどない。正直な人だし。ただ、欲張り過ぎかな?とも思った。すべてを持とうと走りだしたその途端の出来事だったんだよね。そんなに上手くはいかないのだろうね。。人生って。
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長年、ダイアナ妃を警護したスコットランドヤードのケン・ウォーフが書いた、少し暴露本のような内容。
しかし、ダイアナが信頼していた警護官として、警護の苦労や
実態なども書いてあります。
この本の中の「我々が最も避けなければならないのは格闘すること」という言葉は今でも私の警護活動の礎になってます。
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ダイアナ元皇太子妃のSPだった警官から見た彼女の軌跡。
これ読んで一気にチャールズ皇太子が嫌いになった。あんなにきれいなお姫様もらっときながら、愛人との交際をおおっぴらにするとかそりゃ普通の感覚では考えられないだろう…って。
それでも、そんな状況でも頑張っていろんな活動に手を差し伸べてきた彼女の功績は今も私の中に生きているし(エイズへの偏見が最初からないのはダイアナさんが身をもって証明してくれた事がきちんと伝わったから)、色々な人の心にその温かさが今も残っていると思う。
そう言う姿をきちんと伝えてくれた本に最初に出会えた私は幸せだと思った。
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妙に文章が上手いのが気になるが、それなりに面白かった。
なんだかんだで15年以上前かと思うとあっという間に読み終わった。
息子とその嫁がメディアを賑わせているのを見るとなんだか感慨深い。
本自体は、ダイアナの痛い感じがよく出てて切なくなる感じ。